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15ページ:私の思い出
2012/06/17(日)14:16:17(12年前) 更新
3章:デス・オメガの仲間達
クラッシュ一行はビスカリオ城で一夜を過ごすことにした。
雨は止む気配は全く無い。むしろ、前よりも激しくなった気がする。
ディンゴの父、リパー・ルー、リラ・ルー、タイニーが城の中に入ってきた。
タイニー「タイニー、雨嫌い!!」
ディンゴの父「…それにしても雨が強くなったな…。おそらく、今日はここで一泊することになるな…。」
リラ・ルー「サーカスするつもりでここに来たちゅうのに、なんでわいまで巻き込まれるんやら…。わいのスーパーボール…、今はもう、1個も無いんや。」
リパー・ルー「ここで文句言っても仕方ないにょ…。まず、大広間に行くのだにょ~。」
リパー・ルーにしては珍しく、テンションがかなり低めに言った。しかし、彼の言うとおりだった。
ここで文句言ったところで、デス・オメガ軍を倒せるわけでは無いし、雨が止むわけでも無い。
ディンゴの父「…そうだな、まず大広間に行って、作戦を練ろう…。」
リパー・ルー一行は大広間に行った。
大広間に着くと、すぐにウォーラスに会ってしまった。
リパー・ルー「ウォーラスにょ!!」
ウォーラス「いきなり呼び捨てかよ、リパー・ルー博士!!」
その時のウォーラスは気を失っているシータを抱きかかえていた。
ディンゴの父「ん?!…デス・オメガの一味か?!」
ディンゴの父は彼女を見て、すぐに反応した。
ウォーラス「残念ながら俺には分からない…。俺が食材を集めている途中で倒れているこの娘に会ったのだ…。詳しいことは皇帝陛下や勇者達に聞くよ…。」
タイニー「タイニー、おなかすいた!!」
リラ・ルー「少しは緊張感、持てちゅうに…。」
その頃のピンストライプの部屋では―…
N・トロピーはジョットをベッドに寝かせた。
その後、N・トロピーは回復魔法でジョットの怪我を治したが、肝心なジョットの体は動かなかった。
N・トロピー「まさか、こうなるとは思ってもいませんでしたね…。…これでダイした知り合いはこれで5人目か…。」
N・トロピーがつぶやいたとたん、誰かがノックして入ってきた。
N・トロピー「ん?!ダイゴ…。」
N・トロピーはディンゴの父を見て、反射的にささやいた。
ダイゴ「神父殿…。?!!ジョット、どうしたんだ?!」
ダイゴはすぐにベッドの近くへ行った。ジョットの体を触れるとかなり冷たく、脈も無かった。
ダイゴ「えっ……?!…俺の親友が……。」
ダイゴはすぐに涙目になった。
N・トロピー「…今日、ダイした人はこれで5人目です…。」
N・トロピーはかなり残念そうにつぶやいた。
ダイゴ「えっぐ……。えっぐ……。」
リラ・ルー「ジョットはん、ご愁傷様でしゅうた…。」
N・トロピー「明日、その5人のお葬式をする予定じゃ…。」
クラッシュ一行はその頃、別室で寝ていた。
パサディーナはクラッシュの隣のベッドで寝ていた。
ボン・クラッチ大将―…
私と過ごした時間はどれくらいだったのでしょうか―…?
