STORE WARS〜3新人の毎日〜


シャドウクラッシュ!さん作

第6話☆グラッサンズ、ついに壊滅!?

野倉市蛸足コンサートが終わった。
グラッサンズのリーダー、涼也も逮捕された。
もう何もかもが終わった・・・
思えば紅葉真っ盛りの候となった。
恭亮:うう・・・最近寒くなったなぁ。
実:おはよう、恭亮君。
恭亮:おはよう。ところで、最近隆雄君とはどんな調子?
実:まぁまぁな感じよ・・・
今度はいつネタをやってくれるのかしら・・・?
恭亮:・・・(隆雄君が泣くだろうな・・・)

控え室で・・・
直弥:おお、おはよう。
2人:おはようございます!
実:あ、ヒーターですか!
直弥:あぁ。あんなに夏暑かったのに秋は寒い・・・
信じられないだろう?
恭亮:は、はぁ・・・
直弥:これで少しあったまっていくといいぞ。
ずっと寒い中にいると頭が凍ってしまうからな。
2人:はい!(ガチャ)
直弥:お、藤本君。おはよう。
祐一:おはようございます!
恭亮と実にとって、なぜか祐一が一際まぶしく輝いているのが感じられた。
以後、祐一たちは一時解散し、将平はマネージャーアシスタントをしながら
夜中にネタを書き続ける毎日であった。
隆雄はあれ以降、実とは順調に付き合い、
月1で少し遠くまで出かけたりもしている。
ただし完全に隆雄の趣味だが・・・
そして、グラッサンズの下っ端だった、浩次は・・・
グラッサンズ壊滅3日前・・・
浩次:もうこんな組織は嫌だ!逃げてやろう・・・
下っ端:なぁ山本、こないださぁ・・・
下っ端:わははは!ありえないだろ、なぁ、河島・・・
下っ端:それがなぁ・・・
下っ端:えぇっ!?マジで!?
浩次:ソロリソロリ・・・
下っ端:ん?
浩次:ギク・・・
下っ端:そこに誰かいるぜ?
浩次:グワッ、グワッ!
下っ端:なぁんだ、鴨か・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何っ!?!
浩次:へへっ、うまく逃げ出せた!
下っ端:鴨なんているわけないだろうが!
下っ端:お、オレは知らんよ・・・
浩次:さっさと恭亮の家へ・・・
浩次はうまく逃げ出し、恭亮の部屋にもぐりこんだ。
グラッサンズが逮捕されるまで、恭亮はこれに気づかなかったとさ。

そして、読者の諸君に告げる・・・・・・
この時点で何か忘れている事は無いだろうか?
これまでの展開からして、何かおかしいと・・・

そのころ、例のヒットマンは・・・
ヒットマン瞳:おかしいなぁ・・・そろそろリーダーから連絡が来てもいいはずなのに・・・
なんでこんなところに1ヶ月もこもってるんだろう・・・
(TRRRRR・・・)
おっと!電話だ。(ピッ)はい。
下っ端:えーー、グラッサンズの高木ですが。瞳さんで?
ヒットマン瞳:はい、そうですわ。
下っ端:あなたに伝えねばならぬことがあります。
先日リーダーと部下数名が逮捕され、拘置所へ移送されました。
現在、強盗殺人罪に問われたリーダーは独房の中で戦っております。
ヒットマン瞳:えっ・・・・・・(ガチャン)
ヒットマン瞳は、あまりの衝撃に携帯を落っことした。
下っ端:・・・・・・???どうしたですか?
ヒットマン瞳:いや、なんでもないわ。・・・ところで、あなた達は?
下っ端:私どもは、ビルを脱出し、野倉市の・・・・・・
マーケット星夜の地下に身を潜めています・・・
ヒットマン瞳:え?わたし、・・・どうすればいいの??
下っ端:瞳さん、今どこです?
ヒットマン瞳:下水道の中・・・・・・見つからなくていいけど、
もう鼻が曲がっちゃって・・・
下っ端:わかりました。なるべく早く星夜地下まで・・・
雅義さんと部下ども5人で待っています。(ピッ)
ヒットマン瞳:・・・・・・・・・・・・・・・・・・(自分の銃を見つめて何かを想っている。
ここではあまり具体的に話せないが、若いころの彼女に襲い掛かった
数々の悲しい思い出が、心を狂わせた。)
ヒットマン瞳:・・・・・・まさか、あのリーダーが・・・(今頃事実を受け入れたらしい・・・)
そして、瞳はなぜか、刻印の入っていない拳銃を下水道に投げ入れた。
そして、人気が無いのを確認し、静かに下水道を出て、何食わぬ顔で歩いていった。

