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17ページ:宣告が現実となる日
2012/06/15(金)22:27:21(12年前) 更新
4章:ビスカリオ帝国、崩壊の危機
クラッシュは夢の中で、ユナにまた会った。
ユナ「クラッシュ、また会いましたね。」
クラッシュ「ユナか……。」
クラッシュはユナに会うと少し微笑んだ。
ユナ「いけない、私が思ってた時よりも向こうは早く来てしまったわ…。…まさか、あんなことに……。」
ユナがそう言う前に夜が明けてしまった―…
クラッシュ一行は起きてすぐに寝室を出た。
クラッシュ「ふぁ~!おはよう、ココ!!」
ココ「今日はあまり眠れなかったわ…。」
クランチ「気にしすぎじゃないのか?」
クランチの言葉にココは少し微笑んだ。
ココ「…。(少しでも長く平和が続いたらいいけれど…。)」
しかし、和やかな雰囲気は瞬く間に壊れてしまった。というのは、朝からいきなりタイニーの絶叫から始まったのだ。
タイニー「うおおおおおん!!!大変だー!!!」
ココ「どうしたの、タイニー?」
タイニー「ニーナ姫が、ピンストの部屋で死んでる…。」
タイニーは泣きそうな感じで知らせた。
クラッシュ一行「何だってー?!!!」
ピンストライプの部屋に行くと周りは血だらけになっていて、ニーナの遺体は上半身と下半身の境目が切断されていた。
そこに昨日の大広間の話し合いの参加者がほぼ全員、集まっていた。
アンバリー「私の可愛いニーナちゃんが……!」
リパー・ルー「姫……。」
ディンゴ「てめぇか!姫を殺したのは?!」
ディンゴは火炎放射機の先をクラッシュに向けた。
クラッシュ「ちょっと待てよ!おいら達じゃないって!!」
ディンゴ「じゃあ、誰が?!」
クラッシュは言葉を詰まらせた。なかなか本当のことが言えない…。
モー「…まず、落ち着いて犯人を捜すんだな…。」
そうしている間にじりじりと何者かが迫ってきている―…。
それを感じたものは誰1人いなかった―…。
ココ「…まさか、こんなことになるなんて…。」
コルテックス「…また、チーム分けをしなければ…。」
突然、悲劇は起ってしまったがクラッシュ達は悲しんで泣いてる暇は全く無かった。
N・ジン「犯人の手がかりがよく分からぬ…。」
N・ジンはしばらく考えていた。
―…犯人は…、デス・オメガの残りの部下!!!
N・ジンがそう言おうとしたとたん、ロボットの片腕らしきものが飛んできた。
窓ガラスは粉々に割れて、部屋はめちゃくちゃになってしまった。
クラッシュ「なんだ…?!」
???「よくやったぞ、イオタ!」
男性の声がこちらに響いてきた。
ココ「…!…まさか…。」
???「その、まさかだよ……。」
今度は女性らしき声がこちらに響いてきた。
クラッシュ「お前らは!!」
???「紹介しよう…。俺はパイ。こちらは仲間のミューだ。」
パイはあっさりした内容の自己紹介をし始めた。ミューはシータを見つけるとすぐににらみつけた。
ミュー「やあ…、シータちゃんじゃない…。裏切るなんていい度胸をしてんじゃねぇか!!!」
ミューの豹変振りにクラッシュはぎょっとした。
クラッシュ「…。(なんなんだ?!あいつ…?!!)」
ディンゴは突然の来客でも冷静だった。そして、彼は前に出てパイに尋ねた。
ディンゴ「おい…!!…姫を殺したのはてめぇらか…?!」
ディンゴの言葉にクラッシュ一行はぞっとした。この時のディンゴの顔と言葉にはかなりの迫力があった。
しばらく沈黙が続いた後、パイはその空気をがらりと変えるほど、あっさりと答えた。
パイ「…そうだったら?」
クラッシュは絶句した。もちろん、クラッシュだけでなく、クラッシュを味方にするメンバー全員も絶句した。
クラッシュ「…。(犯人はこいつらだったんだ…!)」
ディンゴ「…許せねぇ……!」
モー「負けたくないんだな……!」
ディンゴは火炎放射機、モーは鉄球を構えた。
パイ「あーあ…。あいつの癖が出てしまったもんだよ…。」
ディンゴ「黙れー!!!」
のん気な答えに怒り狂ったディンゴはパイに向かって火炎放射した。しかし、ロボットの手によってふさがれてしまった。
ディンゴ「なっ?!」
パイ「イオタ、やれ!!」
