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スーパーオールスター 善と悪の複雑交差
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第一部 第十七章 まったくどうすればいいんだか
2013/04/29(月)23:08:19(11年前) 更新
この物語は、始まった…
第一部 決闘!奇跡のライバルたち ~悪と悪、善二名。~
「お前ら、この勝負に勝つ気あるのかよ?」
「では、ここの調査を任せよう」
大魔王クッパは勅令を出した。
「おいおい、この洋館を調査しろだと?無茶すぎだぜ…」
旅館の門の前に来て、大魔王の八人の部下は立ち止まった。
「ていうか、ここホラーハウスなんじゃない?」
と誰かが言った。
「よし、じゃあさっそくお化け退治にでも行きますか!」
と、隊長のルドウィックが宣告して進んでいく。
「え~!?嫌だよそんなの!」
と、大魔王の息子―――クッパジュニアが拒んだ。
「もー、気味悪いじゃん…」
だが、『じゃあ、ここに残る?』と説得された。さすがにそれは嫌だったんで、全員、ついてきたわけだ。
「いや、お化けが住み着いて居そうではないな…それに、誰かが調べた跡があるぜ。足跡は新しそうだから、最近かな」
ルドウィックはそう推測した。
「うーん…じゃあここにお宝とか何かがあったって事なの?」
と、メンバーの紅一点であるウェンディが訊く。
「そうだな。祭壇らしいものがあるような感じの部屋はもっと奥だがな」
「そこまで行ったのかな?ソイツ」
「行ってないだろう。廊下がいっぱいあって迷うし、第一たどり着いたとしても、帰るのは無理だ」
「そう…」
外部を周るのに10分かかったのだ、それだけ広いということだ。
できれば正面とは別のところから入りたいのだが、裏口らしい裏口が見つからなかったので断念した。
「こ、これは…!」
メンバーの中でも真面目なイギーが何かを発見した。
「どうした?」
みんないっせいに、彼の元に集まる。彼の目を引くものは、大抵、タメになるものだ。
「これ…油だよね?しかも、ついさっき落ちたっぽい」
イギーの指差す方向にはぽつぽつと、油が落ちている。
水分も蒸発しておらず、澄んでいるから最近のものとみていいだろうと思ったのだ。
「まさか、この先に誰かいるの?」
「いなきゃおかしいだろ。迷っちゃった馬鹿なやつだ」
「シッ、静かに!ちょっと話を聞いてみよう」
「何だよ~、この施設えげつない程広いぜ」
ヤンキーっぽい口調の男の声が聞こえた。
「ブッ…やっぱり迷ってんじゃん」
ルドウィックはつい吹き出してしまった。…向こうにはばれていないらしい。
「つーかさー、お宝取った後道が分からなくなるとか終わってんじゃん」
「お宝だと…!?」
クッパの部下はみんな、目を丸くした。
「でもやヴぁいかもな」
八人の中でも体格が大きいロイが冷静に言った。
「何がさ」
「向こうの口調がワルそのものじゃん?俺ら、ツッコんでったら終わるぜ」
「あ、なるほど…」
たしかに、悪い奴そうなのばっかりだ。ロイの言うとおり、そのままで行ったらヤバいことになる。
「何言ってんだよ、お前達!」
と、声を荒げたのはクッパジュニアだ。
「え。おい、まさか行く気かよ…!?」
ロイもルドウィックも信じられない顔をしている。
「ジュニアの言うとーりだよ。やっぱり、ここはこらしめてやるのが一番だよ!」
ちびっ…いや、背は小さいけど心は広いレミーもそう勧める。
「そうだよ。やっぱりここは全力で行こうよ。そうじゃないと、ジュニアのパパがここの探索をしろって言った意味ないし」
ラリーも奨める。
「いやもうちょっと様子を見た方が…。相手は四人だよ。それにみんなデカいし」
イギーは目がいいから、相手は四人だと明確にすぐ分かった。
「………」
それをきいて一同は硬直した。怖くなってきたのだ。
どっかの赤い帽子さんなら完璧に打ちのめしてやろうと思うけど、デカいと言われるとそうもいかなかったりするものだ。…ところで『どっかの赤い帽子さん』って誰のことだっけなあ。
「……じゃあ、しばらく様子を見ようか……」
「結局そうなるんだよね…」
子クッパ(プラスアルファー)はしばらくその場から動けない。▼
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