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スーパーオールスター 善と悪の複雑交差
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第一部 プロローグ
2013/04/04(木)14:08:45(11年前) 更新
まずキャラクターからです。知っていたら見なくてもいいけど、念のため見ておいたほうがいいかも。
長いので省略していただいてもおkです。
宇宙の果てには、世界がある。
世界には並行して、たくさんの時間、たくさんの者が動き回っている。
そして我々の「人類が暮らす宇宙」と並行には、「スーパーマンがいる宇宙」や、「動物がしゃべる宇宙」というのも、あると言われている。
そしてこの物語は、「人間が暮らす宇宙」からは遠く離れた、たくさんの宇宙での物語である…。
この青い星の一角に、一匹のハリネズミがいた。
その名は――――ソニック・ザ・ヘッジホッグ。この「宇宙」では、何度も世界を救った、スーパーヒーローとして親しまれている。
最近までは専ら、仲間と共に自由気ままな生活を送っていた。
しかしそれが彼らの世界の「あるもの」によって、突然終わるなどと…彼らは考えてもいなかった…。
この世界には、「アーク」という名のスペースコロニーがある。
そのあるところでは、五人の科学者たちが座っていた。
「準備は着々と進んでいるな?」
「ああ…全くな。」
どうやら、何かを企んでいるようだ。
「これからが楽しみですねぇ。」
「こういう協力も悪くないな。」
「ああ。私たちが協力したのは、やはり成功だったようだな…。」
協力とは…何のことを言っているのだろうか。とにかく、その科学者たちは皆、怪しい笑みを浮かべている。
「ここにあるエメラルド、ダイヤ、パワーストーン、世界リングそしてクリスタルが合わされば…楽しみだ。」
どれもどこかで聞いたことがある名称だ。一体、何をする気なのだろうか…。
と突然それらが、光を発し始めた。
そして…光は世界を包んだ…。
「なんだ!?地面が揺れ始めたぞ!!」
白銀のハリネズミ――シルバーが叫んだ。
この世界での日付は6月23日―――ソニックの誕生日だった。そのパーティーのため、今までソニックと共に戦った盟友たちがほぼ皆集まっていたのだった。
「一体…何が起きているんだ?」
ソニックがそう言いかけた時、大地の揺れはさらに激しくなった。
「まさか…カオスコントロール!?」
黒いハリネズミ―――シャドウは、そう予想した。
カオスコントロールとは、時空を超える能力のことだ。普通、10年20年の時間、あるいはある一定の距離の中での能力だが、大きなものになると惑星単位でのものになる。
だが、後者でさえもここまで大きいものではなかった。
「どういうことだ…。」
シャドウは考え込んでしまった。
一方、同じことが別の「宇宙」で起こっていた。
「地震が発生しています 地震が発生しています 住民は速やかに避難してください」
サイレントがワンワンと響く町。
「な、何が起こっているんじゃぁぁぁぁ~!?」
それぞれの「宇宙」で、慌てる住民。
「くそっ…何か解決策はないのか…!?」
そして、それぞれの仮説を持ち、思い悩むヒーローたち。
…と突然、物凄い光がどこからか発された。皆まばゆい光に目を射られ、目を開けられなくなった。
そしてその次の瞬間、ヒーローたちの体は宙に浮いた!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!……」
光が消えた後、英雄たちはその場から消えた…ある「宇宙」の一人を除いて。
「アクさん…悪役さんがまたなんかおっぱじめたみたいだぜ?」
……………………………
地震が収まった後、ある少年はテレビをつけた。
「ああびっくりした…あんな大きな地震、今までなかったよ」
その少年の名はクリストファー・ソーンダイク。かつてソニックとともに冒険した人間だった。
テレビでは、どのチャンネルでもニュースをやっていた。さっき各世界で起こった地震のことを伝えているのは、言うまでもない。
「…さて先ほどの地震についてなのですが、ご安心ください、各地で津波などの2次災害の影響はないということです。繰り返します、各地で津波の影響はないということです。…」
キャスターは画面の向こうでそう言った。
「よかった…土砂崩れがあるのかと思って心配した…のお、クリス?」
そう言ったのは、クリストファーの祖父のチャックだった。
「そうだねおじいちゃん…それにみんな家の中も無事だったみたいだし。」
「しかし各地で死者も出ておらん…こんな不思議なことがあるものだろうか?」
クリストファーは祖父と共に、ニュースの続きを見ていた。と、その時速報が、テレビ局に届いたようだ。
「おっとこれは…?速報です、先程午前9時ごろ、浜辺にたくさんの小動物が漂着しているのを、通行人が発見しました。その際の映像です。」
と同時に映像が流れた。
そこにはナレーターの言った通り、たくさんの小動物がいた。白い毛に赤茶色の毛に、…。
と同時に、見覚えのある人物が、そこにはいた。
「ソ、ソニック!?」
2人は思わず、テレビに向かって叫んでしまった。
そう、それはソニックだったのだ!どうやら彼らはこの世界に飛ばされたようだ。いや、ソニックたちだけではない。マリオやクロノア、クラッシュ、そして―――赤い小さな恐竜、さらにその仲間たちもこの世界に飛ばされてしまったようだ。
ナレーターは続けた。
「現在、原因の究明を急いでいます。この後国際警察は、調査のため砂浜への出入りを禁止するとのことです。」
一方ここは研究室。そこには、知っている人にとってはどこかで見たことのある長身の青い男と、卵形のへんな物体…もとい人物、がいた。エヌ・トロピーとエヌ・トランスだった。
「トロピー様。本当に今でいいランスね?」
「オフコース。というか、今しかないんですよ。さっさとドゥーしてしまいましょ。」
「分かったランス。」
トランスの目の前には、何か機械がある。トランスは、その機械に向けて、何か念じているように見える。
「もういいでランスか?」
「あとア・リトル…あ、もうベターです。じゅうぶん。」
そう言うとトロピーは機械のボタンを押した。そしてたちまち、怪しい空気の波に乗って、怪しい紫色のガスが町中に広がっていった。
それと同時に、人々は何かに引き動かされているように皆、床に就いて行った…。
その頃、ガスが到達しておらず、影響を受けていない浜辺では、すでに二人が起きていた。
「う…ふぁぁぁ…」
ソニックの弟分、テイルスが大きな欠伸をした。とその直後、テイルスの耳と鼻に、はっきりと異様な何かが感じられた。
「あれ…?」
テイルスが目撃したものは―――紫色のガスみたいなものが、空気の波に乗っている、そんな異常気象だった。しかも、こっちに迫ってくる。
「おいテイルス…何だよあれ!?」
シルバーも危険を察知したのか起きていた。
「分からない…ちょっとみんな起きて!!ねぇ!ねぇってば!」
「おい、起きろみんな!」
と間もなく、紫色のガスが浜辺を包み込んだ。
「ほ…ホントに何だよこれ…」
シルバーがそう言いかけた時、突然強烈な眠気が二人を襲った!
「ッ…」
二人は喋る時間もなく眠ってしまった。こうして、この世界の人々は一人残らず眠りについた…。
こうしてこの物語は始まった。
―――次に彼らが目を覚ました時、そこはテーマパークと化していた。そして彼らが最初にとった行動は…
その後しばらくして、そこに別の世界からある人物が来た。それはこの世界に飛ばされず仲間だけ飛ばされたために、ガスの影響を受けなかった「あの」人物だった。
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