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7月22日 part1 乗っ取られる関西(ツーテンカクブレイク)
2012/07/22(日)04:29:36(12年前) 更新
ここからやっと本編です
――――午前9時 コルテックス城――――
窓の外は嵐。ちょうど台風が襲ってきているコルテックス城の会議室的なところ。
26人の主要メンバーは朝からの会議の招集を掛けられていた。
が、会議開始予定の9時になっても、まだこない者が何人かいた。
コルテックス「遅い・・・いったい何をやっているのだ・・・」
ブリオ「欠席の連絡もありませんし、どうしたのでしょう?」
すると、5,6歳くらいのフランス人形のような少女が気だるそうにつぶやいた。
少女「全く、ユナ、本当はあんなオジサンの言う事なんか聞きたくなかったけど、兄貴達が行ったほうが良いって言うから来たのよ。なのに来てない人が居るってどういうこと?」
ピンスト「そう言うなって。あいつらもそのうち来るだろう。」
猫背の青年も、耐えかねて愚痴を漏らす。
青年「酷いものだネ。こっちは学校に公欠を取ってまで来たというのに。」
?「先輩に向かってその言い方は何だァ?二酒く~ん?」
二酒という青年が言うと同時に入ってきた少年が居た。
彼の名はセリカ。主要メンバーの中でもかなりの問題児だ。
そのセリカを制すように赤目の男が口を挟んだ。
赤目の男「まず遅刻してきた事を謝るべきだ。もう少し先輩らしい行動はできないのか?」
セリカ「クリムゾンか。チューナーの方も集まってるのか。ずいぶんデカイ会議なんだな。」
黒目の男「テメェ、遅刻してきて中々良い態度じゃねぇか?」
クリムゾン「落ち着け、DACB。」
リラ・ルー「まぁまぁ、お二人さん、元気なんは分かるから、喧嘩は後で、テストコースのレースで決着つけてきてや。」
リラ・ルーがなだめる様に割って入った。
が、今一番機嫌を直さなくてはならないのはこの男だろう。
コルテックス「全く、いつまで待たせるつもりだ!このお呑気二流メンバーめ!」
フレイ「そいつは俺のことか~?」
なんと、窓の外に突然フレイが現れた。
コーヒーを飲みかけていたコルテックスは、アニメのワンシーンの如く、見事にコーヒーを吹いた。
コルテックス「ゴホッ・・ゴホッ・・・、普通に入ってこんか!」
フレイ「部屋のバルコニーからここまで飛んできた方が速いんだよ。それよりも、早く開けてくれないか?」
コルテックス「大嵐の中、窓を開ける奴がどこに居る!普通に入って来い!」
数分後、フレイはタオルで体を拭きながら気だるそうに部屋に入ってきた。
彼は何事も無かったかのように自分の椅子に座った。
コルテックス「あと2人だ。あいつらは、そんなに遅刻するような奴ではないはずなんだがな。」
N・ジン「もう開始時刻から20分ほど経っていますぞ。メンバーが揃っていなくとも、会議を開始すべきでは?」
コルテックス「そうだな。では、これより戦略会議を始めようと思う。」
そう言うと、コルテックスがリモコンのようなものを操作した。
部屋の照明が消え、壁にプロジェクターのスクリーンが下りてきた。
映像付きで何かを説明するのだろうか。
ピンスト「さてと、会議も始まったことだし、元の席に戻るか。」
一同「???」
ピンストライプは突然席を立ち、実の父親、ジョットポトルー伯爵7世の席に着いた。
一同ぽかんと口をあけている。
そしてピンストライプは赤いスーツを脱いだ。その中は黒のスーツになっていた。
そして、服と背中の間に隠しておいたロングヘアーを出した。
N・トロピー「ワッツ!?君はピンストライプではなかったのかね!?」
偽ピンスト「さて、始めましての者も多いようだから、自己紹介と行こう。私はジョットと申します。ピンストライプの父親でございます。」
一同「えぇぇーーーーー!!!!!」
部屋は驚きの声であふれた。
そりゃそうだ。こんな所でそんなドッキリがあるなんて想像できる者が居ただろうか。
コルテックス「余りに似すぎて気付かなかった・・・」
