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11ページ:最期の賭け
2012/06/10(日)10:11:39(12年前) 更新
3章:デス・オメガの仲間達
ユナはローに向かってにらみつけた。
ユナ「アンブレラ・ショット!」
傘の先端から魔法の弾がローに向かって飛んでいく。ビスカントはその後、ブーメランを投げた。
しかし、ローはブーメランを受け止めた。魔法弾も効かない。
ユナ「うそでしょ…。」
ローはその後、ユナを鞭で打った。当たったところに血が流れている。
ユナ「ひっ…。」
ユナは青ざめた。
ローはその後、すぐにビスカントの胸部を攻撃した。彼の胸から大量の血が流れている。
ビスカント「ぐっ、あっ…。い…痛い…。」
ビスカントは激しい痛みのため、しゃがんでいる。
ユナ「陛下!」
ロー「すぐに終わらせてやる!」
ローはビスカントに時限爆弾を体内に入れようとした。
ユナは青ざめて、
ユナ「ダメー!!」
と悲鳴を上げながら、ビスカントをかばった。
時限爆弾はユナの体内の中に入ってしまった。
ロー「てめえ、おいらの邪魔しやがって…。」
ビスカント「ユナちゃん!」
ビスカントの目から涙が流れ始めた。
その一方ー…
ココとピンストライプは苦戦していた。ゼータと弟のイータとのコンビネーションは抜群で、抜かりが全く無い。
ピンストライプは矢を射た。
ピンストライプ「食らえ!!」
イータはすぐにかわして、ブリザード弾を撃った。ピンストライプは矢でそれを破壊した。
ピンストライプ「ぐっ、ゲホッ!ガハッ!!」
彼は大量に血を吐いて、倒れてしまった。
ココ「ちょっ!しっかりしてください!!」
ピンストライプ「ココ…。今は戦いに集中してくれ…。」
彼の顔色は土色で、意識もうろうの状態だ。
薬草があればいいのだが、今はそれどころじゃなかった。すぐにゼータが火炎弾をココに飛ばした。
ココ「M・サンダー!!」
火炎弾は相殺されてしまった。その後、大爆発が生じた。煙の中からイータが飛び出してきた。
ココはそれに驚いた。
その時、飛んできた矢がイータの右肩に命中した。イータはバランスを崩して、落ちてしまった。
ココは後ろを振り返った。ピンストライプが弓をかまえていた。
ココ「ピンストライプ!体の調子が良くなかったんじゃなかったの?!」
ピンストライプ「ハハハ…。俺だけ寝ているわけにはいかないからな…。」
ゼータ「イータ!!」
ココはすぐにゼータとイータに向かって、「M・フレイム」を唱えた。
2人は炎に焼かれてしまった。
ゼータとイータ「ぐあ!!」
どうやら、急所に当たったようだ。しかし、2人には立ち上がれるほどの体力がまだあった。
ゼータ「取って置きの魔法でお前達を終わらせてやる!」
ゼータはピンストライプとココに時限爆弾を埋め込もうとした。ピンストライプは矢で、自分の目の前にある魔法弾を相殺させた。
その後、彼はココの前に行き、ココをかばった。時限爆弾はピンストライプの体内に入ってしまった。
ゼータ「てめえは馬鹿か?!」
ココ「ピンストライプ!」
ココは呆然としている。
ピンストライプ「俺のしたことが…。悪いけど、お前は逃げな…。こいつらは俺1人で十分だ…。」
ピンストライプは悲しげに笑っていた。
ココ「でも…。」
ピンストライプ「ぐずぐずするな!行け!!」
ココはピンストライプの言うとおりにした。それしかないのだ。
ピンストライプ「…。(それで、いい…。)」
ピンストライプの目から涙がこぼれ落ちた。
時限爆弾が爆発するまで、後30秒ー…
ユナはビスカントを見つめた。ビスカントは痛みで顔をしかめている。
ユナは回復魔法で、ビスカントの怪我を治癒した。そして、ワインレッド色のリボンを解いて、彼の手にそれを握らせた。
ビスカント「ユナちゃん…。」
ユナ「少しでも、遠くへ逃げることができるようにしたの。そのリボンはあなたのお守り…。」
ビスカント「ちょっ、ユナちゃん…。」
ユナ「陛下、申し訳がありませんが、時間がありません。」
ユナは「ワープ」でビスカントを遠くに飛ばした。
『制限時間は後、15秒ー…。』
ココを先に行かせた後、ゼータとイータのコンビネーション攻撃に苦しみながらも戦い続けた。
ピンストライプは弓矢を使って、ひたすら攻めていたが、その宣告を受けた後、集中し始めた。
ゼータ「僕達を一撃で倒そうだなんて、気が狂ってるな…。」
ピンストライプ「そうかもな…。」
ピンストライプは矢の先をゼータとイータに向けていた。
ユナは宣告を受けた後、集中し始めた。
ロー「おいらは体力は満タンだよ?!一撃で倒そうだなんて、絶対無理だよ!」
ユナ「ユナはね、あなたの特徴が分かっちゃったの。あなた、アンテッドみたいね。」
