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Crash Bandicoot Coco's Tale
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オープニング その2
2013/02/11(月)23:03:34(11年前) 更新
同じ頃、タスマニア島のクラッシュ宅にて・・・
例の兄妹が、口げんかをしていた。
ココ(以下、ココ)「なんべん言ったら分かるのよ!!?私知らないわよ!!」
クラッシュ(以下、クラ)「い~や!ぜ~ったいココなのだ!!」
どうもクラッシュが楽しみにしていた、珍しいリンゴをココが食べたのいうのだ。
ココ「忘れたんじゃないの!?この脳ミソよわよわさ~ん!」
クラ「(むきっ・・・!)オイラに限って絶対ないのだ!バンディクー失格~wwおまけに頭でっかちガミガミ女~♪」
クラッシュは普段こんなことを思っているはずもないのだが、苛立っているためかこんな言葉が出てきてしまう。
ののしられたことで、ココは堪忍袋の緒が切れた。
ココ「(ぶちっ!!)ふ~~~ん・・・」
・・・するとココは、持っているピンクのノートパソコンから、赤いボタン式のスイッチを出した。
クラ「な・・・!!」
ココ「これで頭、冷やしてきなっさ~い!!!」
ドカーン!!
クラッシュの近くにおいてあったラジオが軽く爆破し、クラッシュは外へ吹っ飛ばされてしまった。
クラ「いでっ!!」
ココ「お兄ちゃんには、せっかく作ったリンゴケーキ、抜きにしちゃお~~っと」
クラ「ふ、ふんだ!えらそーに!ココの作ったケーキなんて、100パーセント不味いに決まってるのだ!!」
クラッシュはぶっきらぼうにその言葉を吐くと、家から離れていってしまった。
クラ「ココなんか、もうオイラの妹なんかじゃないのだ!!」
ココ「プンプン!!」
パソコンで作業していると、木彫りの仮面、アクアクがやってきた。
アク「お~、ココではないか。相変わらず忙しそうじゃの~」
ココ「あ、アクアクさん!!」
アクアクは島の守り神であり、クラッシュやココにとっても、非常に頼もしい存在だ。こう見えてウカウカや魔神を封印したこともある。
ココ「どーしたの?」
アク「いや、これといってはないんじゃが・・・おや、オヌシ、クラッシュこそどーしたのじゃ?」
今、彼女は兄のことを考えたくはなかった。
ココ「知らない!もうあんなの!」
アク「はぁ?」
ココは、リンゴケーキを取り出して食べようとする。
アク「・・・・・・ぬぉ!?ココ、このケーキ・・・」
ココ「何よ?」
アク「クラッシュがまるかじりするのを非常に楽しみにしていた、なかなか見られんブロンズアップルを使っているようじゃの・・・?」
ココ「え、そうだっけ・・・・・・?・・・・・・!!」
彼女は一瞬、少しというか、とてつもなく気まずいと脳裏をよぎった。
アク「・・・お、おい、ココ?」
ココ「あわわ・・・どうしよう・・・私のせいだった・・・お兄ちゃんになんて言おう~~・・・」
急に顔が青くなり始めた。といっても、某時間博士にはかなわない。
アク「ま、まさか・・・?」
ココ「知らない間に、使っちゃってたみたい・・・」
アク「な、なんとぉ!!」
アクアクはひどく驚いている。
ココ「・・・・・・でもよく考えたら!!分かりづらかったわ!ちゃんと保管しないお兄ちゃんが悪いのよ!!それにさっき、頭でっかちでガミガミ女なんて・・・」
やっぱり怒っている様子だ。自分を正当化しようとし、兄を非難している。
アク「ココ!あやつは・・・なかなか楽しみを味わえずにいるのじゃ・・・わかっておろう。」
ココ「う、うん・・・・・・・・・・・・」
そう、彼は恋人には振られ、のんびりしたいときに悪の野望に立ち向かうべくお休み返上して、したいことがなかなかできない。そして彼にとって非常に楽しみにしていたことまで、ココのせいでなくなってしまって・・・。
アク「クラッシュには、オヌシが詫びの気持ちをもってして、謝ろう。ワシもついとるわい。」
ココ「あ、ありがと・・・」
一方、クラッシュは・・・・・・
クラ「ココの奴!・・・・・・でも、他のリンゴと混ざってたから、他の動物がもってっちゃってたのかな~・・・」
クラッシュはクラッシュで、若干思いをめぐらせていた。
クラ「あ~・・・あんなこと言っちゃったからココと顔あわせづらいぞ~・・・にしても、腹へったのだ~・・・」
途方にくれている。と思うと・・・・・・
クラッシュの目には、金色に光るリンゴが目に映った。
クラ「な、な!?ゴールドアップル!??いやっほ~!!頂き~!」
しかし彼が飛び込むと、アップルがふらふらと宙に浮いて、遠ざかってしまうではないか。
クラ「な、なんで~???ま、まてまて~~!」
必死に手に入れようと追いかけている。
夢中になっているクラッシュだったが、急にリンゴが消滅してしまった。
クラ「あ、あれ!!?なんで~?・・・」
おろおろしているクラッシュの近くに、紫色のウズウズが発生した!