しかし、それが皮肉にもストーリーに絡んでしまうのである。

その夜AM3:00、恭亮の家で・・・
恭亮:グガ〜スピ〜〜・・・
浩次:・・・・・・今静かだ!出よう・・・
・・・・・・恭亮寝とる!
浩次は、どうにかして恭亮を起こそうと静かに奮闘。
AM5:00に、ようやく目が覚めた。
浩次:なんて寝つきのいいやつだ・・・ゼェゼェ・・・
恭亮:・・・・・・・・・・・・んんん???
あぁ、浩次かぁ。おはよう・・・・・・・・・
浩次:あ、あぁ・・・・・・
恭亮:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って。
ええええええぇぇぇぇぇぇっ!?!?
浩次:悪い悪い!!驚かせちまったな。
恭亮:っていうか、何故にお前がうちに!?
浩次:それはな・・・・・・知ってるか、先日の事件・・・
恭亮:あぁ、アレね。
浩次:捕まらないうちに逃げてきたんだ。それと、情報が一つ・・・
恭亮:何!?ヒットマンはまだつかまっていないと!?
浩次:そうだ。しかも指名手配されて3ヶ月も経つのに、
未だ証拠が入らないなんて・・・・・・
恭亮:まぁまぁ・・・リーダーは逮捕されたんだろう?
浩次:先日拘置所へブチ込まれた。
恭亮:じゃ、つかまってないのは・・・・・・
浩次:例のヒットマンと、部下数名。
恭亮:そうか・・・・・・・・・まだ事件は終わったわけじゃない・・・ってか。
(恭亮は、何ヶ月か前に言っていた、直弥の推測を思い出した。)
そうだ、星夜で働いてる人の中に、怪しい人物はいそうにない?
浩次:いや、それは聞いてないな・・・・・・
もしかしたらリーダーや今回しょっ引かれた部下しか知らない秘密なのかもな・・・
恭亮:実に気味の悪い事件だなぁ・・・
それより、ずっとこの家にこもる気か?
浩次:すまん。しばらく隠れさせてくれ。押入れでいいから・・・
恭亮:・・・・・・お前がブタ箱にぶち込まれない事を祈る。
そうこうしているうちに、AM7:30になった(長すぎ
というわけで、恭亮はいつものように出発した。