イオタはレーザービームでクラッシュ側全員に攻撃した。
クラッシュ側全員「ぐわあああああああああ!!!」
クラッシュ側全員、レーザービームの衝撃で吹き飛ばされてしまった。
しばらくして砂埃が晴れて見てみると、そこにはパイ達の姿が無かった。
ディンゴ「ちくしょう!逃げられた!!」
パサディーナ「追わないと…!」
クラッシュ側全員、ビスカリオ城を出た。その後、それぞれ違う方向へ走っていった。
絶対負けられない戦いが今、始まろうとしていた。
コルテックス、N・ジン、ディンゴ、ダイゴは噴水のある中央広場に行った。
ディンゴ「隠れてないで出て来い!卑怯者!!!」
パイ「いますよ…。」
コルテックス達全員は一斉にパイを見た。パイは噴水のてっぺんにいた。
パイ「みんな結構、早くに来ましたね。」
パイはそう言いながら、マシンガンを取り出した。
コルテックス「…!ピンストとジョットと同じではないか…。」
コルテックスのささやきを聞いたのか、パイはくすっと笑った。
パイ「残念だけど、タダのマシンガンじゃないんだよ!」
パイは笑いながら、脅すかのようにマシンガンを撃った。当たったところは広く焼き焦げた跡があった。
コルテックス「ひっ!!」
ダイゴ「慌てるな、コルテックス!!」
ディンゴ「笑ってんじゃねぇ!!」
コルテックスは剣、N・ジンは杖、ディンゴとダイゴは火炎放射器を構えた。
パイ「…面白い奴だな。それでは行こうぜ!…レッツ、ショータイム……!」
パイは邪悪な笑みを浮かべていた。
N・ジンはパイに向かって火炎弾を放った。
パイはジャンプしてかわしてすぐに、マシンガンを撃った。
ディンゴは火炎放射で相殺しようとした。しかし、弾とぶつかった後、大爆発が起った。
ディンゴ「何?!」
コルテックス、N・ジン、ディンゴ、ダイゴは爆発に巻き込まれてしまった。
ディンゴ「…くっそ…。まさか、大爆発が起るとは思わなかったぜ…。」
コルテックス「一体、その弾…、何で作られて…いるの…だ?!」
パイ「説明するのがめんどくせぇけど……。」
俺のマシンガンの弾は何かの素材で作られているわけではなくて、俺の魔力で作られているって訳だ…。
だから、爆発させたり、電撃を浴びせたりすることも自由自在って訳だ―…。
ダイゴ「く…、大丈夫か、ディンゴ…!」
ディンゴ「大丈夫だ…!」
パイ「それ、もう一丁!!」
パイはマシンガンを乱射した。弾が当たったところはこげも何も付いてなかった。
N・ジン「ん…?!」
コルテックス「確か、ここら辺に…。」
パイはにゃ…と笑った。コルテックスが踏み入れたその瞬間、地面から電撃が飛び出してきた。
コルテックス「うおぉぉぉぉ!!!」
コルテックスは急いで引っ込んだので、運よく当たらなかった。
N・ジン「大丈夫ですか、ハカセ!!」
コルテックス「くッ…。これは地雷型か…。」
パイ「ピンポンポン!!よく分かったね♪」
ディンゴ「調子に乗るんじゃねぇ!!」
ディンゴはパイに向かって火炎放射した。
パイはよけて、噴水の縁の上に立った。そして、走ってくるディンゴに対してマシンガンを撃った。
足を撃たれたディンゴはそのまま噴水の中に突っ込んでしまった。
ダイゴ「よくも可愛い息子を…!!」
ダイゴはパイの頬に殴りつけた。パイが少しひるんだところにコルテックスは剣で彼を斬りつけた。
パイは足から出ている血を見て笑い始めた。
パイ「ははは……。これは、面白い…。」
パイは急に狂ったかのようにマシンガンを乱射した。撃ち終わった後、指鳴らしで火柱を起こさせた。
コルテックス、N・ジン、ディンゴ、ダイゴは火柱の餌食になってしまった。
パイ以外「あああああああああああ!!!!」
パイ「これは楽しいねー♪」
パイは楽しそうに笑っていた。
パイの変化技に苦戦するコルテックス達―…。
彼らはパイに勝つことができるのだろうか―…?
負けられない戦いが、ついに始まった―…!!
シータ「みんな、生きて帰れるのだろうかー…?」
N・トロピー「ベリーディフィカルトな質問ですね…。ここは彼らの運次第でしょう…。」
シータの質問にN・トロピーは深刻そうに答えた。
続く
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