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Crash Bandicoot Coco's Tale
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第15話
2013/04/22(月)21:58:55(11年前) 更新
ディンゴダイルは、ゆっくりとそのマシンを持ち上げて見せた。
ディ「どうだ~これがオレっち専用の最新のマシンだ!」
モー「ううん。でかいんだな」
ジョ「オレッッッ様じゃぁ、もちあげられっっっそうにねぇな。」
すっとしているジョーには、確かに無理そうだ。
ディ「へへっ!オレっちは軽々とせおえるんだぜぇ。」
ディンゴダイルは直後に背中に背負ってみた。様になっているというものである。
ジョ「ッッッそういえば、おまえっっさんがレーッッスに勝った時、っっっ背負ってたなぁ?」
ディ「おおう!覚えてたか!ありゃ昔の火炎放射器だぜ!」
モー「ひぃぃ!お、おっかないんだな!」
剣使う君たちが何を言っているんだい。十分ゾゾゾだぜ。
ディ「でもこれはちょいと違うんでぇ。炎は確かに出せるが……」
ジョ「ッッッスゲーやつか?炎以外出せたり…」
彼は気分が高揚して、話を続ける。
ディ「そのとおりさっ!エヌ・ジンの旦那に改良してもらったんだでぇ、いかしてるだろ、ベイベー!?」
モー「いんやぁ、いい感じなんだな。」
喜んでいるディンゴダイルだったが、少しシュンとなってしまった。
ディ「・・・にしても、タイニーの奴、どこで何をしてやがるんだろうなぁ…」
ダチの事を思い出すと、残念だと思う男だ。義理厚いなぁ、おい。
ジョ「ま、まぁよ、オレっ達もっっっ再会できたわけだっっっし、大丈夫だって・・・」
ジョーは自分の境遇を示し、元気づけようとした。
モー「大事な兄貴と会えたんだな。あんたも、絶対会えるんだな。」
ディ「コモド兄弟…おめぇら、いいやつじゃねぇかよ~!!」
彼は、トカゲの兄弟のことを思うと、自分も平気だと思えるようになった。マシンのメンテは続く。
兄弟「じゃ、がんばれよ!!」
彼らは去って行った。
ディ「いいやつらだなぁ・・・よし!これが終わったら、シェイクスピアの本の気になる続きだ!わくわくすっぜぇ。」
ココ「ココウィングからの眺めってやっぱりきれ~!」
ピンク色の飛行機『ココウィング』に乗って、ココはエナジー・スカイハイマシンの破壊を試みる。
ココ「こりないやつらね~。この愛機で撃ち落としてやるんだからぁ!」
まずエナジー・マシンの数を確認。……5つのようだ。しつこいドッグファイト研究員もいる。
ココ「これをやっつけたらいいのね…」
1つ目のマシンに接近し、とにかく発射する。
近くで妨害が襲ってくるが、もう使い慣れているので、スピンではじきまくる。
ココ「スピンばっかりしてたら弾けるけど…ちょっと酔うのよね。」
だいぶ撃ったのか、マシンはバランスを崩し、そのまま地面へまっさかさま。
幸先よく決めたので、次の2つ目へ向かう。
ココ「・・・黄色い風船はわっとかないと…」
今回は、風船を壊しても箱は自動で壊れてくれるから安心。(『3』仕様)
(※風船の箱について、『3』では大丈夫ですが、『アド1』では壊れてくれないので不親切設計なので~す。)
ココ「ラッキー!救急箱ね!」
うまく?箱を壊して、耐久力は回復、おまけに1UP。いいねいいね。
気分に乗り、2つ目も3つ目もスピンで弾を弾きながら撃破。
ただ、4つ目に来たとき、異変が起こった。
ココ「周りにバリアが張られてる・・・?」
近づいても、飛ばされてしまい、破壊不可能。弾も効かないのだ。
ココ「(前もこんなのあったような・・・)」
バリアを発生させている取り巻きの機械を、破壊する必要があるのだと分かった。
狙いを定めて、うま~く命中させる。
ココ「目が疲れそう…だけど、このままほったらかしにするわけにはいかない・・・」
ドカ~ン。見事破壊。バリア解除で、そのままの流れで4つ目も破壊。
さぁラスト5つ目。
ココ「さ、残りの箱壊しとかないと…。」
黄色い風船の箱は、順序良く壊して・・・ダイヤが手に入った!
うれしいはずなのだが、大事なことに気づく。
ココ「ダイヤがあるわ。もう箱はない・・・やった!っっってぇ、耐久力42パーセントしかないじゃないの!」
救急箱がないのは、この局面では危ない。恐らく、取り巻き破壊に夢中で、スピンの余裕がなかったのだろう。
酔うのを覚悟して、スピンを連続して、バンバンと撃っていく。
ココ「ううう~~。」
つらそうだ。取り巻きは壊せたものの、
残り29パーセント。
ココ「(・・・まだ4分の1残ってるわ。焦っちゃダメ、焦っちゃ・・・)」
びんぼんびん!!
残り:21パーセント。
ココ「(ほ、ほら、5分の1はあるから・・・)」
ぼん!
残り:16パーセント
ココ「(・・・6分の1しかないじゃないの~~!)(泣)」
撃ち落とした飛行機が復活して、再び襲ってきている。
ココ「え~い!!イチかバチか!!」
ちょっとココらしくはないが、マシンにギリギリまで接近して、迷いなく撃つ、撃つ、撃つ!!
妨害を間一髪かわし、マシンを破壊してミッションクリア!
ココ「こんなにピンチに陥っちゃうとはね・・・」
パワーストーンが手に入り、戻っていった。
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