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クラッシュ・バンディクー 謎の精霊と支配された世界
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少女の最期
2015/02/14(土)20:46:14(9年前) 更新
最終章~解放された世界~
クラッシュたちは、操られて目の黒くなった人たちを見るたびに、虚しさ、悲しさを覚えた。操られた可哀想な人たちを支配から解放するためにも、コルテックスを倒さなければならない、と強く思った。でも、もしも、コルテックスを倒しても洗脳が解けなかったら…。そう思わずにはいられなかった。黒い霧が目の前を覆う。
もしも、洗脳が解けなくても、とにかくこの事件を引き起こしたコルテックス達をくじかなければいけない。悪をくじけば、きっと全ては良い方向に行くだろう。
そう信じて、クラッシュたちはコルテックスのもとへ進んでいった。
中にいた研究員たちも操られているらしく、クラッシュたちを見るなり襲いかかってきた。ニーナやエヌ・ジンも真っ黒な目をして、クラッシュたちに襲いかかってきた。でも、コルテックスを倒せば全ては良くなる。アネットだって、帰ってくるに違いない。
だが、そんな思いは、コルテックスのいる最上階についてある光景を見て粉々に砕け散った。
すでにアネットはアリスにとりつかれ、コルテックスたちに一生の忠誠を誓っていたのだった。アネットはクラッシュたちを見るなり、こう言った。
「コルテックス様、ウカウカ様、クラッシュです。クラッシュたちがここに侵入してきました。恐らく、コルテックス様を倒しに来たのだと思われます。」
「ア、アネット…アネットがコルテックスなんかに…様なんて…。」
クラッシュが驚いて言う。ココやクランチが、「目を覚ませ、アネット!」と言ってアネットの体を揺すった。アネットは見下すような視線でクラッシュたちを見た。だが、アクアクは気づいた。アネットの目が、黒一色ではなく、もとの赤色も混じっていて、時々、黒が濃くなったり、赤が濃くなったりしている事に。
「クラッシュ、ココ、クランチ!アネットはまだ完全にコルテックスに寝返ったわけでは無い!アネットを正気に戻すのじゃ!」アクアクが叫ぶ。
と、その時、コルテックスがアネットにこう命令した。
「アネット!この毒のついたナイフでクラッシュたちを倒すのだ!」
アネットに毒ナイフが渡された。「アネット!」クラッシュたちが叫んだ。「私が、クラッシュたちを…。」アネットが呟く。ナイフを持った手が震える。
「アネット、目を覚ますのだ!アネットは利用されているのだ!!」
クラッシュが言う。その直後、コルテックスが言った。
「アネット、さっさとクラッシュたちを殺すのだ!さあ、早く!」
「アネット!」 「アネット!」クラッシュとコルテックスがアネットの名を呼ぶ。数回アネットの瞳が黒くなったり、赤くなったりを繰り返したが、その後、アネットの瞳は完全に赤に戻った。アネットは言った。
「ごめんなさい、コルテックス様。」
ナイフが床に音をたてて落ちた。「何だと?」コルテックスが言う。
「この人たちを殺す事なんて…私には出来ない。だって私は、この人達が…」
ドン!
銃声が鳴り響いた。コルテックスが持っていた(らしい)銃を発砲したらしい。
そして、コルテックスの銃から放たれた弾丸が、アネットの体を貫いた。
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