第６話

2013/04/01（月）22：14：15（11年前） 更新

クラ「真っ白なのだぁ～～･･････ハッ･･･ハッ･･･ブァアックショォン！！」
アク「クラッシュ～。おヌシ、ズボンいっちょじゃ寒いじゃろ？」
クラ「･･･ゆ･･･雪山か･･･」

クラッシュ達は雪山に来ていた。くしゃみが出るくらい、寒かった。
アク「ま、板切れには関係ないがの」
クラ「んん～～？？アクアク爺さん、いつだったっけか、仮面から鼻水凍ってたような･･･」
アク「･･････あれは見間違いじゃろうて。さ、さっさと行くぞよ！」
クラ「（話しそらしやがったのだ･･･）･･･あ、箱やリンゴ～～^^」

･･････こんな寒いところにどーしてリンゴや箱がいっぱいあるかって？･･･今更気にしたら負けである、今更･･･。

アク「クラッシュ、気をつけるのじゃ。特に、スピンするあのペンギンは要注意じゃ。」
クラ「あ～～あいつだ！名前は･･･えぇ～っと･･･」
アク「グリン、じゃろ？アシカのジョーもおる。ニックは･･･見当たらないのぉ～」

グリンは滑ってはくるくると回転している。うまくスルーしようとすると･･･
グリン（以下、グリ）「あ！変なオレンジ色の犬がいるぞ！」
クラ「い、犬じゃないのだ！バンディクーなのだ！！」
グリ「おぉ～い！あつまれぇい！変な犬がいるぞ～！」
クラ「だからバンディクー！分かる？バ・ン・ディ・ク・ー！！」
そんなこも聞かず、とあるグリンは仲間を呼んだ。

クラ「うわぁ～、ペンギンやアシカ、アザラシにハリネズミまで！」
グリ「よ～～し、そろったな？」
クラ「な、な、なんなのだ？」
グリ「きゅきゅきゅ･･･よそ者にはうさばらしだぁ～～！いけ～～！」
アク「は、はぁ！？ここでも動物たちはストレスいっぱいか！？」
クラ「ぎゃ～～！にげろぉぅ～！隕石効果は怖いのだぁ～！」
アク「クラッシュ！このストレス具合じゃ、すっとレスキューはできないぞよ！」
クラッシュはカチコチに凍りそうになった･･･
クラ「ぬぉ～！･･･あ、あれは！アクアク箱が二つ！」
アク「お、チャンスじゃ！！」
クラッシュはうまく2箱壊すと、神秘のパワーが爆発した！！
クラ「パワー全開！！やなやつやなやつ、吹っ飛んでけ～～！」

無敵になったクラッシュにふれようとするものは、あっという間にぶっ飛んでいってしまった。
グリ「きゅ、きゅ～～・・・」
クラ「やったのだ！！」
アク「落ち着いたようじゃの。さぁ、行くぞよ！」

しばらくクラッシュは進んでいると、何度もみたことのあるクマを見つけた。
クラ「あ、ポーラなのだ！！」
ポーラ（以下、ポー）「アウン、アウン！」
クラ「おー、オイラが来てうれしがってるなぁ～」
ポー「わん、きゃん！（またクラッシュ乗せるのかぁ～･･･）」
お互いの考え方は食い違っていた。なんだか嫌そう･･･
アク「クラッシュ！ポーラに乗って、爆走じゃ！」
クラ「にっひっひぃ～･･･」
ポー「くう～ん（まぁ、いいや。さっさと乗りなよ）。」

ごろん！！
クラッシュ勢いよくポーラのところへ前転して乗り込んだ！
クラ「いやっほ～！爽快なのだ！」
アク「まだ今のところ、パワーストーンはないのぉ」
と思っていると、何やら落ちたらまずそうな池がたくさんあった！ぼこぼこと！
クラ「い、いやすぎるのだ！！」
アク「隕石で空いた穴かの？クラッシュ、落ち着け！テンポよくジャンプや左右移動じゃ！」
クラ「ポーラ！ま、任せるのだ！」
ポー「もぉー！」
だんだん前方がまぶしくなって、ポーラは走りづらそうな感じだ。
ポー「わぁ～ぃやっほ～！（まぶしくて走りづらいよ～！）」
アク「石像にも、注意じゃぞ！･･････あ、パワーストーンじゃ！」
クラ「よっしゃあ！そ～れ！」
といってまぶしいを少々耐えて、パワーストーンをキャッチ！
クラ「ゲットゥ～･･････って、エ？」
ポー「キャン、キャン！（崖だ～！！）」
ポーラは身の安全のため、急ブレーキをかけた、が･･･
クラ「お～、オイラをぶっ飛ばすな～～！」
ポー「･････････（ボーゼン）」
運良く、というか仕組まれた感じで陸地があり、なんとか着地できた。
クラ「た、助かったのだ･･･」
アク「光の輪があるぞよ」
クラ「た、たどり着いたのだ･･･」
クラッシュは光の輪めがけてとことこ歩いていった。
クラ「････････････ハァ･･･」
シャァァ･･････クラッシュを包んだ光は上空へ消えていった。

クラ「た、ただいま～～」
ココ「お帰りなさ～い･･･あぁ！頭がキンキン～！」
クラ「今度は何をしてるのだ？」
ココは、かき氷を食べていた（しかもリンゴシロップたっぷり）
クラ「ドテッッ！･･･最近なんかいろいろ食べてない？太っちゃうよ」
ココ「太りはしないわよ、運動してるもん！それにしても、なんだかポーラみると、かき氷思い出しちゃうのよ～」
アク「そういえば、あの白クマはかき氷屋を営んでたのぉ～～」
クラ「あんな父さん助けて何になるんだろ･･･」
クラッシュはシラッとした目でつぶやいた。
ココ「それより、これでパワーストーンは10個ね！」
クラ「おう！次のボスはだれなのだ～？？」
ココ「えぇ～～っとね・・・」
彼女は食べかけのかき氷を横において、急いで確認した。
ココ「エヌ･トロピー！！」
アク「ん？やつにしては、意外と早めのご登場な気がするのぉ～」
クラ「出てくるタイミングなんて関係ないのだ！」
クラッシュは自信たっぷり。過去にも3回以上は彼を破っているわけだし。

ココ「ん？音叉以外にも何か持ってるっぽいけど･･･」
クラ「どうしたって、オイラの相手にはならないのだ！」
アク「忘れるでないぞ、クラッシュ？ダブルジャンプを忘れて、できないんじゃろ？」
ココ「え、そうなの！？･･･ププッ」
クラ「ろくにダブルジャンプもできないココに言われたくないのだ！」
なんだかクラッシュはあせり出したかも･･･
クラ「い、いや。オイラは勝てる！」
クラッシュはがむしゃらに意気込んで、エヌ･トロピーとの戦いに向かった
ココ「お兄ちゃん、がんばってねぇ～･･･さ、ちょっとお昼寝タイムにしようかしら･･････モニターばっかり見てると、目、疲れるし･･･」

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