恭亮が星夜に着いた。
店員:南川君、おはよう。
恭亮:おはようございます!もう長袖ですか。
店員:あぁ、もう寒くなったからな。
恭亮:そうですね・・・・・・
それと、別な寒さもしているような感じですね・・・
店員:何だそれ??
恭亮:あ、何でもありません。(ガチャ)
直弥:おお、南川君、おはよう。
恭亮:おはようございます、大島先輩。
直弥:どうだ、最近調子は?
恭亮:え・・・ま、まあまあですけど・・・
直弥:そうか。どうやらまだつかまってないらしいな、例の指名手配者・・・
恭亮:らしいですね・・・
直弥:そろそろ片付いてくれないと厄介でたまらんな・・・
恭亮:ですねぇ・・・
直弥:まぁいい。部屋で休んでな。
恭亮:失礼します。(ガチャ)
恭亮は、いつものように新聞を手に取り、テレビをつけた。
キャスター:えー、10月26日のやじうまマイナスです。
早速本日のニュースです。昨日、野倉市警に指名手配されたヒットマン瞳容疑者の・・・
恭亮:おっ!やっと解決したのか!?
キャスター:ものと思われる拳銃が発見されました。
恭亮:ズコッ!
キャスター:昨日夕方、野倉川下流付近で通行人が発見したものを、野倉市警に届けた模様です。
それでは、そのときたまたま現場に居合わせたレポーターが撮影に成功した、
インタビュー映像をご覧いただきます。(VTRが変わった。)
レポーター:はい、こちらレポーターの麻野です。
早速、インタビューしてみましょう。○○さん!
通行人:エー、ソウデスネ、モシカスルトコレハ・・・(音声が変えてある)
恭亮:まさか、この通行人・・・(ガチャ)
祐一:おう、恭す・・・け・・・・・・
もしやそれは!!
恭亮:えっ、やっぱり??
祐一:昨日気分を変えて野倉川の土手をランニングしてたら・・・
恭亮:なるほど・・・何か証拠になりそうな事は無いのだろうか・・・?
祐一:まだ先になりそうやな・・・(ガチャ)
実:おっはよぉ〜!
2人:おはよう、実ちゃん。
恭亮:何故そんなに明るいんだ?
実:いやぁ〜・・・最近やっと手の調子もよくなったし・・・
あのグラサン野郎も拘置所へ行ったし・・・
隆雄君に座布団買ってもらったし・・・
祐一:笑点か!
恭亮:山○隆夫だろ!
実:最近突っ込みうまくなったわね・・・
2人:どこチェックしとんねん!(ガチャ)
???:いいね、楽しそうで・・・
3人:あっ!
直弥:もう時間とっくにすぎてるぞ!早く支度しろ!
3人:えっ・・・??
直弥:先日説明したじゃないか・・・
(先日の事・・・
直弥:いいか、3日後に野倉市警が捜査に来るから、それなりの準備をしておくんだ。
3人:了解!)
恭亮:あ、思い出した!
祐一:それで、時間は・・・
直弥:どうやら、もう無いようだ・・・
お客様を驚かせないように、野倉市署長を乗せたパトカーがやってきた。
雅義:整列!!
店員たち:はっ!(ザッ)
コツ、コツ、コツ、コツ・・・
店員たちは、いっせいに頭を下げた。
直弥:もう来たか・・・
実:あのぅ・・・表で働いてる人たちは・・・
直弥:接客を優先せねばならん。キミたちも早く行け。
3人:はっ!(ガチャ)
直弥:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ようし、今だ・・・
直弥は、この時間を使って、独自に地下室に潜入した。
直弥:ふんぬっ・・・くっ、重い。へぇへぇ・・・(ガチャ)
署長と付きの者が、颯爽と裏口に入ってきた。
直弥:急がねば・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
よし、開いた!(ガチャ)
雅義:こちらが、倉庫です。銃弾や血痕は何1つありません。
署長:なるほど・・・では確かに、この部屋に証拠は無い・・・よろしいですか?
雅義:はい。
店員たち:はい。
署長:他の部屋もあたってみましょう。(ガチャ)
直弥:あっぶねぇ〜・・・とにかく奥へ・・・
直弥は、周りの騒ぎを他所に、グラッサンズ秘密基地へと入り込んだ。
中には、誰もいないばかりか、跡形も無く片付いている・・・・・・
と思いきや、よく見ると奥に誰かが膝を抱えている。
直弥:だ・・・誰だ!?
膝を抱えていた人物は、そっと顔を上げた。貞子のような女が1人・・・
直弥は、思わずひるんでしまったが、勇気を持って話しかけた・・・
直弥:あの・・・あなたは?
???:・・・・・・・・・・・・
やつれきった顔と半分涙目で、こちらをにらんできた。
直弥:・・・・・・・・・(もしや・・・)
直弥は、ポケットに入れていた懐中電灯を付け、部屋をあさった。
なんとも不気味なほど片付いていた・・・
???:・・・・・・(まさか、わたしを救いに・・・?いや、そんなわけは・・・)
やがて、野倉市署長はパトカーで署に帰り・・・
雅義:あぁ、やばかった〜!あそこはばれていないかな・・・
店員:あっ、店長!どこ行くんです?
雅義:お前らは持ち場へ戻れ!
店員:はっ!・・・?
雅義が、倉庫へ向かってきた。直弥、どうする!?
「直弥、どうする!?(続く)」を消してください。
(ガチャ)雅義:あれ??段ボールが動いてる・・・??
雅義は、慣れた手つきで段ボールを動かし、中へと入り込んだ。
それに気づいた直弥は、急いで懐中電灯を消した。
雅義:・・・あれ?人が2人もいるぞ・・・???
直弥:(やべ!こっち向かってくる!)
雅義:・・・・・・・・・こんなところに、大島がいるわけが・・・
・・・・・・・・・・・・・・・!?
・・・いや、やっぱ変だな・・・・・・で、ここにいるのは・・・・・・
???:・・・・・・・・・・・・・・・ん?
雅義:おお、お前は・・・!!
雅義は、うずくまっていた人物が誰だか分かったように話しかけた。
こんなところで何を?
???:・・・・・・・・・・・・
雅義:ん??よく聞こえんぞ?
???:(ここじゃ話せないわよ・・・)
雅義:なぜだ?
???:(そこに、星夜の人が1人・・・)
雅義:やはり、・・・・・・そうか!
直弥:ばれたからには逃がしませんよ、社長。
雅義:お、大島君・・・!何故こんなところに・・・
直弥:やはり怪しいと思ってましたよ。こういうことだったのか・・・
雅義:な、何故それをっ・・・!!(回想中)
さては・・・新入り3人衆だなあっ!
直弥:うるさい!あそこにいる・・・・・・
ヒットマン瞳共々、警察に突き出してやるぞ!!
雅義:き、貴様!信頼していたのにっ・・・!!
やれ!
ヒットマン瞳:わたし・・・銃・・・・・・もってない・・・
雅義:なんということだ・・・!
直弥:黙れ!勝負あり!!!
雅義:ぐああぁぁっ!!!

