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クラッシュ・バンディクー 狼と世界の果てのレクレイム
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第一章~オオカミとセイウチの青年~
2013/01/31(木)14:51:54(11年前) 更新
本編です
日差しが熱いこの日。クラッシュ・バンディクーは砂浜を歩いていた。
「今日は暑いな。でもこの日は昼寝日和だ~」
クラッシュは気持ちよさそうに身体を上げた。するとクラッシュはそこで立ち止まってしまった。なんとそこにはオオカミのような感じの青年が倒れていた。
「!?大丈夫か!?」
クラッシュはすぐさま青年を起こした。青年はゆっくりと目を開けた。そして青年はクラッシュを突き飛ばすかのように離れた。
「誰だ!!」
「いや・・・・誰かって、普通こっちが名乗るべきだろう」
クラッシュは青年にツッコみを入れた。青年はそのまま黙った。
「あ、そう。俺はディークだ。お前、誰だ?」
「オイラはクラッシュ・バンディクー。大丈夫だって。オイラ、お前に何もしないから」
クラッシュはディークの見た目に目を付けた。ディークの腕に血が流れていたのか、服ににじんでいた。
「大丈夫か?」
「平気」
「平気じゃないだろ。オイラの家で手当てしてやるから・・・・」
「だーかーらー・・・・大丈夫だっていって・・・・あん?」
ディークとクラッシュは何かに気付いた。何やら音が響いたのだ。
「え、何あれ・・・・」
クラッシュが上を上げると、なんと空からクランチと同じであろう身長であろう、ロボットが近づいてきたのだ。
「ええええ!!」
クラッシュとディークが突進してくるロボットに避けると、ロボットは地面につっこんだ。しかしすぐ地面から抜け、クラッシュに向ってパンチを繰り出した。クラッシュはそれを右に避けた。
「!!何しやがる!」
クラッシュはそういってロボットに向ってキックを放った。ロボットはそのまま倒れた。
「逃げろ!!」
クラッシュはロボットが倒れた隙を見て、ディークの手を引っ張って逃げ出した。
クラッシュの家。クラッシュはそのままディークを連れて家まで逃げたのだ。クラッシュは大急ぎで扉を閉めた。
「はあ・・・・ここまでくれば安心だ。あれ?」
クラッシュが瞬きするとなんとアクアクが目の前に現れたのだ。
「アクアク?」
「おお!クラッシュ!帰って来たか!」
「???」
「実はタスマニア島にロボットが沢山出没しておるのじゃ!もしかしたらと思うが、確かコルテックスの仕業かもしれん!」
「あのジジイか!!あんにゃろう・・・・まだ懲りねえな!!」
クラッシュが怖い顔をした。その表情を見たディークは一歩引いた。
「おや、こやつは誰じゃ?」
アクアクがディークの顔を見ながら言った。
「こいつはディーク。さっき出会ったばっかりなんだ。今から手当しようとしているところ」
クラッシュが丁寧に説明した。するとドアが開いた。そこにはココがいた。
「お兄ちゃん、ただいまー。あれ?お客様?」
「ココおかえり。紹介するね。彼はディーク。さっき出会ったばかりで・・・・」
「そうだったの。怪我してるわね。手当てしなきゃ」
「エヌ・ジン、どうだ」
「はい、今、ロボット軍団は時間しだいクラッシュを捜索中です。時間はかかると思いますが」
「まあ、時間はかかると言っても自宅にいるだけだろ?クラッシュが出てきたらすぐ攻撃しろ。いいな?」
「承知しています」
「まあ、でもあの科学者から貸したあの洗脳動物・・・・あいつ、本当に強いのか?」
コルテックスが黒く、長い髪の毛をしたオオカミに目をやった。オオカミは今起こっている状況など気にせず、タイニーとチェスをして遊んでいたのだ。
「まあ、いいじゃないの。洗脳動物が沢山増えたんだし」
金髪で綺麗な顔をした女性が言った。
「ま、あいつが強いって言うなら仕方ない。他にも仲間はいるしな。さて、早速あいつを送り込む前に・・・・やつと一緒に送り込むとするか」
「なあ、クラッシュ」
「ん?」
手当てをしているクラッシュにディークが訪ねた。
「コルテックスっていうやつって誰なんだ?」
「コルテックス・・・・コルテックスは悪の科学者で変態ジジイなんだ」
「へ、へえ・・・・」
「コルテックスのやつはあきらめない奴だから結構今回もやな作戦を考えてるんじゃあ・・・・・」
「そうなのか?」
とクラッシュとディークが会話しているとココがパソコンを持ってきた。
「お兄ちゃん、ディークくん。今回は手ごわい敵がいるそうよ。このレーダーだと多分北の方面ね」
「そっか・・・・。それにしても手ごわい敵って一体・・・・」
「ならこっちも応援を呼ばないと、ね?」
「あ!そうか!ティアさんと先輩か!」
「あの二人がいれば大丈夫ね!」
そういってココは外に出た。
「ティア?先輩?」
ディークが言った。
「ティアさんはココの秘書でボディガードをしてるんだ。あとクランチ先輩はオイラの先輩なんだ!」
そういうと数時間がたった。そして
「お兄ちゃん、ごめ~ん。遅くなっちゃった!ささ、入って」
ココがそういうとココの後ろからクランチとティア・バンディクーが現れた。
「失礼いたします。ご機嫌いかがでしょうか。クラッシュ様」
「よっ!クラッシュ!」
クランチとティアが言った。
「ティアさん!久しぶり!先輩!こんにちは!」
クラッシュが言った。
「で、お前がディークだっけ?」
クランチが言うとディークがこくりとうなずいた。
「事情は社長から聞いております。今回は私も共にいたします」
ティアは一礼をした。
「それじゃあ作戦会議と行こう」
アクアクが言った。
「まずは今回問題となっているロボッ兵器についてじゃ。多分、コルテックスの右腕のエヌ・ジンが造っている可能性が高い。そしてこれはあくまでも予想じゃが・・・・今回もとんでもない計画を練っているそうじゃのう」
「あきらめねーな。あのジジイ」
アクアクの言葉にクラッシュが入った。
「そんな感じね。フォウヘンも連れて行きましょ」
ココが言った。
「フォウヘン?」
ディークが言った。
「私がクジャクとアゲハチョウを合体させた合成動物よ。フォウヘン~!」
ココがフォンヘンを呼ぶと、二階から露出度の高い服装を着た女の子が現れた。
「はぁ~い!呼んだ~?」
フォウヘンがにっこりと微笑んだ。フォンヘンを見たクラッシュとクランチが顔を真っ赤にし、ディークは顔を赤らめながらうつむいた。
「フォウヘン、ディークさんよ。お兄ちゃんが浜辺で倒れているところを助けたのよ」
「あら!こんにちは!あたしはフォウヘン・フライだよ~」
するとフォンヘンはディークの顔にずいっと近づけた。
「!?」
ディークはさらに真っ赤にした。
「お兄さん、いい身体してんじゃ~ん」
「な、なんだよ!!」
「ふふっ、そんなに怒らないで?ね?」
フォンヘンが言うと、ココが入ってきた。
「フォンヘン、今の状況を説明するね」
「はぁ~い」
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