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13ページ:裏切りの少女
2012/05/23(水)00:07:13(13年前) 更新
3章:デス・オメガの仲間達
ビスカリオ帝国はその夜、大雨が降っていた。
ココはピンストライプの部屋に入ってきた。
ソファーの上にジョットが無言で座っていた。
ココ「こんばんは、ジョットさん…。」
ココは悲しげに挨拶をした。
ココ「今日の晩餐に出てきた料理、おいしかったですね…。」
ジョット「嗚呼…。」
ジョットは悲しげに微笑んだ。そして、ピンストライプが愛用していたと思われるマシンガンをなでた。
ジョット「まさか…。息子だけでなく、義理の妹であるユナまでもがこんな目に…。私が…、ユナに皇帝を守るようにと教え続けたから……。」
ジョットは悔し涙を流した。声をできるだけ殺したつもりだった。
ココはその様子に心が痛んだ。
ココ「ジョットさん…。」
その頃、ビスカントの部屋ではー…
ビスカント「ボンクラ大将…、ジョー君…、ピンストライプ君…だけでなく、ユナちゃんも死んじゃった…。」
ビスカントの机の上にはユナのリボンが置いてあった。
ビスカントはランプの下で、悲しそうにうつむいていた。彼は手紙などに手を付けられそうになかった。
クラッシュ一行は別室で過ごしていた。
クラッシュ「雨、うっとうしいなあ…。」
N・ジン「それよりも気になることがないのか、クラッシュ…。」
クラッシュ「気になることって…。」
N・ジン「シータのことだよ…。」
クラッシュ「あっ、あのかわい子ちゃんのことか…。」
クラッシュ一行は約4時間前ー…
クラッシュはシータが持ってるカプセルを見て、尋ねた。
クラッシュ「シータちゃん、何持ってるの?!」
シータ「カプセルだけど…。それが?!」
クラッシュ「中に入ってるものがきれいだなっと、思って…。中身、見ていい?!」
クラッシュが開けようとしたとたん、シータはそれを阻止するかのようにクラッシュを振り払った。
シータ「ダメ!!その中には人の魂が入ってるの!このカプセルを開けるとその人はこの世に戻ってこれなくなっちゃうの!!」
クラッシュ一行「えぇー?!」
シータの持ってるカプセルの中には、なぜか4つの魂が入っていた。
クラッシュ「確かに気になるな…。」
コルテックス「どのようにして人の魂をあのカプセルの中に入れたのも気になる…。」
考えているたびに謎が深まっていく。
その時、クラッシュ一行の前にパプパプが現れた。
クラッシュ「パプパプさん…。」
パプパプ「パサディーナさんがお呼びだパプ…。」
クラッシュ一行はパプパプの後を付いていくことにした。
大広間ー…
パサディーナ「あら、クラッシュ君じゃない…。」
パサディーナは少し元気がなさそうに反応した。
クラッシュ「パサディーナ、どうしたんだ?」
パサディーナの顔はより深刻になった。
この先、何かやばいことが起るらしい。クラッシュ一行はそう感じた。
パサディーナ「何か、いやな予感がしたの…。私の思い違いだったらいいんだけど…。」
ジョットはワインを飲んでいた。そのワインはピンストライプが好きだったものだ。
ジョット「…。(息子…。)」
その時、窓ガラスが激しく割れる音がした。
ジョットはすぐにワインを飲み干して、自分専用のマシンガンを構えた。
ジョット「誰だ?!」
ジョットの目の前に現れたのは、体格のいい男性1人と1人の小柄な美少女だった。
男性「君がジョット・ポトルーさんですね…。始めまして、おいらはベータ。こちらは仲間のシータだ…。」
ジョットはシータが持ってるカプセルを見た。
ジョット「えっ…?!」
パサディーナのところにウォーラスが来た。
クラッシュ「コックとパプパプじゃないか…。」
ウォーラス「これからはウォーラスと呼んでくれないかな、お肉ちゃん…。」
クラッシュ「お肉ちゃんって、おいらのこと?!クラッシュと呼んでくれないか?!」
パプパプ「お肉ちゃんはお前に対する愛称だパプ…。」
パプパプはフォローした。
パサディーナ「ちょっと、違うと思う…。」
突然、クラッシュの前にジョットが飛んできた。クラッシュはその状況に呆然としてしまった。
ジョット「くっ…。」
ジョットはマシンガンを構えていた。彼はもはや大怪我をしている。
パサディーナ「ジョットさん!!」
ジョット「来るな、パティ…。」
ジョットの目の前にベータとシータが現れた。
ベータ「始まってから30分も経ってないよ、おじさん。まだまだ序の口じゃないか…。」
ベータは余裕そうな表情を浮かべている。それに対して、シータは無表情だ。
ジョット「ちくしょう…。マシンガンが効かねぇ…。」
クラッシュ「シータ?!」
パプパプ「知り合いか、パプ?!」
クラッシュ「昨日初めて会ったんだよ…。」
シータは攻撃する様子は全く無い。その様子が逆にクラッシュ達に恐怖を与えることになってしまった。
ベータ「シータ、獲物の塊だ。始末しろ!」
クラッシュ達は対抗しようがない。
ジョット「くっ…。ここまでか…。」
ジョットは悔しさのあまりに震えた。
その時、シータはクラッシュ達のほうに行き、そして、ベータに立ち向かうような体勢に。
シータ以外「えっ…?!」
シータ「ベータ、いい加減にしたら?!もう、この者たちは戦えない…。」
クラッシュ「えっ…?!」
シータはクラッシュにめがけて、カプセルを投げた。クラッシュはそれを受け取った。
シータ「早くそれを持って逃げなさい…。」
クラッシュ「でも…。」
しかし、クラッシュはシータの眼力にあっさり負けてしまった。
クラッシュ「分かった…。」
クラッシュはパサディーナ達と共に遠くへ行ってしまった。
シータ「これで、邪魔者はいなくなったでしょ?!」
ジョットは唖然としていた。
シータ「大丈夫です。私はあなたの味方です、ジョットさん…。」
ジョットは心強く感じて、その後、立ち上がった。
ベータ「おのれ…。シータ……。」
シータはジョットと共にベータと戦うことにした。
しかし、ジョットはシータのことを心配した。彼女は何かしら武器を持ってるのだろうかと思ったのだ。
ジョット「シータ。お前、武器を持ってるよな?!」
シータ「大丈夫です…。武器は携帯してますので。」
シータは首輪を武器に変えた。それは、1つのブーメランとなった。
ジョットは少し安心した。
シータ「行くよ、ジョットさん…。」
ジョット「嗚呼…。」
デス・オメガたちを裏切った少女、シータが参戦した。
その戦いは意外な結末に…?!
クラッシュ達の運命は…?!
デス・オメガ「シータめ…、裏切りおって…。この女も片付けなければ…。」
デス・オメガは地下にあるカプセルの中で眠っていた。彼は怒りのあまり、眉間にしわを寄せていた。
続く
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