N・ジン「拙者とした事が変装を見破れぬとは・・・」
クリムゾン「息子の方はどうしたのだ?」
ジョット「今、シカゴのマフィアと協力して、資金を集めてくれているんだ。ということで、息子は公欠扱いにならんかね?」
セリカ「んなモンあるかよ。」
フレイ「って言うか、会議始めろよ。」
コルテックス「おっと、済まなかった。」
コルテックスは軽く咳払いして、机のコンピューターを操作し始めた。
壁にかかったプロジェクターに、装飾を施された『J』の文字が大きく映し出された。
コルテックス「紹介しよう。世界征服計画のスペシャルゲスト、『J』だ。」
J「始メマシテ。Jデス。皆様ヲ全力デバックアップサセテ頂キマス。」
変声機で声を隠している。
顔も本名も分からない、正体不明の味方の登場に全員が少し戸惑っていた。
J「皆サン、顔モ本名モ分カラナイ私ニ戸惑ッテイルノデショウ。デハ、コレカラ私ガ見セル資料ヲゴ覧クダサイ。」
スピーカーの声がそう言うと、突然、コルテックスのコンピューターが何かを印刷し始めた。
コルテックス「こ、これは・・・!」
J「ソレハ敵勢力ノ要注意人物ヲマトメタ物デス。全部デ28名。私ナリニ、一人一人注意度ヲ書イテミマシタ。『走リ屋レベル』ト言ウノガソレニ当タリマス。」
全員がコルテックスの机に集まってきた。
本名、年齢、登場車種、走り屋レベルが正確に書いてあった。
ブラック「なるほど、敵のブラックリストというわけだ。」
ジョット「この『走り屋レベル』を見れば、誰がどのくらい強いのか一目瞭然だな。」
星野「天王寺さん・・・」
コルテックス「やはりクラッシュも動いたか。」
これで敵側のデータは全部のはずなのだが、まだ何か印刷されてきた。
J「次ニ印刷スルノハ、我々ノデータデス。私ガ分析ヲ行ッタ結果・・・」
一同「――――ッ!!」
我々ニモ勝利ノ可能性ハ十分ニアリマス――――
皆デ世界ヲ手ニシマショウ――――
――――熱河シーサイドホテル――――
クラッシュとその一行は道に迷っていた。
慣れない土地とはいえ、この熱河の地域はそれほど道は複雑でないはずだ。
海岸沿いに一本、そこから丘の上に伸びていく道が2本。
あとは、小さな道がちょろっと。
ココ「もう、お兄ちゃん方向音痴過ぎでしょ!」
クランチ「俺がさっき言ったほうで合ってたんじゃないのか?」
クラッシュ「ま、待ってよ、今、旅館の人に聞いてくるからさ。」
クラッシュはそう言いながらフロントの係りの人まで走っていった。
すると、前から来た湯上り姿の女性とぶつかってしまった。
女性「痛ぁ!ちゃんと前見なさいよね!」
クラッシュ「ご、ゴメン。」
クランチ「あれ・・・?カラージャ?」
カラージャ「・・・?あわわわ~!クランチさん!?」
この二人は、どうやら知り合いのようだ。
どこで知り合ったかはクラッシュやココは知らなかった。
クランチ「レースで奴らと戦うからな。どこか出会えるとは思っていたが、こんなに早く会えるとは。」
カラージャ「こ、こっちだって、別に好き好んできたわけじゃないんだから!」
クランチ「これからどうすんだ?レースの練習でもするのか?」
カラージャ「当たり前でしょ!練習しなきゃ勝てないじゃない!バッカじゃないの!?」
ココ「ねぇ、そしたら、神上って人の居場所分かるんじゃない?もし良かったら、案内してくれる?」
カラージャ「えっ・・・良いわよ。」
ということで、クラッシュ達は神上君の所へ案内してもらった。
――――熱河峠 山頂展望台――――
私、神上熱海はバテていた。脱水症状寸前だ。
先程まであの銀色の車で走っていたのだが、どういう訳かこのクルマ、クーラーが取り外されているのだ。
神上「ちきしょ~、あのおっちゃん何しやがった~・・・」
残る体力を振り絞って自販機に救いを求めた。
今にも干からびて干物になりそうな手で、弱々しくコインを入れていく。
そして、失った水分と塩分を取り戻そうとスポーツドリンクのボタンに手を掛けたとき・・・
神上「う、売切れ・・・コーヒー以外・・・売り切れだとッ!」
18のガキンチョがコーヒーなんか飲むか!