PM3:30〜
店員:白井さん、交代の時間よ。
実:では、失礼します。(ガチャ)
えぇっ・・・どういうこと!?
恭亮:知らない・・・
祐一:さっきから部屋で大島先輩と社長が格闘を・・・
直弥:いい加減観念しろ!
雅義:そっちこそ、われわれの行動を暴きおって!
3人:そうか!社長が黒幕だったのか!!
雅義:お、お前らまで・・・・・・!!
恭亮:ウラでグラッサンズを操ってたのは、あなたですね!!
祐一:腕力には自信あるさかい、逃がしまへんで!!
実:グラサン野郎みたいに投げ飛ばして見せますわよ!!
雅義:く・・・・・・・・・・・・
直弥:キミたち!ここにいても無駄だ!!ヒットマンが逃げたぞ!
恭亮:でも、今頃警察が・・・
直弥:そうか!その手があった!!キミたちは野倉市署へ急げ!
3人:はっ!!
こうして、雅義は警察に逮捕された。恭亮と祐一は、引き続きヒットマン瞳を追い詰めた。
ヒットマン瞳:ちっ、しつこい奴らだ!
恭亮:待てぇぇぇっ!!
祐一:ぼくは先回りするで!
ヒットマン瞳:その手は食わない!!
そうこうしている間に野倉市を1周してしまったヒットマン瞳は、あたりが真っ暗になるころ・・・
恭亮:よぉく聞けよ!星夜の社長はすでに逮捕されている!逃げ道はないぞ!!
川で拾った自分の銃を自分の額に向け・・・
祐一:あっ!何て事を・・・(ズギューン)
ヒットマン瞳は病院に運ばれたが、意識不明の重体と診断された・・・

実:・・・・・・・・・というわけなのよ。
雅義:・・・・・・。分かった。もう何も抵抗する気は無い。好きにしろ。
警察:さて、詳しい事情を聞こう・・・・・・

こうして、グラッサンズは自分の首を絞める形で壊滅し、
マーケット星夜は4ヶ月間開店休業となった。
間もなく雅義は、涼也とともに裁判を受け、
ヒットマン瞳も、重体の完治と同時に逮捕された。
開店休業中、恭亮は浩次とともに企業を再建し、
祐一は隆雄、将平らとライブ活動を行い、
実は、隆雄との婚約を決意した。日取りは来年6月だそうだ。
そして、元下っ端らは釈放され、来年から星夜で働く事を決心。
強盗の手下がマーケットの店員って・・・w(ぇ
そんな平和な時も、あっという間に過ぎ、もう桜の季節だ。

