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6ページ:戦いは避けられず
2012/04/07(土)17:51:35(12年前) 更新
2章:謎の人物
クラッシュとコルテックスは協力しあって、研究員・作業員もどきを斬っていた。
ココ「いくわよ!サンダーボルト!」
N・ジン「拙者も負けぬわ!フレイム!」
雷と炎が研究員・作業員もどきを焼き尽くした。
クランチはヌンチャクで研究員・作業員もどきを殴ったり、振り払ったりした。
クランチ「どんなもんだい!」
N・トロピーはフォークで研究員・作業員もどきを攻撃し続けるが、攻撃力が低いのか、刺しても刺しても彼らは立ち上がってしまう。
N・トロピー「厄介な相手ですね…。」
その時、クラッシュがサーベル研究員もどきの攻撃を受け、重傷を負ってしまった。
クラッシュ「ぐあああああ!!!」
クラッシュは倒れてしまった。
コルテックス「クラッシュ!!」
ココ「お兄ちゃん!!」
N・トロピー「ここは私に任せなさい!」
N・トロピーは回復魔法でクラッシュの怪我を治してしまった。クラッシュは立ち上がって、戦うことができるようになった。
クラッシュ「おっ、楽になってる。サンキューな!」
N・トロピー「神父としては当然ね!」
クラッシュは立ち上がって、再び戦場に行った。
『コルテックスはコルテックス・ソードを使った。研究員・作業員もどき6体倒した!』
N・ジン「ハカセ、かっこいいです!」
コルテックス「わしが強くなった証拠じゃ!」
クランチは無数の相手にした疲れがたまってきたのか、ついにヌンチャクを落としてしまった。その後、ひざまずいた。
クラッシュ「クランチ!」
クランチ「ちくしょう…。きりがねぇ…。」
クランチはその後、鉄腕を利用した戦いを始めた。
その頃、鎌を持った、商売人らしきある男は退屈そうに道端に座っていた。
???「…今日は客、全然来ねぇな…。しかも、霧が深いし、どうなってるんだ?!」
その時、誰かが走ってきた。男はうれしそうに声をかけた。
???「いらっしゃい!大スターコアラコング様の道具屋だ!!」
ティンゴ「あっ、コアラコング!今はのん気に商売をやってる場合じゃないぜ!訳の分からん奴が襲って来たんだ!!」
息を切らしながら、ティンゴは火炎放射器をかまえていた。
コアラコング「何?!訳の分からん奴って?!」
しばらくもたたぬうちに無数の研究員・作業員もどきがこちらに来てしまった。
ティンゴ「ちくしょうがー!!」
ティンゴは火炎放射器で研究員もどきたちを焼き払った。
コアラコング「俺様も戦う!1人だけではどうせ無理だろう?!」
ティンゴは鎌をかまえている彼が少し頼もしく感じた。
ティンゴ「遊びじゃねぇんだぞ?!」
無数の研究員もどきたちに対して、コアラコングは鎌で立ち向かった。
コアラコングは鎌で研究員もどきたちを切り裂いていった。その中、火炎放射器を持った研究員がいた。
コアラコング「こいつがこの集団の頭か?!」
そう思って、鎌で攻撃しようとしたが、かわされてしまった。
コアラコング「何?!俺様の攻撃をかわしただと?!」
その後、コアラコングは火炎放射器で焼かれてしまった。
ティンゴ「コアラコングー!!ちくしょう!!こんな時にタイニー、何やってんだよ!」
ティンゴは悔しそうに戦いに専念した。コアラコングを助けに行ける余裕がとてもない。
その時、タイニーが雄たけびをあげた。
ティンゴ「タイニー、何やってんだよ!遅かったじゃねぇか!」
タイニー「タイニー、迷子になってた…。ごめんなさい…。」
彼はどうやらそこに行くまで、ずいぶんと迷ったようだ。
ティンゴ「今はしょぼくれている場合じゃないぜ、タイニー!お前はコアラコングを助けてくれないか!」
タイニーは槍を持って、戦場に向かうとともにコアラコングを助けに行った。
タイニー「コアラコング、待っててね。タイニーが助けてやるから!」
コアラコングはその頃、鎌を持ってゆっくりと立ち上がっていた。戦っている中、タイニーと合流した。
コアラコング「タイニー、お前…。」
タイニー「タイニー、来たよ。もう、怖くない!」
コアラコングは微笑した。
コアラコングは鎌、タイニーは槍をかまえた。そして、戦いを再開した。
ビスカリオ帝国では、もはや戦場となっていた。
教会ではクラッシュ・コルテックスを中心に、帝国の入り口ではボン・クラッチを中心に、広場ではティンゴを中心に、城の門前ではコモド兄弟を中心に、皇帝の近くではポトルー父子(ジョットとピンストライプ)を中心に戦いを繰り広がっていた。
この国の姫ニーナはピンストライプの妹分ユナとともにどこかへ避難していた。その時は当然ながら、ユナの気配を消す能力を使っていた。
クラッシュ達は、全員、息を切らしていた。
クラッシュ「やっと見えてきたぜ…。」
クランチ「それよりすげぇな…。コルテックス・ソード…。」
コルテックス「だろ?!ようやく使えるようになったんじゃ…。」
コルテックスは諸刃の剣を輝かせた。
N・ジン「自慢している場合じゃないですよ、ハカセ…。」
その時、魔法を唱えて戦っていたココが敵の棍棒による攻撃が当たってしまった。それが急所に当たってしまったのか、ココは倒れてしまった。
クラッシュ「ココー!!!!」
ココは返事しない。ココの頭から大量の血が流れ、体はどんどん冷たくなっていく。
クラッシュはココのところに来た。彼女の顔はもはや土色だ。クラッシュを攻撃しようとした敵をクランチとN・トロピーが叩き、そして追い払った。
『クラッシュ達は研究員・作業員もどきをを全てやっつけた!』
コルテックス「何があった?!」
クラッシュ「ココが……。」
クラッシュは涙を流していた。ココは凍ったかのように動かない。
N・トロピー「…ベリーバッドなことが起ったね…。」
クラッシュ「お前、神父だろ!ココを元気にしてくれよ!」
N・トロピー「残念ながら、シーはダイしてますね。私は神父でありながら、人を生き返らせる呪文を覚えてないのです…。」
クランチ「だったら、覚えてる人を探さなくっちゃいけないわけだ!」
N・トロピー「私も行きます。傷ついた人たちを回復しなくちゃいけないからね~。」
N・トロピーは友人の1人ジョットに連絡した。クラッシュ一行は城に向かうのだ。
ジョット「くっ、死亡者が出るとは…。ピンストライプ、ユナを呼び戻してくれ!」
電話を切った後、ジョットは息子のピンストライプに命令した。
ピンストライプ「分かった。ユナ、今すぐ大広間に来てくれ!」
ピンストライプは電話でユナを呼び戻した。
ユナ「分かった、兄貴。ユナ、もうすぐ戻ってくる!」
クラッシュ一行はココを生き返らせるために城へ向かった。
しかし、悲惨な運命をたどる者がココの他にもいた…。
そして、事件の黒幕の正体とは…。
クラッシュ一行は次回、皇帝ビスカントと対面することになる。また、黒幕を倒すための宝とは…?
続く
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