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21ページ:ブリオの弟子
2012/07/16(月)09:22:10(12年前) 更新
4章:ビスカリオ帝国、崩壊の危機
ユナを見たパプパプは彼女に声をかけてみた。
パプパプ「ユナー!!」
パプパプは珍しく「~パプ」をつけなかった。
ユナ「…パプパプさん…!」
声が小さくてよく聞こえなかったが、ユナはかなりうれしそうな顔をしていた。
パプパプ「ユナ、死んだんじゃなかったんだパプか…?!」
パプパプの質問にユナは戸惑っていた。
実は、彼女は死んだ後の世界で何が起ったのかは覚えてないのだ。
ユナ「私…、死んじゃったの…?!」
パプパプの質問を聞いて、うれしそうな顔から悲しそうな顔に変わってしまった。パプパプはその顔を見て、戸惑ってしまった。
ウォーラス「パプパプ…、答えられるわけが無いだろ…!?」
ウォーラスは痛みで顔をしかめていた。
パプパプ「すまんパプ…。」
ユナ「パプパプさん…、何か…?!」
パプパプ「まず、ウォーラスの怪我を治してくれないパプか…?」
パプパプは迷い無く、ユナに頼んだ。
ユナ「うん…!分かった!!」
それを聞いて、ユナは頷いた。
ビスカリオ城にある図書館の中で、ブリオは過去を振り返っていた。
ブリオはある日、草原の中を歩いていた。
彼が歩いている草原は快晴で、心地よい風が吹いている。小鳥のさえずりは時々、聴こえるぐらい。
ブリオ「気持ちいいですね~。」
ブリオはそう思って、木の下で休もうとしたとたん、いきなり人食い花に襲われた。
ブリオ「うひゃあああああ~!!!わっ…!ファイア・ボール!!」
人食い花に火の玉で攻撃した。
しかし、なんとも無かったかのように人食い花はブリオに襲い掛かってきた。
ブリオ「もう…、ダメだ…!」
その時、飛んできた矢が人食い花を仕留めた。
ブリオ「えっ…?!」
???「じいさん、大丈夫か…?!」
???「ここは…、俺達ぃぃぃぃにまかせぇぇぇぇぇな!!」
ブリオ「その声はピンストライプにジョー!」
???「オラもいるんだな…!」
その時、ジョーの物陰からモーが出てきた。
ブリオ「モー…!」
その時、死んだ人食い花の近くに巨大な根っこがいくつも出現した。
ピンストライプ「おっ…!これは厄介な奴だな。」
ジョー「でも、俺達ぃぃがいたら、怖いものなしぃぃぃぃだぜぇぇぇぇ!!」
モー「覚悟するんだな…!」
その後、ピンストライプは弓矢、ジョーは剣、モーは鉄球を構えた。
ピンストライプ「いけー!!!」
ピンストライプは矢を放った。ジョーは炎の剣で根っこを斬りつけた。モーは鉄球を投げ飛ばした。
3人の攻撃で、人食い花の根っこを一掃した。
ブリオ「すごい…!」
ジョー「へっ!ちょろえぇぇぇもんよ!」
その後、ブリオはビスカリオ城に招待された。
ビスカリオ城に入った後、ピンストライプの部屋に行き、父ジョットにブリオを紹介した。
ジョット「へぇ~…。あなたがニトラス・ブリオと申しますか…。始めまして、私はジョットと申します。」
微笑みながらジョットは、コーヒーを飲んでいた。
ブリオ「えぇ…。こちらこそ…、よろしく…。」
ブリオは緊張しながらもコーヒーを飲んだ。
ブリオ「…。(いきなり、大物に出会うとは…。)」
また、別の日…。
ピンストライプ「ブリオのじいさん…。紹介してぇ奴がいるんだ…!」
ブリオ「紹介してぇ奴…?」
ピンストライプはフランス人形のような可愛い幼女を呼び、連れて来た。
ブリオ「…。(かっ、可愛い子ですね…。)」
ピンストライプ「ユナ…、自己紹介を…。」
ユナ「私?!…ユナ…。正確に言えば、ユナ・クルス。」
ブリオ「始めまして。私はニトラス・ブリオ。是非、あなたのような子と仲良くなりたい…!」
それを聞いてユナはぎょっとした。そして、ピンストライプの後ろに隠れた。
ピンストライプ「あはは…。わりぃな…!ユナは人見知りなんだよ…。」
ピンストライプは苦笑いをした。
ジョット「ならば…、息子もユナもジョーもモーもみんなあなたの弟子にしていただけませんか…?」
ピンストライプはジョットの意外な言葉に絶句した。
ピンストライプ「とっ…、父さん…!!」
ブリオ「私が師匠ですと…?!」
ジョット「師匠というよりかは長老ですね…。」
そこから、彼らが私のことを長老と呼ぶようになったのだ…。
ジョー「行くぜぇぇぇぇ!!!」
ジョーは雷をまとった剣でブリオを攻撃しようとした。
ブリオ「ストップ!!」