そんなある日、大手マーケットマネジメント社の偉いさんがやってきた。
社長:大島直弥君!
直弥:はっ!
社長:キミを新マーケット星夜野倉市店長に任命する。
がんばってくれたまえ。
直弥:ははあっ!ありがとうございます。
社長:では、失礼する。
店員一同:はっ!(ザッ)
社長が帰った後、社長室で任命式が行われた。
元下っ端:えー、私達、心を入れ替えてここマーケット星夜のために尽くします!
直弥:うむ。では、入社式を行おう。礼!!
こうして、新入社員が増え、マーケット星夜はさらに繁盛していった。

しかし・・・
後に祐一は「マッチョクラブ」として、お笑い界にメジャーデビュー。
スケジュールが詰め詰めとなってしまったことから、星夜をやめる事を表明。
実は、6月に予定通りゴールインし、幸せな家庭を築き始めたが、
マーケット星夜を辞めはせず、両方が仕事持ちの夫婦となってしまった。
直弥:そうか・・・藤本君はやめてしまったか・・・貴重な人材だったのに・・・
恭亮:いいじゃないですか!彼の夢なんですし・・・
直弥:そうだな!白井さん、改め波山さんも、がんばってくれたまえ!
実:はい!
キャスター:えーー、お昼のニュースです。
恭亮:あ、もうこんな時間か・・・
キャスター:えー、野倉市を襲っていた「グラッサンズ」のリーダー、
加藤涼也被告(34)と、雇われヒットマンのヒットマン瞳こと
大島瞳被告(32)に判決が下されました。
直弥:あ、思い出した!瞳といえば、私の5つ下の妹だったんだ!
2人&下っ端:えぇぇっ!?そんな!!
直弥:アイツは中学2年くらいから世の中をうらみ始め・・・
いつしか拳銃に手を染め、大学の射撃部で優勝したことがあるんだ。
実:じゃあ、その腕をいかして・・・
直弥:ヒットマンなんかになっちゃったのかもな。
元下っ端:瞳さんが社長と血の繋がりをもっていたとは・・・
直弥:それより・・・午後もがんばれよ!
元下っ端:はい!
恭亮:それじゃ、早速搬入口行くぞ!
元下っ端:はいっ!
恭亮は、自分の部下を連れて搬入口へ、
実は、試食売り場へと直行した。
実:いらっしゃいま・・・あっ、祐一君じゃない?
祐一:やあ。久しぶりに寄ってみたんだ。元気かいな?
実:ええ、とっても!
祐一:それと、隆雄君との生活はいかがで?
実:それも、順調よ。それより・・・
そっちも忙しそうね。毎日テレビであなた達を見られるほどよ。
祐一:おうよ、人気者は辛いな〜!
2人:アハハハハ・・・
店員:白井さん、何しゃべってるん・・・あれ?藤本君じゃない?
祐一:あ、田中さん。ご無沙汰してました。
店員:やあ、キミのうわさは聞いてるよ。すごいね。
キミには芸人のほうが適職だと、1年前から思ってたよ。グッドラック!
祐一:ありがとうございました!
実:ちょっとぉ、セリフ取らないでよぉ〜!
3人:アハハハハ・・・

さらに数年後、直弥が引退した後、恭亮は新マーケット星夜社長に就任した。
そして実は、隆雄との間に第1子が生まれ、それと同時に星夜を辞任。
そのころ、涼也と瞳はすでに釈放され、見事社会復帰できたそうな。
恭亮ら3人の夢は、夜空の星に熱く輝いている・・・
そう、いつまでも、彼らの胸の中で。
人生大変な事だってある。それを乗り越えてこそ、真の強者といってよいだろう・・・。

〜終わり〜

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