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全裸のレース少女 ~カラージャ・オールド・ファッション~
2012/05/28(月)19:10:54(12年前) 更新
カラージャ・オールド・ファッション…。
全裸に膝までのコートを羽織っている奇妙な少女のことだ。17歳にして、プロのレーサーであるパサディーナ顔負けの実力の持ち主だ。
この絶世の美女はフランスに住んでいたが、今はアメリカのシカゴに住んでいる。
あたしは、死にそうだったー…
フランスにいた時、悪い奴らに財産だけでなく、着ているものまで全て奪われてしまった。
あたしの両親は放任主義者で、アメリカで働いている。金儲けを目的に…。
フランスのパリ、今日は大雨だ…。
全裸にさせられたカラージャは黒いポリ袋に穴を開けて着た。空腹のため、路地裏でうずくまっていた。
カラージャ「…。(おなか減ったな…。昨日のご飯は臭いパンだったからね…。このまま死のうか…。いや、…死んだ方がいい…!!このまま屍になってカラスに食われたほうがいい…!裸であるあたしに何ができるの…。)」
カラージャは涙を流した。もう、体は限界だ。
その時、傘を差していて、コートを着ている男が声をかけてくれた。
???「おじょうさん、そんなところで寝てたら風邪引くぜ…。」
カラージャはうれし泣きに変わった。
声をかけてくれた男の名はクランチだった。
その後、クランチはカラージャを連れて、ホテルに行った。
カラージャ「あの、コート、ありがとうございます。」
カラージャは赤くなって、もじもじしていた。
クランチ「いいんだよ。そのコート、あげる。だって、お前、着るものがないから代わりにポリ袋をかぶってただろ!!」
クランチは笑っていた。
カラージャは上がってしまった。赤面してそっぽを向いた。
カラージャ「べっ、別に困ってたわけじゃないから…!!」
クランチの馬鹿-!!!
クランチはその後、カラージャにドーナッツをあげた。
クランチ「ほらよ。腹減ってんだろ?!」
カラージャはやけくそになって、ドーナッツをむしゃむしゃと食べてしまった。
ー…おいしい。
クランチ「おいしいか?」
カラージャはそっぽを向いている。
カラージャ「知ったようなことを言うんじゃないわよ!!」
カラージャは疲れていたので、早く寝てしまった。
その時の時刻は午後9時30分だった。
カラージャ「…。(キー!!クランチのあほんだらー!なんで、赤の他人であるあたしをそんなに心配するわけー?!あっ、あたし、クランチのことが好きなんかじゃないからね…。)」
カラージャは赤面しながら悔しそうにベッドにもぐりこんだ。
それにしても…、なんか変だな…。
翌日の朝。
体温計を計ると、38度の熱があった。
クランチ「昨日、寒かったからなー…。」
クランチは体温計を見ながら言った。
風邪引いちゃったみたい…。
カラージャは無言でクランチを見た。そして、ため息をつく。
クランチ「今日はゆっくり寝ときな。俺、おかゆ作ってくるから。」
カラージャ「…。(まさか、看病されることになるとはー…。)」
カラージャは黙って寝とくしかないと思った。
カラージャ「あっ、ありがとうございます…。後、なぜ、あたしを…。」
クランチ「これくらい気にするな!俺、お前と会った時、こう思ったんだよな…。ほうっておけないほどきれいだってね。」
カラージャはかなり赤面して、頬を膨らませた。
クランチ「怒るなって。じゃないと風邪を悪くするぞ。」
カラージャは1日中横になっていた。
風邪を治すために…
その夕方ー…
クランチはカラージャの体温を測ってた。
クランチ「熱はけっこう下がったな。今夜、ゆっくり寝れば大丈夫だ…。」
カラージャ「…。あの…。あたし、あなたに言わなければならないことがあるの…。」
クランチ「なんだ?」
カラージャ「あたし、1週間後、レースに出るの…。」
クランチ「レースに出るのか…。そりゃあ、楽しみだ!俺は必ず、お前のレースを見るぜ!」
風邪が治って、1週間後、あたしはアメリカのレースに参加した。
そのレースで見事、優勝した。
レースの他に料理の勉強もしていた。なぜなら、クランチにおいしい料理を食べさせたいから。そして、あの時のドーナッツの味を忘れない。
あたしはクランチのことが好き。彼のおかげで新しい自分に会えた。
だから、レースを続けようと思ってる。命の恩人のためにー…
今日のカラージャは珍しく、服を着ていた。
ピンクで、レース付きのかわいいワンピース姿だった。
クランチに会いたいー…
ただそれしか、この時のカラージャは思っていなかった。
その時のカラージャはアメリカのシカゴに住んでいた。
おしまい
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