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僕と神父のための協奏曲 ~リンネ・アグリッパ・ツィンズチェリー~
2012/08/07(火)17:31:42(12年前) 更新
僕は誰かってー…?!
僕はリンネ。リンネ・アグリッパ・ツィンズチェリーだ。
1つの体に2つの精神ー…。
普段は天才作曲家として活動してるけど、ある時は最強の軍人の顔を出す…。
なぜそうなったかは、詳しいことは分からない。けど、いくつか分かることがある。
実はというと、僕の父さんは最強の軍人の大将で、母さんは天才ピアニストなのだ。2人は仲がよかったけど、ある時、戦争で僕と父さんと母さんは離れ離れになってしまったんだー…。
僕はどうやら、父さんと母さんの才能を両方受け継いでしまったらしいー…。
音楽の天才でもあり、戦いの天才でもある僕…。
ある日、リンネは小さな教会に訪れた。
リンネの母はキリスト教の信者の1人で、この教会にしばしば訪れていたため、リンネはこの教会に毎日訪れていた。
しばらくすると、この教会の若くて上品な神父がやってきた。
神父「おぉ、リンネ君ではないか…。今日はどうしたかね…?」
リンネ「今日ですか、特に変わったことはありませんでしたよ…。」
リンネは照れくさそうに答えた。
神父「あっ、あなたに伝えなければならないことがありまして…。」
リンネ「なんでしょう…?」
神父「今日は行方不明であるあなたの父親と母親が帰って来るそうです。」
リンネはびっくりして、グレーのかかった水色の大きな目を見開いた。
リンネ「どこからそういう情報が…?!」
その時、教会の近くで騒いでいることにリンネと神父は気づいた。
神父「なんでしょうか…?!」
神父は教会の扉を開けた。
そこには3人の男達に襲われている1人の女性がいた。
その女性は、リンネの母親だ。
リンネ「か…、母さん!!」
リンネは教会の外に出るとすぐに母親を呼んだ。
男1「なんだ、ガキ?!」
リンネ「母さんをいじめるな!でなかったら、僕がやっつけてやる!!」
すると、3人の男達は笑い始めた。
神父「あなた達!!」
神父は男達に一喝した。その後、リンネは冷静に神父に呼びかけた。
リンネ「神父様は警察を呼びに行ってください!」
神父が去るのを確認した後、リンネは3人の男達に戦いを挑んだ。
リンネは戦って追い払おうとしたが、なかなか上手くいかなかった。
そうしている中、リンネの顔に傷がつけられてしまった。
リンネは別人のように男達を襲った。
リンネ「てめぇ、俺の顔に傷つけてタダで済むと思ったら大間違いだぞ!」
リンネは狂いだしてから10分も経たないうちに3人の男達を片付けてしまった。
リンネ「はぁはぁ…。」
リンネは戦士モードから音楽家モードに戻った。
リンネ「母さん!!」
リンネの母「リンネ…。」
リンネはその後、涙ながらに母と抱きしめあった。
リンネ「無事でよかった。」
リンネの母「あなたに会えてよかった…!」
リンネはその夜、父親と再会した。
リンネの父「リンネ、お前に渡したいものがある…。」
リンネの母「私の方からもありますわ…。」
父からは諸刃の大きな剣、母からはバイオリンを受け継いだ。
リンネ「大事なものなんじゃ…。」
リンネの父「お前は天才児として立派に成長した。だから、本物を持たせてもっと強くならなければなぁ…と思ってな。」
リンネの母「リンネなら…、きっといい曲を作ってくれると信じてるわ…。」
その両親からの期待に答えるため、リンネは修行し始めた。
バイオリンと諸刃の剣―…。両方とも。
そうしているうちに、何故か魔法らしき現象が僕の目の前で起るようになった。
しかし、両親と再会してから3日も経たないうちに、戦争が激しくなってまた離れ離れになってしまった。
僕は神父とともに両親を待ってたけど、両親は帰ってくることはなかった。
両親の死を聞いて、リンネは大声で泣き始めた。
神父は悲しそうにリンネを寄り添った。
おそらく、ぼくの魔力が爆発的に高くなったのはその頃だろうー…。
孤独なリンネはある日、ストックホルムである男にあった。
その男は茶髪の科学者で何かしらの力を持ってそうな感じだった。
リンネ「…ひっ!!」
リンネは息をつまらせた。
ある男「…大丈夫だ。…それにしても、お前かなり痩せ細ってるではないか…、来るか?!」
リンネは戸惑っていた。でも、友達が出来るチャンスを逃せそうにもなかった。
リンネ「えっ…?!」
ある男「一緒に来るか…?」
なぜ、僕を?!ぼくは、どうなっちゃうんだろう…?
でも、不思議なことに、この人は僕の両親、神父様みたいに自然に接することが出来るー…。
それから数日後、ディンゴとN・ジンが教会を訪れた。
ディンゴ「この教会、初めて来たぜ!!」
N・ジン「拙者もです…。」
すると若い神父が来て、尋ねた。
神父「これはこれは新しいお客さんですかね…?」
リンネとは親しい関係にある神父は、今日も人々のために説教を続けている。
一方、リンネはある男と付き合ってから、また新しいスタートを切ったところだった。
もちろん、天才作曲家として活動しながら―…。
おしまい
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