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第19話 巨獣
2013/03/10(日)12:44:12(11年前) 更新
~動物一武闘会編~
「えー…これよりAブロック試合…クラッシュVSアンドレを
開始します!」
「うわあ…次はオイラか…しかもかなりデカいのが相手とか…」
「…よろしく」
クラッシュを見下ろす大男。彼がアンドレのようだ。
闘技場
「さて来ました!東の門…現在彼女募集中!クラッシュ・バンディクーだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「うわぁ…緊張するなぁ…」
「西の門!対するはパワーこそ全て!アンドレ・ザ・コディアックだああああああああああ!」
「……」
「で、デケえ…あんなのに勝てんのかよ…」
「両者元の位置へ」
「……」
「……」
二人に言う審判。二人は無言で元の位置に行く。
「始めッッ!」
「てやああああああああ!!」
「あーっと!?開始早々飛び蹴りだあああああああ!だが効果はない!」
飛び蹴りを放つもアンドレは全く動じない。
「なら…!!」
「……」
2mを超えるアンドレの頭上まで飛び上がり、肘打ちを繰り出す。が、アンドレはこれでも全く動じない。
「何という事でしょう!顔面に肘打ちを食らってますが全く動じる気配なし!ケロッとしております!」
「さっきから全く回避する動きをとってないぞ!?あいつ大丈夫なのか!?」
「プロレスラーってのは普通の格闘家とは違うのさ…」
リング
「…どうした?その程度か?」
「クソッ…オイラの攻撃がほとんど効いてない…」
「次は俺から行くぞ…」
「あーっと!アンドレ走りだした!100㎏を超えるその体重から何を繰り出すのか!?」
「や、やばい…動けない…」
その気迫に圧倒され、足がすくんでしまうクラッシュ。
「ぬぅん!!」
「うわぁっ!!」
100㎏を超えるその体重から放たれるタックルをもろに食らい、吹っ飛ばされるクラッシュ。
かなりのダメージを受けてしまったようだ。そんなクラッシュをサッカーボールのごとく蹴り飛ばすアンドレ。
直後に倒れているクラッシュを片手で持ち上げ、投げ飛ばす。
「あーっと!アンドレ容赦ない!さすがはWBPのヒールレスラーです!」
「お兄ちゃん!?」
「やばいな…あのままじゃクラッシュが…」
ズタボロにやられるクラッシュを心配するココとクランチ。
「まだまだ…!!」
凄まじいスピードで拳撃を繰り出すもあまり効いていない…
「もうやめて…」
「おい…やめさせろよ…」
「プロレスラーっていうのは…相手の攻撃は絶対に受けるのさ…例え体重が100㎏を超える奴のボディプレスだろうと、
ベンチプレス100㎏の奴のラリアットだろうとね…相手の攻撃を耐えて耐えて…そして反撃…それがプロレスラーさ。
そうでなくっちゃ客は楽しませられないんだよ…」
「ただ…あれだけデカいと弱点もあるのよね…」
「ああ…巨体ゆえの弱点て奴がね。」
プロレスについて語るレジーナとリン。
「あーっとこの体勢はまさか!?」
「…ッッ!!」
「ぐはぁっ!」
100㎏を超える体重から放たれるボディープレス。クラッシュはほぼグロッキー状態だ…
「コディアック・プレスが決まってしまったああああああああああああああああああ!!」
「お兄ちゃん!?もうみてらんない!」
「ココ…クラッシュはよく戦ったよ…後でたくさん褒めてやろうぜ?」
目を覆うココ。それを慰めるクランチ。
「アレが決まったかぁ…アレを食らって立ち上がった奴はほとんどいないよ…」
「しょ、勝負あ…」
「まだまだぁ…まだだぁ!!!」
審判が言おうとしたところで立ち上がるクラッシュ。
「(こいつ…俺のコディアック・プレスを受けても立ち上がってきやがる…どんな根性の持ち主だ…だが、
これほど手応えのやる奴と戦えるのはうれしい限り…)」
「…てりゃあああああああああ!!」
何を思ったのか、アンドレの脚にハイキックを食らわせるクラッシュ。
「・・・あれは…マズイ!」
「お!?」
焦り出すリンと何やら期待するクランチ。
「ぐおああああああああああ!?」
派手に転倒するアンドレ。どうやら脚が弱点のようだ。
「アンタの弱点…予想してたが…やっぱりな!」
「巨体のレスラーってのは腕力もあるし、何しろ重量がハンパないから
凄く打たれ強いんだけどね、唯一の弱点てのが脚さ。デカくて二足歩行で歩く奴は
脚に凄い負担がかかってる場合があるから脚を攻められると弱いのさ…
しかも体重があるから転ぶだけでもダメージを受けちまう。だから巨体の奴はレスラーとしての
寿命が短い奴が殆どだよ…」
「なるほどな…」
そうレスラーについて熱く語るレジーナ。と、それを聞いているクランチ。
「ぐぅぅぅぅぅぅぅ…」
脚を抑えながらも立ち上がるアンドレ。
「ぬおおおおおおおおおおおお!!」
「てやぁっ!!」
突進してくるアンドレにスライディングキックをお見舞いするクラッシュ。アンドレは再び派手に転倒する。
「ぐぅっ!!」
「形勢逆転です!アンドレ選手翻弄されています!」
「止めだ!!」
「ぐぅぅぅぅぅぅ…あぁ…ぁ…」
倒れたアンドレの首に脚を組み付かせ、締め上げるクラッシュ。アンドレは転倒時のダメージが大きかったらしく、振りほほどけず、そのままKOしてしまった。
「勝負ありぃぃぃぃぃいぃ!!」
「勝者、クラッシュ選手です!」
審判が出てクラッシュの勝ちを認める。
待機室
「お兄ちゃん勝利おめでとう!」
「危ないところだったなマジで…お前が死んじまうんじゃないかって本当ひやひやしたぜ…」
「まだまだこれからだよ…どんな強い奴が待っているか…」
ココ、クランチと話すクラッシュ。
「よぉクラッシュ!お前の活躍見てたよ!あのアンドレを倒すなんて
大した奴じゃないか!アタイもアンタと戦いたかったよ!」
「うわっ!?」
そう言ってクラッシュの肩を少し強くたたくレジーナ。
「アンタとリンが勝負できることを祈ってるよ!」
そう言って立ち去るレジーナ。
「あっ!クラッシュさん!試合見てましたよ!すごい戦いでしたね!」
「君は?」
「スミレ・ドーマウスです!宜しくお願いします!」
「おいクラッシュ!気を付けろ!コイツに潰されたボクサーや空手家は計り知れねえ…恐ろしい奴だ…」
「え?」
「なにをおっしゃってるんでしょうか?」
いきなり話に割り込んだパンチに唖然としているクラッシュとスミレ。
「それはそうと次君の試合だよね?楽しみにしてるよ!」
「ありがとうございます!」
そう言って立ち去るスミレ。
「…(いつか貴方を潰す時が来るでしょうね…フフフ…)」
~~~~~~
~~~~~~
「いいかクラッシュ…アイツはな…格闘技の世界じゃ有名な奴なんだよ…格闘家潰しとしてな…
アイツのせいで再起不能になっちまったプロボクサーの数はハンパない数だぜ?
もしお前があいつと当たったら再起不能になる事を覚悟しておけ…」
そう言い残して去るパンチ。果たして、スミレとはどれほどの実力を持つのか!?
続く
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