と、思ったがそれにすがるしか手は無く、仕方なく小さな缶コーヒーを買った。
とりあえず冷たくて生き返る。
神上「ん?クルマの音。こっちに来てるけど、誰だろう?」
熱河裏街道の方から一台のクルマが向かってきた。
そしてそのクルマは俺の目の前で止まり、中から何人か出てきた。
神上「えっ!これって、本物のクラッシュバンディクー?」
クラッシュ「いかにも。オイラは世界を何度も救った英雄、クラッシュバンディクーさ!」
カラージャ「何?アンタこの人たちの子と知ってるの?」
またも、芸能人に会ったかのように興奮する俺であったが、クラッシュ達が俺に協力しに来たのだと察するのに、やはり20秒ほどかかった。
ココ「と、言うわけで、よろしくね。神上君。」
神上「よろしくですw。でもすげーや!クラッシュ君が来てくれたなら、主人公補正でこっちの勝ちだな。」
クランチ「そういうブラックなジョークは止めろ。」
そんなこんなで、クラッシュ達を味方につけた俺は、更にクルマを乗りこなそうと銀色の車に乗り込んだ。
が、その時、俺の携帯がそれ所ではないと言わんばかりにうるさく鳴った。
神上「なんだよ・・・もしもし神上君の携帯ですけど何か?・・・えっ・・・マ☆ジ☆で!・・・分かりました!すぐ向かいます!」
クランチ「どうした?」
神上「午後3時から、【富士スピードウェイ】ってとこで、コルテックスの勢力とレースをするらしい。」
クラッシュ「それじゃぁ、その場所に行こう!」
俺は銀色のクルマに乗って、富士スピードウェイを目指した。
――――静岡県 富士スピードウェイ――――
コルテックスの勢力の何人かと、如月や大川をはじめとする、神上側の勢力の者が数人だ。
招集を掛けたものの、皆遠い場所に居るようで中々到着しない。
コルテックス「まもなく午後3時だ。時間になれば問答無用で始めるが、それでも良いかね。」
如月「待ってくれ、もう少しでこちらの人数が揃う。」
如月がそう言った時、遠くからクルマの音が聞こえてきた。
どうやら3台居るみたいだ。
如月「まったく、冷や冷やさせやがって。」
入り口から入ってきた車は、神上の銀色のクルマと、カラージャのNSX、クラッシュ達が乗る頼り無さそうな4人乗りのクルマ。
神上「よっしゃぁ!本日の主役登場!」
コルテックス「ようやく来たか。それでは、午後3時だ。始めるとしよう。」
そう言うと、コルテックスはルールを説明し始めた。
簡単に言うとこうだ。
【富士スピードウェイ・GTレース】
・全部で10周
・1位になった奴のチームが勝ち
・故意に敵のクルマにぶつけたりするとペナルティをとられる
・ピット(スタート地点の脇にある、タイヤ交換などを行う場所)には何度入ってもも良い
以上!!
コルテックス「要は速く走れば良い。それだけだ。簡単なことだろう。」
大川「ペナルティって、どうやって測るんですか?」
コルテックス「そう言うと思ってだな、用意したぞ。名づけて『違反測定器(ペナルティ・ハカル)君』だ!」
すると、コースのあちこちにカメラが現れた。
どうやらこのカメラで判定するようだ。
カラージャ「信用ならないわね。ちゃんと公平に判定できるの?」
コルテックス「心配ご無用。正常に作動しなかった場合は無条件でそちらの勝ちとしよう。」
クラッシュ「本当にそうするのか?ちゃんと負けたときは認めろよ。」
コルテックス「当たり前だ。男に二言は無い!さぁ、とにかく始めよう。」
そして、全員がスタート地点に車を並べた。
前から2列に並び、進行方向に向かって左の列が神上達、右はコルテックス達だ。
実況「それではスターティンググリッド(スタート地点の順番)を紹介しましょう。」
突然アナウンスが入り、スタンドにはどっと人が押し寄せてきた。
予想外の来客に俺達やコルテックス達は度肝を抜かれた。
神上「うわっ、居たのかよ!」
実況「ここで地球の運命を争うと聞いて飛んできました!地元の方々もスタンドに大勢来ています!それにこのレース、なんと生中継で全世界に配信されるとのことです!世界を守るために、我々も精一杯応援しましょう!」
スタンドから歓声が沸き、その声に俺達の士気は一気に上がった。
俺がクルマに乗り込みエンジンをかけると、平島さんが話しかけてきた。
平島「ちょっと良いかな?走る前に、これを付けて貰いたいんだ。」
そう言って、平島さんはイヤホンのようなものを渡してきた。
どうやら無線機のようで、耳に付けた途端ピットに居る如月さんやパンチ達の声が聞こえてきた。
如月《聞こえるか?俺がこちらで様子を見ながら指示を出したりするから、皆はそれに従ってくれ!》
パンチ《自分が貴様に助言してやるよ!聞き逃したりするなよ!》
カラージャ《あたしは走らないわよ。ま、どうしてもヤバくなったらドライバー交代くらいはしても良いけどね。って、これ、クランチも聞いてるの!?そしたら恥ずかしぃじゃない!》
ちょっとうるさそうだけど、力強い味方であることは変わりない。
無線機をしっかりと耳に付けて、スタートの合図を待った。
平島(後は走るだけだ。少し気がかりなこともあるが、今は勝負に集中すべきだ。)
平島はポケットの携帯を見た。誰からの連絡もない。
平島(クソッ!渡嘉敷を始めとする関西勢の協力者から誰も連絡が取れない。どうなっていやがる!)
