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第十四話~決着と衝撃発言~
2012/04/18(水)23:29:16(12年前) 更新
第一章~クラッシュの新人戦~
ガヤガヤ騒ぎ立てる客にまで聞こえるほどの大きな音のゴングが鳴り響いた!
レフェリー「ボクス!」
レフェリーが試合を始めると、両者共にゆっくりとリングを一周した。
それを見たクラッシュは、呟いた。
ク「これがボクシングの試合なのか・・・」
すると、聞こえたのか、コルテックスが、クラッシュの言葉に答えた。
コル「ああ、クランチみたいな余裕のある選手でもな、迂闊には手を出せないんじゃよ。」
すると、それを聞いたブリオはコルテックスを無視して言った。
ブ「ボクサーは一発のパンチで勝敗が決まるかもしれませんのでね。それがボクシングです」
コル「ワシの台詞・・・」
ク「そうか・・・新人戦前のおいらにアドバイスを、ありがとう!嬉しいよ」
コル「そ、そうか!それは良かった」
そんな会話をしている間に、ジンはクランチの周りを高速で回っていた!
ク「早い!」
実況「おっと!クランチ選手の周りをジン選手、軽快に回っている~!」
ジンは高速で回りながら心で言った。
ジン(攻撃開始!)
その言葉と同時にクランチに、まるで雨の如く四方八方からジャブを打った!
会長(これがジンの戦法か・・・ローさんもやりおるなぁ。面白くなってきたわい!)
アクアクは、この勝負が面白く思ったのだ。
クラ(ちっ!コイツはこういうタイプか・・・嫌いなタイプだぜ!)
そう思いながら、ジャブの雨から脱出し、フットワークでリズムを作り始めた!
実況「おお!クランチ選手、雨から脱出した!反撃開始か!?」
クランチを見たコルテックスは、何かに目覚めたかのように小声で叫んだ。
コル「来る!」
ク「え?」
クラッシュが疑問に思ったときには、もうクランチはジンの目の前に来ていた。反撃の合図である。
クランチは、射程距離を確かめるかのように、素早いジャブを打ち始めた。
ジン(なんて早いパンチなんだ、それに重い。喰らったらひとたまりも無いな!)
そんなことを思いながらも避けていたら、クランチの目つきが変わった!
ブ「ここから反撃開始、ですね」
ブリオがそう言うと、クランチは人間離れしているほどのスピードでワン・ツーの連打を打ち始めた!
ジン(くっ!避けきれない!)
そう思った直後、顔面に左のパンチが当たった。
ジン(!?)
ジャストミートしたように見えたクラッシュは、思わず口にした。
ク「もろ入った!」
するとコルテックスは、その言葉に否定した。
コル「いや、ジンはさすがじゃ」
ク「何で?」
コル「パンチが当たる直前に、自分から辺りに行き、パンチの威力を減少させたのじゃよ」
ク「ベテランのボクシングはこういうのが普通なんだ・・・」
ブ「クラッシュさんも強くなればこういう技術を覚えることが、体で習得すると思いますよ」
ク「おぉ~!」
その頃クランチは、そのことを知っていながらも
クラ(ちっ!さっきのパンチ、しっくり来なかったなぁ)
ジン(油断したら、瞬殺だ・・・)
そんな事を両者が思っていたら、高らかな音がした。ゴングの音だ。
レフェリー「ストップ!1ラウンド終了だ!」
1ラウンド終了したと同時に、実況が熱く語った。
実況「おっと!クランチ選手のパンチが当たった所で1ラウンド終了!この二人の試合は一体どうなるのでしょうか!?」
コル「まぁ、クランチの今までの試合の中ではいい勝負だな」
クラッシュは意味が分からなく、どういうことか聞いた。
ク「?、それってどういう事?」
ブ「簡単に言うとですね、これまでのクランチさんの試合の中では、まぁまぁ強い相手だなっていうことです」
ク「クランチ・・・なんか怖いよ・・・」
そのころ、リングでは・・・
会長「ほぅ、少し苦戦したようじゃな」
クラ「苦戦なんかじゃねェよ!」
会長「ならば油断とでもいうのか?」
クランチは何も言えなかった。
アクアクはそんなクランチに小声で怒鳴った。
会長「全く!呆れるわい!次のラウンドで決めなかったら!体に負担のかかる練習100連発お見舞いするぞ?」
クラ「わ~ったよ!(どうせきつい練習が待ってるのは百も承知だが・・・)次で勝つよ!うるせぇじじぃを黙らせるためにな」
会長「んぐぐぐ・・・ええい!絶対に勝つんじゃぞ!」
クラ「はいはい」
その頃ジンは・・・
ロー「ジン、大丈夫か!」
ジン「うん、大丈夫だよ、父さん」
ロー「奴のパンチは重すぎるほどだ、油断するなよ!」
ジン「うん、スピードでは僕が勝ってるからね」
ジンは自信満々に言った・・・
会長「よし!行って来い!」ロー「頂点を目指すんだ!」
クラ「OK!」 ジン「当然!」
レフェリー「セコンドアウト!」
コル「ここで勝負に来るかもな、両者とも・・・」
クラッシュは唾を飲んだ。
アナウンス「ラウンド2・・・ファイト!」
レフェリー「ボクス!」
二度目の始まりのゴングが鳴った!