ユナは傘の先をローに向けた。ローはぞくっとした。
ロー「何故、分かった?!」
ユナ「私の能力の1つさ。…一撃で決めてやる!!」
『後、10秒前。9、8、7、6…』
ピンストライプとユナは集中している。
ピンストライプ「…。(ユナ、俺はお前を1人にはしない…。)」
ユナ「…。(分かってるよ、兄貴。ずっと一緒だからね。約束だよー…。)」
『5、4、3、2、1ー…』
ピンストライプ矢を射た。ユナはそれと同時に魔法弾を撃った。
矢はゼータとイータ、魔法弾はローに命中した。
敵を倒すことはできたが、ピンストライプとユナは体内の時限爆弾による爆発で散ってしまった。
ディンゴ達はその爆発を見てしまった。タイニー、ジョット、パサディーナ、モーも同様。
ディンゴ「なっ?!」
ディンゴはボー然としてしまった。
ジョットの顔は一瞬にして青ざめてしまった。
ジョット「まさか…、私の息子が?!」
タイニー「タイニー、行く!」
ジョットは突然、その場から走り去った。ピンストライプとココがいた場所へ。
タイニーはユナのいたところへ走っていった。
モー「ジョットさん!」
パサディーナ「タイニー君!」
???「ぼんやりしている暇はないよ、君ん!」
デス・オメガの部下の1人で、緑色の髪の青年カッパはパサディーナに向かって、ヨーヨーを投げつけた。パサディーナは刃つきのヨーヨーに直撃した。
パサディーナ「きゃあああああ!!!」
モー「パサディーナ!!」
モーはカッパに向かって、鉄球を投げつけたが、あっさりかわされてしまった。
カッパ「そんな簡単な攻撃が僕んに当たるわけがないだろ!」
カッパはかわした後、すぐに刃つきのヨーヨーでモーを攻撃した。
モー「ぐあ!!」
ディンゴ「ちくしょう…。火炎放射機が壊れてしまって反撃が…。」
ディンゴは悔しそうに倒れているモーと笑っているカッパを見つめた。
ディンゴの火炎放射機は、実はカッパのヨーヨー攻撃によって、粉々にされてしまっていた。
ジョットはピンストライプのいたところに着いた。
息子の姿はなく、周りには血が飛び散ったり、焦げ付いたりしていた。
ジョットはマシンガンを地面に落として、ガクッとひざまずいた。
ジョット「む…すこ?!」
その時、N・トロピーとビスカントが駆けつけてきた。ビスカントはどうやら、自分の城に戻ることができたようだ。
N・トロピー「ジョット殿!」
ビスカント「ジョット!」
しかし、ジョットは2人の呼びかけにあまり反応はしていないようだ。
ビスカントはぞくっとした。
ビスカント「ま…、さか……。ピンストライプ君まで…。」
N・トロピー「非常にバッドなことになりましたね…。」
N・トロピーは悲しそうに頭をかかえた。
ビスカントとジョットはしばらく口をつぐんだ後、号泣し始めた。
ジョットとビスカント「うっ、うう…。わああああああん…。」
ビスカントの右手にはユナのワインレッド色のリボンがあった。
ディンゴの火炎放射器はパサディーナの魔法によって修復された。
元気を取り戻したディンゴは再びカッパとの戦いに挑んだが、しばらくもしないうちにパサディーナとモーと共にカッパの攻撃に苦しむことになってしまった。
パサディーナ「M・ファイア・ボール!」
パサディーナはカッパに火の玉を飛ばしたがヨーヨーではじかれてしまった。
その後、カッパはパサディーナにヨーヨーを飛ばした。パサディーナは短剣ですばやくはじいた。
パサディーナ「モー!!」
モー「分かったな!」
モーは鉄球でカッパを殴りつけた。その後、ディンゴは火炎放射でカッパを焼き尽くした。
カッパ「うぐああああ!!」
カッパはガクッと倒れそうになった。
ディンゴ「どうした、もう降参か?!」
カッパ「んなわけがないよ~ん!」
カッパはヨーヨーをディンゴに投げつけた。しかし、ディンゴはすぐにかわした。
ディンゴ「残念だが、同じ手は食らわないぜ!」
ディンゴは火炎放射でカッパを焼き尽くした。
カッパ「ぎゃああああああああ!!」
カッパは倒れて、息絶えた。
ディンゴ「一件落着だぜ!!」
モー「今回はちょっと手強かったんだな。」
ディンゴは火炎放射機、モーは鉄球を下ろした。
カッパを倒すことができたディンゴ一行。
クラッシュ一行が目にしたビスカリオ帝国とは?
また、コアラコング一行はデス・オメガの部下の1人デルタを倒すことができるのか?!
タイニーはユナのいた場所に着いた。
血が飛び散ったり、焦げ付いていたりした。彼女の姿はそこにはない。
タイニーは槍を落として、涙を流した。
タイニー「ユナ、死んじゃった…。タイニー、悲しい…。うぉぉぉぉん!!」
続く
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