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スーパーオールスター 善と悪の複雑交差
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第一部 第十三章 決闘!軍団対ハリネズミ
2013/04/23(火)23:52:36(11年前) 更新
この物語は、始まった…
第一部 決闘!奇跡のライバルたち ~悪と悪、善二名。~
「お前ら、この勝負に勝つ気あるのかよ?」
「まあ大丈夫だ、逃げ場がないから。お前は本部には行かせられないからな」
カズキは見下すような目でシャドウを見た。が、シャドウは未だ冷静に構えている。
「フン、僕が本部に行くと思っていたのか?」
「何!?」
「甘いな。僕は本部には行かない。その代わり…」
「君達を懲らしめてやろうと、そう思っているだけさ。」
WARNING!!!
「そうと決まれば…まずはこっちからいくぞ!」
ケロ次郎が剣をシャドウに、が、シャドウはひらりと避けるとケロ次郎に向き直り、
「ぐあっ」
ホーミングアタックをお見舞いした。思いがけず吹っ飛ぶケロ次郎。
「気合い玉だリーン!」
「虹宝刀、雷の剣!」
すぐにモリトとリンの合同攻撃が入る。シャドウは反応したが、気合い玉を肩に掠らせる。
「弱いな」
しかしダメージは無いに等しかった。
「なら、かずきジェット!」
でた、オナラ。こんなところで使うのもなんだけど…。
「んな…!?そんな攻撃を持っていたのか」
シャドウは鼻で笑うと、カオスエメラルドを取り出す。
「カオス、コントロール!!」
時が止まった。カオススピアの乱舞。
時の流れが元に戻ると、矢は一斉に飛び散った。
「モー!?」「リーン!?」「うわ!」
避けようもなく、イロスマ勢は皆、大ダメージを受け、リンとカズキはやられてしまった。
「こいつ、只者じゃないな…」
「ケロ次郎、こいつの弱点は…?」
ケロ次郎が言うまでもなくシャドウが答える。
「ないな。探せばあるかもしれないがな」
そう言うとシャドウは再び、カオスコントロールで時を止める。
時を止めるのだから、どうやってもよけようがない。
そしてケロ次郎とモリトへの集中攻撃を決行する。
「貴様らは何となく強い気がするが、あのペンギンよりは弱そうだ」
時の流れが戻って、ケロ次郎も、モリトも、呆気なくやられてしまった。
こうしてここにいる、残るイロスマ勢は、ビングー、プラズマ、かずき、ナケット、デビモリトの6人だけとなってしまった。
続いて、カオススピアでの集中攻撃が始まったが、5人とも素早く、ほぼすべて避けている。
しかし、避けているだけで、ほかに動ける場所もなければ、攻撃するチャンスもつかめなかった。
「くそっ…!」
ビングーは歯痒くなった。さっき、シルバーとやらに退けられたバタフライナイフは、横の木に刺さっていた。
手を伸ばせば届く距離なのに、つかめなかった。
ちょっと気を緩めたすきを衝かれたデビモリトとかずきがやられ、残りは三人となった。
しかし、その後は反撃の嵐だ。
「これでもくらえ~!」
突然、ナケットがボウリングのボールを投げた。
「ぬわ!?」
シャドウは足を取られて転んでしまった。
その間に、ビングーが木に刺さっていたバタフライナイフを手に取り、プラズマは落ちていた袋から爆弾を取り出した。
「いまだ、フルボッコにしてやる!」
BOKABOKABOKABOKABOKABOKABOKABOKABOKABOKABOKA
BOKAN!!
「っておい、いないぞ!」
三人がシャドウがいないことに気付いたのは、しばらくしてだった。
と、次の瞬間、言いようのない痛みが、後頭を襲った。
「う゛っ!?」
目の前に火花が散る。ぐらぐらと歪む視界に、黒い物体が見える…気がした。
「僕の勝ちだ。本部に報告しておいてやろう。感謝しろ」
そう黒い物体に宣告されたところで、意識は途絶えた。
全滅だった。
一人で負傷もほぼなく、10人もの戦闘員を倒した黒いハリネズミの姿は、彼らが冒険を共にした後も、皆から慕われていると言う。
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