――――富士スピードウェイ 神上側ピット――――
如月、パンチ、カラージャの3人はモニターでレーサー達の様子を見ていた。
今のところ何の問題もなさそうだ。
カラージャ「天気が曇ってきたわね。」
如月「だが、この位ならレース中に雨になることは無いだろう。」
パンチ「・・・・・・」
パンチは西の空を見て険しい顔をしている。
カラージャ「あなた、どうしたの?どっか具合でも悪いの?」
パンチ「いや、何でもない。」
パンチはその場をはぐらかした。
だが、彼にはどうも胸騒ぎが抑えられない。
パンチ(・・・どうも嫌な予感がする・・・)
――――富士スピードウェイ コース――――
実況「それでは、改めてグリッドの発表と参りましょう。グリッドは縦2列ですが、横にクルマが並ばないように配置されております。グリッドは以下のように並んでおります。」
―――――――――――――――――――――スタートライン
神上
DACB
大川
コモド・ジョー
平島
コモド・モー
クラッシュ
withクランチ フレイ
セリカ
―――――――――――――――――――――
神上「親玉のコルテックスは走らないんかい。」
クラッシュ「ちょっと待ったぁぁぁぁ!こっちは一人少ないぞ!こんなの不公平じゃないか!」
観客から文句が飛んできた。
ゲリラ豪雨の如く、歓声はブーイングに早代わり。
クランチ「待て、クラッシュ。ココから連絡が来たぞ。」
ココ《心配しないで。もうすぐ、私が作った援護が来るから。》
クラッシュ「何だよココ~。先に言ってよ~。」
クランチ「ん?『作った』って、どういう事だ?」
ココ《ま、見てれば分かるって。あ、来たみたいよ。》
外からものすごいエンジン音がした。
かと思うと、ブルーのスポーツカーがプロ顔負け(登場の仕方も含めて)のド派手なドリフトで登場した。
そして、クラッシュ達の車の後ろのスタート地点に、『一人ドリフト縦列駐車(?)』で止まった。
ココ《あー、あの子のアピールが始まっちゃった。クジャクの血を多くしすぎたかな?》
激しいアピールで現れた車からは、クジャクのような、アゲハチョウのような、そんな感じの女性が現れた。
派手で露出度が高く、透けたヒラヒラした布を身にまとっており、レースそっちのけでつい見とれてしまう程だ。
女性「あたしはフォウヘンだよ!みんなよろしくね~!」
クランチ「合成生物って奴か。」
神上「すげっ!後でメアド教えてもらお!」
クラッシュ「わぁ~、どんな風に告白しようかな?」
ココ《ちょっと、彼女はコルテックスを色気で誘うために作ったのに、あんた達が誘惑されてどうするの!?》
如月《あー、そろそろ始めた方が・・・》
神上達のベタな反応はさておき、フォウヘンを加えた計10台でレースが行われた。
シグナルの赤いランプが点いた。もうすぐスタートだ。
神上「いよいよ始まる・・・軋んだ思いを吐き出す!」
大川「き、緊張するよ・・・」
平島「・・・くそっ、悪い予感が頭を離れない!」
クランチ「クラッシュ、このクルマで大丈夫か?さっきまで乗ってたただの5人乗りのクルマだが・・・」
フォウヘン「さてと、私の走り、その目に焼き付けてあげる!」
DACB「フッ、軽く遊んでやろうじゃねぇか。」
ジョー「俺達兄弟のコンビネーシシション、見せてやろうぜ!」
モー「兄貴と走れば、オラ達は負けないんだな。」
フレイ「煽りまくってやるぜ。鶏野郎共!」
セリカ「生意気にも俺と同じクルマの奴が居るな。叩きのめしてやるぜ。」
青のシグナルが点灯した。10台が一斉にスタートし、最初のコーナーに向かってゆく。
実況「今スタートしました!さぁ、第一コーナーを制するのは誰だ!」
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