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~とある毒猫とバンディクー~
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ポイズンの過去話
2012/07/28(土)02:09:21(13年前) 更新
次は○○の過去シリーズだにゃ!
読まなくても問題はないけど、やっぱり読んでほしいなっ!
読まなくても問題は無いです。
ボクはポイズン・ザ・キャット。
今回はボクの過去を紹介するよ。
~2年前~
ポイズンが3才の時のお話です。
毒猫「ニャアッ・・」
ポイズンは裏路地で一人泣いていました。
毒猫「寂しいよ・・・誰か助けて・・」
ポイズンは先程最愛の母を亡くしました。父は元から居ないのでポイズンは一人になっていました。
毒猫「ママ・・ボクはこれからどうすればいいの?たった一人で友達も居ないし助けてくれる人も居ないのにどうやって生きていけばいいの・・?」
ポイズンは泣きながらある事を考えました。
毒猫「そうだ・・・ボクが死ねば一人にならなくてすむしママにも会えるかも・・」
そこでポイズンは近くの川へ走って行きました。
毒猫「えっと・・・ボクは泳げないからこのまま川に落ちればいいのかな?」
ポイズンは川の柵を越えました。そして川の柵の外側に立ちました。
毒猫(よし・・・後は飛び込むだけかな・・・でもやっぱり怖いな・・・)
ポイズンが縁で怖がっているといつ現れたのか黄緑色の狐が立っていました。
草狐「何してるの?」
黄緑色の狐はポイズンに問いました。
毒猫「貴様には関係ないだろっ?ほっといてくれ!」
草狐「そんな所にいたら危な・・・」
黄緑色の狐はポイズンの位置とそっけない言語から何をしようとしているかを悟りました。
草狐「キミっ!そんな命を粗末にする事しちゃいけないよ!!」
毒猫「んにゃっ!?何でボクがしようとしてる事が・・?」
草狐「ほら早く柵の外から戻ってきてっ」
毒猫(こいつボクを助けようとしてるのか・・・?でもボクは決心したんだ!さっさと川に落ちたらこいつも助けようがないだろ!)
毒猫「断固拒否するよ。じゃあね。」
ポイズンはそう言うと川にダイブしました。
草狐「んなっ!?」
毒猫(苦しい・・・でもこれで楽になれるよね。うん。これでいいんだ。)
しかししばらくするとバシャッという水音と共に黄緑色の何かが現れました。
毒猫(あれは・・さっきの!?)
ポイズンは驚きのあまり水を思いっきり吸ってしまいました。
ポイズンはぼやけた視界の中で黄緑色の狐が近くに泳いでくるのを見ました。
そしてポイズンは気を失いました。
ポイズンが気付くとそこは明るい部屋で布団に入っていました。
毒猫「ん・・にゃあ・・?」
草狐「あ、目がさめたかい?」
先程見た黄緑色の狐でした。先程と違うのは首に何故か紫のマフラーを巻いていることでした。
毒猫「ここは・・・?ボクは川で溺れて・・」
草狐「ここはボクの家。キミはボクが助けたんだよ。」
毒猫「キミ・・・誰なの?」
草狐「あ、そういや自己紹介がまだだったね。ボクはリーフ。リーフ・ザ・フォックス。キミは?」
毒猫「ボクは・・・ポイズン・ザ・キャット。」
草狐「ふぅん。ポイズンかぁ。ところでキミはなんで死のうとしたの?」
毒猫「えっと・・・」
ポイズンはリーフのマイペースに巻き込まれつい、自分の過去を話しました。
草狐「ふうん。親がねぇ・・・」
毒猫「キミには分からないだろう?この悲しみが・・この辛さがっ!」
草狐「分かるよ。」
毒猫「にゃっ?」
草狐「ボクも親亡くしてるもん」
毒猫「え・・?だってキミそんなに明るいのに・・・」
草狐「いつまでたってもクヨクヨしてたって駄目もん。まぁ、キミの方が幼いし辛さはキミの方が上だろうね。」
毒猫「・・・キミのせいでボクはまた孤独の道を歩く事になったよ・・・」
草狐「え?なんで?」
毒猫「だってボクには友達もいないし家族も・・・・」
するとリーフはおもむろに自分がつけていたマフラーをのけてポイズンに巻きました。
毒猫「何してるの?」
草狐「ん?いや、キミが孤独にならないアイテムをね♪」
毒猫「なんでマフラーが・・?」
草狐「だってボクのお古だもん。ずっとボクと一緒っていみだろ?」
毒猫「あ・・・」
草狐「家族が欲しいならボクがキミのお兄さんになってあげる。だから、もう一人じゃないよ。」
毒猫「っ・・うにゃ・・・」
ポイズンは嬉しさのあまり泣きだしました。
草狐「おいっ、何で泣くんだよぉ?」
毒猫「嬉しくって・・・ここまで優しくされたこと・・・ないから・・」
草狐「・・・そっか。」
毒猫「ありがとう。」
~毒猫の過去終わり~
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