ボン・クラッチ「パサディーナ、来月にある第7回ビスカリオ帝国レース大会に出てくれないか?」
パサディーナはミートソーススパゲッティを食べていた。
パサディーナ「ん?!(どういう目的で…?)」
パサディーナは草原で一ヶ月間練習して、レース大会に出場した。
結果は見事、優勝。
なので、日本円でいうと100万円以上の賞金を得ることができた。
ボン・クラッチ「よくやったぞ、パサディーナ!」
ボン・クラッチは跳ねて喜んでいた。パサディーナは少し恥ずかしそうに苦笑いをした。
パサディーナ「えっ、えぇ…。」
ボン・クラッチはある日、ジョットを連れてきた。
パサディーナ「どなた様…?!」
ジョット「…ほう…。この方がボン・クラッチ大将の秘書でございますか…。」
ジョットはそうつぶやいた後、パサディーナと握手した。
ジョット「始めまして、私はジョット・ポトルーと申します…。ジョットと呼んでも構いません。」
パサディーナは戸惑いながらも自己紹介をした。
パサディーナ「始めまして…。私はパサディーナと申します……。」
ボン・クラッチ「わしの可愛い秘書のこと、パティと呼んでも大丈夫ですよ。」
パサディーナ「ちょ~~~!!!」
パサディーナは恥ずかしさのあまり、言葉が途切れてしまった。
パサディーナ「…。(相手は偉い人だというのに…。)」
ボン・クラッチ大将―…
確かに困ったおじさんだけど、優しい人でもありました―…
パサディーナはある日、熱を出して寝込んでしまった。
その時のボン・クラッチは彼女の病気が治るまで必死で看病し続けた。
ボン・クラッチはある日の夜、ジョットとダイゴと一緒に酒を飲んでいた。
ジョット「ボン・クラッチ殿…。いくらなんでも飲みすぎではないか…。」
ダイゴ「お前、欲しいものがあると言ってたけど…。それって、一体何なんだ?!」
ボン・クラッチ「薬じゃよ…、薬…。」
ジョットとダイゴは首をかしげた。
ボン・クラッチ「わしの可愛い秘書が今、病気なんじゃ…。彼女に効く薬を共に探してくれないかの…。」
ダイゴ「それはもっと早く言えよ!」
ジョット「…。(今はのん気に飲んでる暇はないと思うけど…。)」
パサディーナは水を飲むために一回、目を覚ました。
その部屋から出ると、真っ暗だった。そのため、あまり物が見えないのだ。
水飲みに行ってる途中、人影が見えた。
びっくりしたパサディーナはすぐに短剣を出した。
パサディーナ「侵入者?!!」
???「ちょっと待つんだな…。」
パサディーナ「えっ?!」
聞き慣れている声にパサディーナは落ち着きを取り戻した。
パサディーナ「その声は、…コモド・モー!!!」
モー「分かってくれたんだな…。」
モーは恐怖心が薄れたのか、少しほっとした。
パサディーナはしばらくモーの話しを聞くことにした。
パサディーナ「どうしたの?モー君は夜中に起きてくることが滅多にないのよ…。」
モー「びっくりした事が起きてしまったんだな…。」
パサディーナ「びっくりしたこと…?!」
モーは語り始めた。
ある部屋にて―…
モーは机に顔を伏せながら泣き崩れていた。机の上には笑っているジョーとモーが写っている写真が飾ってあった。
モー「うっぐ…。ぐわああああああん!!!兄貴…、兄貴ー!!!」
モーは泣きながら連呼した。
その時、誰かの声が聞こえた。
???「誰だ?…俺を連呼すぅぅる奴は…?」
モー「その声は…、兄貴!!!」
モーはびっくりしながら振り向くと、そこには浮遊しているジョーの姿があった。
ジョー「また、…会ったな…。」
モー「えっ…?!(幽霊なのかな…?)」
モーは少し元気を取り戻して再び確かめた。
モー「兄貴…、兄貴だよな?!」
ジョー「じゃああああなかったら俺はお前のところには来ないぜぇぇ。」
モーは泣きながらジョーを抱きしめた。
モー「ごめん…、おら、兄貴を守れなかったんだな…。」
ジョー「気にするな、お前は悪くない…。」
モー「おら、何もできなかった…。ウッグ…。エッグ…。だから…、兄貴が……。」
ジョー「諦めるのはまだ早いぜぇ。」
ジョーは自分の指輪をモーの指にはめた。
モー「えっ…?!これは兄貴の大事なものじゃ…。」
ジョー「これはお守りというものだ…。モーが生き延びるためになぁ。…生きてるお前なら奇跡が起こせぇぇぇるかもしぃぃれねぇぜぇぇぇ…!?」
ジョーは珍しく、穏やかに話した。
ジョーの体が薄くなってきた。
モー「えっ、兄貴…。体が…!!」
ジョー「もう、時間のようだな…。じゃあな、またどこかで会おうぜえぇ!俺の可愛い弟よぉ!」
ジョーは消えてしまった。
モー「兄貴いいいいいいいいい!!!」
モー「そんなわけなんだな…。兄貴がいないから寂しくて眠れないもんだからなあ…。」
モーの指にジョーが大事にしていた指輪をはめていた。
パサディーナ「…それにしても、素敵な指輪ねぇ。」
モー「ありがとうなんだな…。」
パサディーナはモーと一緒に水を飲みに行った。飲み終えるとそれぞれ自分の部屋に戻った。
その一方で―…
クラッシュは夢でユナに会っていた。
クラッシュ「お前は…。ユナ!!!」
ユナ「また、会いましたね…。」
ユナは無邪気に笑った後、すぐに深刻な顔に変わってしまった。
ユナ「大変なの…。デス・オメガの残りの部下全員が明後日、来るそうなの…。しかも、今までよりも強い感じ…。」
クラッシュ「えぇ?!!」
ユナ「しかも、今回は皇帝陛下たちが危ないの…!」
クラッシュはうなされていた。
クラッシュ「うっ……。ユナ…。」
ユナの宣告の意味とは何か―…。
続く
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