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クラッシュ・バンディクー 謎の精霊と支配された世界
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序章~少女の狂った運命~
2013/05/24(金)22:32:21(11年前) 更新
オーストラリアの島に、アネットは住んでいた。ここは緑が豊かで、たくさんの動物が暮らしていた。アネットは妹と共に楽しく暮らしていた。
だが…
ある日、ネオ・コルテックス ニトラス・ブリオという二人の科学者が、島にやってきた。彼らは島にいた動物を次々と捕まえていった。
アネットたちも例外ではなく、コルテックスに捕まえられた。
「やめて!離して!!」アネットは必死に抵抗する。目の前で捕まえられた、妹を助けるために。「お姉ちゃん、助けて!」妹、シェリーが叫びながら抵抗していた。
早くシェリーを助けなければ…
アネットはどうにかコルテックスの腕を振りほどき、シェリーを捕まえているブリオにつかみかかった。
「シェリーを離して!」アネットは叫んだ。
その直後、アネットは麻酔針を刺され、倒れてしまった。「小娘め、手をかけさせやがって…。だが、なかなか強いな。洗脳が成功したら、お前をワシの秘書にしてやろう。ふはははは…。」「お姉ちゃんっ!」シェリーが叫ぶ。「早くお前も来い!」コルテックスとブリオによって、アネットとシェリーはコルテックス城に連れて行かれた。
気がつくとアネットは、実験台に寝かされていた。ここはコルテックスたちの研究所らしい。手足は台に固定されていて、身動きがとれない。頭上に、怪しげな大きい機械があった。目の前に、コルテックスの顔があった。
「早く、この機械でこの娘を洗脳するのだ!」
そこでようやく、アネットは自分の身にこれから何が起こるのか理解した。「お願い!離して!」アネットは必死に叫ぶ。だが、その叫びはコルテックスには届かなかったのだろう。
コルテックスは、機械の作動スイッチを押した。
アネットは、叫びたかったけど、声が出なかった。コルテックスの狂気に満ちた笑顔が怖くて。
「さあ…ワシの忠実な部下となるのだ…。」
気がついたときには、アネットは動けなくなっていた。洗脳によって、自分では体を動かせなくなっていた。コルテックスの声が聞こえた。
「気がついたかな?可愛い部下よ」
「…はい。コルテックス様。」口が勝手にそう言った。
シェリーの姿は、どこにも見当たらなかった。
一体、どれくらいの時間がたったのだろう。アネットに、すでに時間の感覚が無かった。コルテックスが言った。
「新しい部下を作るぞ。手伝ってくれ、アネット。」
「はい、コルテックス様。」それしか言えなかった。
コルテックスがスイッチを押した直後、爆発が起き、いつの間にかアネットの感覚が戻っていた。
「え…?もとに…戻ったの…?」戻った事がわかった瞬間、アネットはシェリーを探しに行っていた。
「シェリー!シェリー!」アネットはシェリーの名を呼びながら、シェリーを探し続けた。
そして、ついにシェリーの姿を見つけた。シェリーは、爆発に巻き込まれて、すでに死んでしまっていた。あの実験の実験台は、シェリーだったのだ。アネットはシェリーの亡骸を抱いて泣いた。
幸せだった日々は、唐突に終わったのだった。
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