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リーフの過去話
2012/10/10(水)04:02:22(12年前) 更新
次は○○の過去シリーズだにゃ!
読まなくても問題はないけど、やっぱり読んでほしいなっ!
準備中
やぁ、ボクはリーフ。
ポイズンの義理の兄をやってるよ。
まぁ、今回はボクの過去を紹介するよ。
ここはとある森の家。
ここには小さな子狐の兄弟が2匹暮らしていました。
一人はリーフ。黄緑色の気弱で大人しい静かな弟。リーフはこの時まだ草を操れませんでした。
もう一人はスディ。黒色のクールでリーフ思いの優しい兄。
この二匹の両親は病弱で父はスディを見る前に病気で他界、母はリーフを生むと死んでしまいました。
そんな両親のいない二匹はなんでも二匹でこなしとても仲が良い事でその森では有名な兄弟でした。
いつも二匹は晴れの日に少し離れた場所の小さな花畑で日光浴をしていました。
そこの花畑には両親が埋まっているため、二匹にもとても大切な場所でした。
しかしそんな兄弟に不幸が訪れました。
黒狐「なぁリーフ、あっちが何か赤くなってないか?」
草狐「ん、本当だ、空が赤いね。ねぇスディ、何でと思う?」
黒狐「・・・」
草狐「…スディ?」
黒狐「何か…嫌な予感がする。」
草狐「嫌な予感?」
スディはそういうと急いで空が赤い方へ向かいました。
リーフも一緒についていく事にしました。
数分後…案の定その予感は的中しました。
空が赤かった部分の辺りは火事になっていて森が燃えていました。
黒狐「嘘だろ…」
草狐「ここって…」
そこは両親が眠る大切な大切な花畑があった場所でした。
そんな悲しむ二匹に聞こえたのは二人の研究員の笑い声でした。
???「まったく、研究所をたてるのにこんな花畑じゃまなんだよなw」
???「まったくだw第一この森じたいが邪魔だろw」
そんな会話を聞いたスディはとても怒りました。
黒狐「あいつら…この大切な花畑が邪魔だと…!?それに皆が住むこの森が邪魔だと!?
ぜってぇ許さねぇ…!あいつら…!!」
草狐「スディ…気持ちは分かるけど…ボク達じゃ武器を持ったあいつらには勝てないよっ…」
リーフはそっとその言葉を言いました。
それにたいしてスディは強い口調で言いました。
黒狐「悪いなリーフ。オレはもう止まれない」
そしてスディはすぐに研究員達に攻撃しに行きました。
それにリーフもおどおどしながら加勢しに行きました。
しかし案の定プラズマ銃を持っていた研究員達に歯が立つわけもなくすぐやられてしまいました。
黒狐「っ…ぐうぁ!すっ…すまねぇリーフ…お前までこんな目に…」
草狐「うぐっ…別にっ…いいっ…よっ…」
二匹は傷だらけでもう動ける力も無いくらいでした。
研究員A「おい、こいつらどうする?」
研究員B「攻撃する位凶暴な奴だ。実験用にするにも準備が大変そうだ。
さっさと楽にしてやるか。」
そういうと研究員はたくさんのメスらしきものをとりだしました。
研究員B「これが沢山刺さったら人溜まりもないだろ。」
そういうと研究員はメスを振り上げ投げる体制になりました。
それを見たスディは力を振り絞り急いでリーフの前へ行きリーフを守る形になりました。
それと同時にメスは投げられ横を向いていたスディの方耳に腹に足に尻尾にと沢山突き刺さりました。
草狐「スディ!!?」
黒狐「ぐあ”あ”あ”ぁぁあ!!」
スディは思いっきり叫ぶと倒れてそれきり動かなくなりました。
草狐「スディ!やだよっ!死なないで!」
リーフはスディに何回も叫びましたがスディは反応しませんでした。
研究員B「おい、狐、そいつはもう死んでんだよ、そんなの置いてさっさとどっか行きやがれ。ガキの狐殺ろうが面白くもなんともねぇよ、ったく…。」
草狐「違う…」
研究員B「あん?」
草狐「違う違う違う違う違う。スディは死んでない。生きてる。生きてる。生きてるんだよ。」
研究員A「はぁ?こいつ何いってやがるそいつはもう死んだんだって…」
草狐「スディが死んだとか言うやつは絶対ゆるさない!!」
そうリーフか叫ぶと突如燃えたはずの木が蘇り研究員達を押し潰しました。
草狐「死んだのはスディじゃなく君たちだよっ。」
リーフはそういうとスディの心臓の辺りに手を当てました。
草狐「スディ、もう死んだ降りは良いよ、ほらもう帰ろう?……ん?」
しかし置いた手に生きたものなら感じるはずの鼓動を感じませんでした。
草狐「…?スディ?ねぇ、死んでないよね?っ、ボクを置いて死なないよね?」
リーフはスディに話しかけましたがやはりスディは何も反応しませんでした。
草狐「やだっ!スディ!嫌だよ!ボクを守るために死んじゃったなんてやだ!
それにボクはどうすればいいのさ!?スディ!さっきまでっ、さっきまで元気だったじゃないか!
スディ、スディ!死んじゃやだよぉ!!」
リーフの泣き声は森にこだましていました。
次の日リーフはスディの亡骸を家まで運びました。
草狐「ねぇ、スディ。ボクお母さんたちも大好きだけどスディの方が大好きなんだ、だからさ…スディには悪いけど両親とは違う場所に埋めるよ…」
そしてリーフは穴を掘りスディを家の庭に埋めました。
草狐「うぅっ…でももう一度スディとひなたぼっこしたいな…
もう一度…もう一度だけでいいんだ…」
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