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第4話 信念
2012/03/02(金)21:09:32(12年前) 更新
銃の講習で、孤島に飛ばされたクラッシュ達
そこで待ち受けていたのは…悪夢だった
カツオ「腹は決めてるさ…ネズミ!早く拳銃を出すんだ!」
クラッシュ「くっ…」
クラッシュが銃を構えられないのは腕が痛いからじゃない、カツオの威厳に圧迫されているのだ
カツオ「…10秒で腹を決めるんだ、さもなくば撃つ」
銃口を向けているカツオ、恐らく10秒経ったら確実に当てる
クラッシュの手は汗で滲んでいる
カツオ「10、9、8、7…」
クラッシュは何も言えず、棒立ちになりながら銃口を見つめる
カツオ「6、5、4…」
クラッシュ「カツオ、落ち着いて話し合わないか…?争う前に話し合うことは大切だ…」
カツオ「3、2、1…」
クラッシュ「聞く耳なしかよっ!」
バンッ
クラッシュは間一髪で草むらに転げて避けた
クラッシュはすぐさま拳銃を取り出した
カツオ「この試験で戦いあった2人が共に生き残った例はない…」
カツオは再び銃を向けた、クラッシュは驚いて反射的に
バンッ
カツオ「うっ…」
カツオの右肩に命中し、カツオは銃を落とした
カツオ「いいぞ…ネズミ…これが戦いだ…」
カツオが左手で銃を拾いなおし、クラッシュに近づく
草を踏みしめる音が大きい、カツオとの距離がよく分かる、わざとだろうか…?
身を潜めながら遠くに行き、様子をみる
カツオは右肩の銃傷を抑えながらこっちに近づいている
カツオ「甘い考えをいい加減に捨てろ!!」
バンッ バンッ
カツオの銃弾はクラッシュの足に命中する
クラッシュ「うわっ!」
クラッシュはその場で転んでしまった
クラッシュ「ぐっ…足を打たれて立てない…!」
しかし、そんなクラッシュの目の前にカツオがいた
カツオは目に涙を浮かべているように見えた
カツオ「ごめんね…」
小声で呟いて引き金を引こうとするカツオにクラッシュがとっさに銃を構えて撃った
バンッ
カツオが仰け反った何処に当たったのだろうと思った
銃が当たったのは左の鎖骨部分
カツオから銃を弾くには充分な所だった
カツオ「うっ…ぅ…」
両手が使えなくなったカツオは草むらで仰向けになっていた
銃口を向けていたクラッシュも銃を下ろして近づいた
クラッシュ「カツオ…」
カツオ「もう僕は駄目みたいだ…ネズミ、君の勝ちだ」
クラッシュ「カツオ…やめろよ…」
カツオ「僕を殺すんだ…早く撃ってくれ…」
クラッシュ「んなこと出来るわけないだろ…!これから二人で抜け出す方法を考えよう…!」
そのときだった、一筋の火の弾がカツオの心臓を貫いた
空を見上げると、船からリバイブが銃…ライフルを構えていた
船は直ぐにその場を後にした
クラッシュはただ立ち尽くしたまま船を見つめていた
3分くらいしたらリバイブのアナウンスが入った
リバイブ「はいー、試験が全員無事に終わりましたー」
クラッシュは力が抜けてその場に座り込んだ
リバイブ「えー、皆さんは敵を倒すのに何をそんなに惑っていたのか知りませんがー
こちらも時間がないのでー、内密に制限時間を設けていましたー」
クラッシュ「…え?」
リバイブ「制限時間が過ぎたらー、こちらで審議し、判定で負けた人を私が脱落させましたー」
クラッシュ「…な…なんだと…?」
怒りのあまりそれ以上声が出なかった
クラッシュは怒りを地面の草むらにぶつけることしかできなかった
地面を殴り続けて、血が滲んでしまった
クラッシュ(カツオの心を思ったらこんな傷、なんでもない…)
暫くすると、ワープホールが現れてクラッシュは会社に戻った…
クラッシュは併設されている病院で治療して、その日は入院した
夜、病床でカツオを思った
オイラは別に一流のスパイになりたいわけじゃない…
ただ此処から出たいためだけに…
それなのに御前は一流になりたいと
誰よりもこの会社のことについて勉強したのだろう
そんな奴の努力が報われなかったのは、何故だろう
オイラのせい?
第4話 任務完了
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