観客「わあぁぁぁぁぁ!!!」
クラ(さて・・・行くか!)
クランチは、始まって1秒も経たずに、一瞬でジンの目の前に来た!
ジン(くっ!早い・・・)
動揺しているときにはもう遅かった。クランチの右が目の前にあったのだ。
ジン(そんな・・・)
鈍い音が響き渡った。
実況「おっと!顔面にもろ入った~~~~~~~~!!!」
コル「終わったな」
ク「すっご~い!」
レフェリー「ダウン!ニュートラルコーナーへ!ワン!・・・」
レフェリーは、顔を見て、試合終了のポーズをした。
何回かゴングが鳴り、終わった。
実況「なんと!試合終了~。たった一発の強力なパンチで負けた~!」
レフェリーは、クランチの右手を掴み、上に上げ、大きな声で響かせた。
レフェリー「勝者、クランチ!」
ク「かっこいい・・・」
コル「勝ち方可笑しいけどな」
ブ「でも凄いですよね」
大歓声と共に、クランチはアクアクと一緒に控えに戻っていった。
一方ジンはというと
ロー「まさか、こんな形で負けるとはな・・・」
ジン「ごめんね・・・父さん・・・」
ロー「いや、いいんだよ。何度でも挑戦して、頂点を目指そう、な」
ジン「うん・・・」
そんな会話をして、ジン達も控えに戻っていった。
クラッシュ達は、観客席から出て、クランチのいる控え室の中に入った。
ク「クランチ、さっきの試合凄かったよ!凄く早いスピードで接近して、強烈な右ストレートで一発KO。かっこよかったよ!」
クラ「おう!そうか!それは良かった、はっはっはっはっは~!」
コル「でも、いつもよりは腕の鳴る相手だっただろ?」
クラ「まぁな。スピードはピカイチだったからな!」
すると、控えのドアからノックの音がした。
会長「ん?誰じゃろうな」
そう言いながら開けると、ジンが現れた。クランチに何か言いたいようだった。
ジン「クランチさんはいますか?」
クラ「ん?俺様はここだが?」
ジンはそれを聞くと、クランチの前に立ち、手を出した。
ジン「たった2ラウンドだったけど、楽しかったよ。負けたけどね」
クラ「フッ、これからどんどん強くなって、俺様にリベンジでもしな!・・・なんてな!」
すると、両者とも楽しそうに笑った。
すぐにローが来て、ジンに「行くぞ」と言った。
ジン「うん、分かったよ。皆さん、有難う御座いました」
クラ「良いって事よ!」
ロー「アクアクさん、本日はどうも有難う御座います。今度は息子を強化させて挑みたいと思います。」
会長「うむ、ワシからも待っております」
ロー「では、さぁ、行くぞ」
そう言って、ペレンティ親子は帰っていった。
会長「あ、そうそうクラッシュよ、ある奴がお前を呼んでおったぞ?」
ク「え、誰?」
会長「ここの出口で待っておる、はよ言って来い」
ク「う、うん・・・(誰だろう)」
そう思いながら、タスマニアアリーナを出た。するとそこに!
???「やぁ、久しぶりだね」
ク「き、君は・・・プーラ!?」
プ「そう!プーラだよ」
ク「クランチの試合を見に来てたんだ」
プ「ま、まぁ関わりがあるからそれぐらいしないとな~って・・・ってそうじゃなくって!」
ク「?」
プーラは真剣な顔で言った。
プ「アクアクには言ったんだけど、4日後に君と僕でスパをやるっていってたんだよ」
ク「え!そうなの?」
プ「うん、まぁ頂点でもし僕と君で戦って僕が勝ったら1対1になるし、中間結果的な感じでね」
ク「そうなんだ・・・スパでもおいらは勝ちに行くよ!」
プ「僕こそ勝ちに行くさ!覚悟してよ!」
ク「うん!」
プ「じゃあ、またね」
ク「じゃあね!(そうか・・・スパが・・・よし!頑張るぞ!)」
その日にスパは決定されたのだった。
続
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