クラ「ぎ、ぎぇ~~!!す、吸い込まれるのだ~!!・・・ア、アクアク~~!」
逃げようとするが、どうも逃げられない。不幸にもアクアクがいないため、事がいい方向に動かない。
クラ「あわわわわ~~~・・・」
吸い込んだ後、そのウズウズは光を発して消えた・・・。
クラッシュ宅
ココ「あ~、どうやったら許してくれるだろ~・・・」
彼女は今、一人だった。アクアクは、外の様子を見に行っているらしい。
ココ「ハ~~・・・」
気分を変えようとして、外にでてみた。豊かな自然。澄んだ空気。幸せな環境だ。ココは伸びをしている。
ココ「う、う~ん。やっぱ都会と違っていいわね~~。」
ところが・・・その思いは一瞬にしてすっ飛ぶことになった。頭上から
ズドーン!!
と、やや大きめで変な形をしたミサイルが落ちてきた!
ココ「ひぃ!!」
アク「ココ!!どうしたのじゃ!?」
うろたえているのもつかの間、いきなりミサイルから謎のウズウズが現れて、ココを吸い込もうとした!
ココ「ちょっとちょっと~~!!た、助けて~~!!!」
アク「落ち着くのじゃ!ワシがつかんでやるから、心配ないわい!」
・・・・・・つかむ?どうやって??
アクアクの努力はいいのだが、結局ワープしてしまった。
ココ「キャ~~~~!!!」
ウズウズは消えてしまった。
アー「お~い、誰かいるか~い・・・ありゃ、留守か~。せっかくリンゴのおすそ分けに来たのに・・・」
アーネスト・・・一歩早かったら・・・んん、どうなんだろ。
不思議な場所で・・・
ウズウズからココは落とされた。
ココ「あいたたた・・・」
気付くと、全くわけの分からぬ謎の島(島といっても、異次元に近い感じ)に来ていた。
ココ「な、なんなの?これ・・・頭痛くなってきた~~」
アク「ふぅぃ~・・・だ、だいじょうぶかの?」
ココ「な、何とかね・・・にしても・・・」
周りの景色はゆがんでおり、ずっと見ていると気分が悪くなってきそうだ。
アク「む・・・この感じ、何か・・・」
ココ「ん?・・・知ってるの?」
アク「昔クラッシュが、エヌ・トロピーの吸い込みマシーンでワープした時、来たとこにも似とるのぉ~」
ココ「・・・・・・というと・・・!また悪の一味が!?」
今度はその空間に、ある映像が浮かんできた。
ココ「あ、あれは・・・・・・エヌ・ジン!!?」
ジン「久しぶりだな。クラッシュのにっくき妹、ココ・バンディクー!!」
機械が混じったような声が響く。あの機械技師、エヌ・ジンだった。
アク「オヌシ!コルテックスの参謀ではないか!」
ジン「左様。よくもコルテックス殿に散々なことをしてくれたな?」
ココ「あいつの自業自得よ!それより、なんなの、ここ!」
ジン「やはり気になるか・・・。これは、ぐるぐる・ワープゾーンだ!」
ココ「え!?」
ジン「この場所から、パワーストーンを取りに行くことが出来るのだ・・・。」
どうやら今回の冒険のポータルらしい。
アク「・・・あのウズウズを発生させたのも、オヌシか!?」
ジン「ほう、そこまで分かるとは・・・仮面の割りにあなどれんな・・・」
アク「まさか、またウカウカの命令で動いとるのか?」
ジン「そういうわけではない。拙者が考えて動いているのだ。クラッシュではなく、貴様を連れてきたのも、作戦の一つなり。」
エヌ・ジンは、さらりと言ってみせた。
ココ「ふ、ふ~んだ!!お兄ちゃんがいれば、あんたなんかケチョンケチョンよ!」
ジン「残念ながら、クラッシュには無理だな。」
アク「な、何故じゃ?」
余裕そうに答えてみせる。
ジン「ワープマシーンを作ってきたのは貴様だろう?この場所以外ではワープが出来ない。つまり・・・そなた以外では拙者に太刀打ちできないのだ!!」
ココ「うぅ・・・」
アク「なぜそんなところにワープさせた!?」
あんまり聞くべきではないだろう・・・しかしエヌ・ジンは返答する。
ジン「まぁ、拙者の流儀にふさわしくないしな・・・そなたがパワーストーンを集め、拙者たちを負かせば、チャンスはあるだろうな。」
ココ「なんか怪しい・・・。ふふっ、ま、お兄ちゃんじゃなくても世界を救えるってのをみせてあげるわ!!」
ジン「ほぅ、やる気だな?・・・では、楽しみにしておるぞ、ふふふ・・・」
ココ「待ってなさい!!」
かくして、ココの冒険は火蓋を切って落とされた!
・・・・・・ってあれ、クラッシュは???
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