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スーパーオールスター 善と悪の複雑交差
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第一部 第八章 赤の行方と敵対の始まり
2013/04/11(木)21:02:26(11年前) 更新
この物語は、始まった…
第一部 決闘!奇跡のライバルたち ~悪と悪、善二名。~
「お前ら、この勝負に勝つ気あるのかよ?」
「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
塵の塊は崩れ落ちた。
「終わった…のか?」
三人ともそう思った。
煙霧の中には、確かに黒い影があった。
だが、その影の正体は倒れていて、しばらく動くことはなさそうだった。
「やっぱり、あの一撃は効いていたか。勝負を挑んできただけに、手ごわかったかな」
シルバーはそうつぶやいた。
聞き覚えのある声が激励したのは、次のタイミングだった。
「シルバー、コングラッチュレイションズ!すごかったじゃないか!」
「ソニック!シャドウ!まさか、見てたのか!?」
「ずっと見ていたのだが…まったく鈍感な奴だ」
ソニックたちは喜びを分かち合った。さっそく、敵に勝った喜びを。
「ソニック!大変だよ!!」
ソニックの元に、子狐テイルスが現れたのは、それから数分経った、その後だった。
「ヘイ!どうしたテイルス?」
「焦るほど重要なことらしいな」
「何か、大変なことでもあったのか?」
「カオスエメラルドが、盗まれちゃったよ!!」
「な…なんだって!?」
自分の世界の大切なもの、それを盗まれたとなると、さすがのソニックも驚いた。
「たくさんの人に狙われてるみたい…中でも、王泥棒が!」
「王泥棒…?まさか、ギェングか!?」
シャドウには思い辺りがあるようだ。テイルスは頷くと、先程起こったことの経緯を説明した。ついでに、ギェングのことについても。
「…、というわけなんだよ!」
「カオスエメラルドを…ギェング達は何の目的で?」
「それは、解らない。だけど、とにかくその人に盗まれたんだよ」
ソニックは、テイルスの隣と後ろに誰もいないことに気が付いた。
「ちょっと待てテイルス。じゃあ、ナックルズはどうなったんだ?」
「それが…」
「まさか…消えた!?」
「うん…。煙がなくなって、涙も収まった時には、ナックルズも、その兄弟もいなかったんだ」
催涙煙がまだ漂っているとき、うっすらと人の気配があった。きっとギェングの部下だろう。
「また人質か?ナックルズも大変だな」
「でも助けないことには根本が解決しないしな…」
ナックルズを助けるのは疲れる。生真面目な性格が災いして、いつどこに何しに行くかわからないから。
「分かった。僕とシルバーはギェングから情報を聞き出す。ソニックとテイルスはナックルズの居場所を察知してくれ」
「ええっ!?別行動で大丈夫かなぁ」
「お前には機械があるさ。それさえあれば大丈夫だって」
これで、シャドウの提案に異議を申し立てる者はいない。
準備をして、別行動をとることになった。
「じゃあ次会うときは、いい情報待ってるぜ!」
「うん。じゃあね!」
「ソニック」
シャドウが声をかけた。
「うん?」
「これを持って行け」
シャドウは彼に袋を手渡した。
「ワッツイズイット?」
「他の敵に見つからないようにな。あとは…泳げない君のためだ」
「おいおい…冗談抜きかよ。それと、オモチャはごめんだぜ?」
ソニックの言うオモチャとは武器のことだ。自由主義のソニックには、そんな道具は必要ないのかもしれない。
「武器は入っていない。わざわざ入れてやらなかったんだ、感謝しろ」
「な~んだ。サンキュー」
「お~い、そろそろ行こうか!」
「おおっと。じゃ、シーユーネクスタイム!」
こうして、ソニック達は、一旦別れて行動を共にすることになった。
ソニックが未だかつて経験したことのないプライドの穢れを知るのは、それから間もなくのことであった…。
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