ブリオはジョーの動きを止めた後、遠くの岩へ投げ飛ばした。
ジョー「ぐはっ!!!」
ピンストライプ「師匠だからって、容赦はしないぜ!!」
そう言いながら、ピンストライプは矢を放った。
ブリオは魔法でバリアを張った。
ピンストライプ「何だと…?!」
ブリオ「ふー…。危なかった…。でも、すきだらけですね…。」
その後、ブリオは雷でピンストライプを攻撃した。
ピンストライプ「ぐわあああああっ!!!」
ピンストライプは倒れてしまった。
ブリオ「あんた達、まだまだ甘いですよ…!」
そのようにして、ブリオはコモド兄弟とピンストライプを始め、ユナ、ディンゴ、タイニー、ココ、N・ジンの順に次々と弟子にした。ブリオの弟子はみんなそれなりに強かった…。
しかし、今となってはディンゴ、タイニー、ココ、N・ジンしか残ってない…。
ある戦いの最中―…
ココ「長老!!危なぁぁぁぁい!!」
ココは悲鳴を上げた。
ディンゴ「長老に手を出すなー!!!」
すぐにディンゴは敵に向かって火炎放射を放った。
ピンストライプ「ユナー!!!」
ユナ「はい!!」
ユナは幻覚でブリオと共に遠くへ逃げた。
タイニー「がおおおお!!ここから先は行かせなーい!!」
そう言いながら、タイニーは槍で敵の攻撃を払い飛ばした。しかし、敵の攻撃はピンストライプのほうへ確実に向かっていた。
ジョー「ピンストー!!!」
ピンストライプ「なっ…?!」
ドカァァァァ!!!!
ピンストライプは敵の攻撃を受けて、気を失った。
モー「…大丈夫なんだな…?」
モーの声にピンストライプは気がついた。
気がつくと、ビスカリオ城にある自分の家(というよりか部屋)にあるベッドの上にいた。ディンゴとモーの隣で心配そうにジョットがピンストライプを見ていた。
ジョット「息子…?!だっ…大丈夫か…?!」
震えていながら、ジョットの目は涙で潤っていた。
モー「ピンストが敵の攻撃で死にそうなところをこのおじさんが助けてくれたんだな…。」
モーの言葉にジョットは少し照れながら咳払いをした。
ピンストライプ「ありがとう…、父さん…。(俺の父さんが助けに来なかったら俺は…死んでたんだ…!?)」
ピンストライプのその言葉にはうれしさの中に恐怖が含まれていた。
その時、長老である二トラス・ブリオがこの部屋に入ってきた。
ブリオ「ピンスト?!」
ブリオはほぼ全身を包帯で巻かれているピンストライプの姿に驚いた。
ピンストライプ「誰かと思ったら…、長老ではないか…。しかも、ユナまで…。」
ユナ「兄貴…。敵の攻撃を受けて大怪我をしたと聞きました…。」
ピンストライプ「嗚呼、気にすることないぜ…。しかも、ユナ…。お前まで傷だらけじゃないか…。」
ユナ「幻覚を使い、気配を消して逃げてる途中…、敵の攻撃に当たったのよ…。」
モー「でも、長老が無事でよかったんだな…。」
ディンゴ「それを言うなら、みんな死ななくてよかっただろ?!…さっきの敵は本当に厄介だったんだぜ?!」
ディンゴのその言葉にみんなは笑い始めた。
そんな時間はもう来ないでしょう―…
ブリオ「まあ、私と弟子たちはこんな関係でしたのよ…。」
アンバリー「そうだったの?!」
その時、パサディーナの一言でその雰囲気はあっさり壊れてしまった。
ブリオ「どうしたんです…?パサディーナ。」
パサディーナ「聞こえるんです…。上から…。」
すると、上から1人の男が降ってきた。
ブリオ「ひっ!!!誰です…?!」
???「俺か…?!ガンマだ。…たまたまここに来てしまったんでね…。」
パサディーナ「デス・オメガの手下なの…?」
ガンマ「だったら、どうする?!」
アンバリー「今すぐ、ビスカリオ城から出て行きなさい!!」
ガンマ「それは俺に勝ってから言うんだな、常識だろ?!」
脅すようにガンマはプレートを飛ばした。ブリオ、パサディーナ、アンバリーは間一髪で避けた。
ガンマ「俺のプレートはよく切れるから気をつけておけよ?!」
パサディーナ「…だったら、戦うしかないわね…。」
アンバリー「戦うことが好きなわけじゃありませんが、仕方がありませんね…。」
パサディーナは短剣、アンバリーは扇子、ブリオは杖を構えた。
ガンマ「いい試合になりそうだ…!」
ガンマは再び、プレートを構えた。そのプレートは今にも飛び出してきそうな感じであった。
この次、ブリオたちの戦いが始まる―…!
もう、誰も戦いから逃げることはできない……!
続く
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