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2.「自分自身の心配ぐらいしてよ…」
2013/03/03(日)23:11:54(12年前) 更新
IV「―Re」
この世界を救うのは誰だ―
―サヨナラはまだ早いよ…
?「コ…ココ!」
ココ「はっ!なんだ、お兄ちゃんか…。どうかしたの?」
クラ「どうしたも何も…凄い魘されてたぞ?」
ココ「そう…いや、変な夢を見てて…。」
クラ「そっか、良かった。病気かと思ったよ…。」
ココ「心配しなくても大丈夫!あ、そういえば、今何時?」
クラ「えーっと…午前10時だよ。」
ココ「若干寝坊か…。ちょっとアーネストのところに行って林檎をもらってくるね。」
クラ「あ、サンキュー。」
この時はまだ、普通の日常生活が送れていると思ったことだろう。ただ、この時間はすぐに崩れることになろうとは―
ココが丁度林檎をどのように使用するか考えている時、ふと文字が目に入ってきた。
「Kommen Sie nicht」
来ないで―
ココ「誰がこんなことを…。別に、気にしなくてもいいよね。」
そのまま気にせず歩き出す。
およそ10分をかけ、アーネストの畑に到着。何か騒動が起きているようだが…。
?「観念しなさい!悪者め!!」
アーネスト「いきなり銃を突き付けて何だよ…。」
ココ「どうかしたの?」
アーネスト「やあ、ココ。何かボク、悪者と勘違いされてて…。」
?「っ!貴方は…。なぜここに来たの!来ないでって書いてあったでしょ!」
ココ「あれはあなたが書いたのね…。でも、わたしはただ、アーネストに林檎を貰いに来ただけなの。」
?「それが危ないのよ!一刻も早く逃げて!私が彼を仕留めるわ。」
アーネスト「し、仕留めるだって!?」
ココ「そんなことはさせない!アーネストを撃つならわたしを撃ちなさい!」
?「…くっ、自分自身の心配ぐらいしてよ…貴方の気持ちは伝わった。今日はひくわ。でも、気をつけて。何時彼が攻撃してくるか分からない。悲劇にならないうちにこの島から出るのよ。ココ…お願いね…。」
すると彼女は突然消えた。
ココ「何だったのかしら…それに、今わたしの名前を呼んだような…。」
アーネスト「ボク、何か変なことでもしたのかな…。」
ココ「大丈夫。アーネストは悪くないよ。それじゃ、とりあえずいつもの林檎を頂戴。」
アーネスト「うん。」
?「一刻も早く、あいつを仕留めないと、大変なことになる…。」
??「そこまで焦らなくてもいいんじゃないんですか?美鈴さん。」
美鈴「有難う、キアス。でも、駄目なの。貴方は知らないと思うけど、もうすぐ、あいつの計画が完成する…。」
キアス「計画…?」
美鈴「そう。一秒でも早く、それを食い止めないと…この世界は滅亡する。」
キアス「な…滅亡…!」
美鈴「それに、私たちとは別に、もう一つの軍団がいる…そいつらは、アーネストをリーダーにした軍団よ。」
キアス「なるほど…でも、何故貴女はそんなに情報を…。」
美鈴「あぁ、ごめん。今の話はとある情報屋から聞いたのよ。ほら、よくいるじゃない。」
キアス「ああ…。」
美鈴「とりあえず、早めに動かないと…行くわよ。」
キアス「あ、はい。」
一体、計画とは…?
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