D・R・A・G・O・N


細ゴリラさん作

第六章 鉄塔

俺は町に戻った。
そうだ、この島に行いて詳しく聞いていなかった。
俺は湖に一緒に行った人と話をすることにした。
「何か用でしょうか?」
「この島はどのような構造をしているんだ?」
「まず北の方向にラゴンのビルがあります。南西に湖、南東に砂漠、そして北西に鉄塔があります」
「鉄塔ってなんだ?」
「ラゴンがさまざまな電波を飛ばしたり受信したりするために建っています。まあ今では化け物しかいませんが」
「そういえば何でこの町には化け物が入ってこないんだ?」
「ラゴンの最強のセキュリティシステムによって人間と機械以外は全て抹殺されます」
「なるほど、この町は安全だが一歩外に出ると危険なわけだ」
「はい」
「じゃあ次は鉄塔に行こうと思う」
「鉄塔はダメです!」
「何でだ?」
「あそこは今まで以上に凶暴な生物が潜んでいます」
「それらを倒すために俺はここに来たんだ」
「分かりました。鉄塔に登るためのエレベーターはパスワードが必要なのでそれを教えます。AK47です」
「ありがとな・・・」
それ、アサルトライフルの種類の名前じゃねえか・・・
俺は剣と銃を持って鉄塔に向った。
俺は鉄塔の前についた。そこにはエレベーターの扉のようなものもあった。そこでパスワードを入力する装置があったのでAK47と打った。
「パスワード一致。エレベーターを起動します」
目の前にあった扉が開いた。俺は扉の中に入った。
「さてと、何階に行こうか?」
どうやら止まれる階は一つのようだ。俺はその階のボタンを押した。

       ウィーーーーーーーーーーーーン

ガタン!!突然エレベーターが止まった。
「何だ!?」
「鉄塔内でトラブル発生。エレベーターを停止させます」
何だって!?やっぱり何かいるのか・・・
その時、鉄塔が揺れたような気がした。俺はエレベーターの窓から外をのぞいた。
!?
ものすごい速さで何かが下から飛んできた。
「エレベーターを再起動させます」
エレベーターが動き出した。
エレベーターが止まって扉が開いた。
!!!
今度は上空から何かが下りてきた。そしてこっちにやってきた。
その姿は今までと同じ龍だが頭に一本の角が生えていた。
俺は銃を構えた。
俺は銃の引き金を引いた。が、角竜(とでも言うのか?)はものすごい速さで上に飛んでいってしまった。
「こんなところからじゃ攻撃できないな・・・」
俺は鉄塔を上ることにした。上からなら角竜を狙えると思ったからだ。
しかし階段がないので鉄骨を伝ってあがるしかなかった。いつ攻撃されてもおかしくない状況だ!
案の定角竜はこっちにやってきた。
!?俺は角竜の角が光っているように見えた。
やばい気がする・・・
俺は鉄塔を上るのおあきらめて急いで降りた。
そのとき、角竜の角から電気が発せられた。俺は何とかよけた。が、鉄塔は電気を流してしまった。
やばい!どこか鉄じゃないところを探さないといけない。
俺はコンクリートの床を見つけたのでその上にのることにした。
ん?何か声が聞こえた。
「鉄塔がダメージを受けました。セキュリティシステムを作動します」
鉄塔のどこかからレーザーが飛んでいった。そのレーザーが角竜に当たった。
「グギャアーーーー!!!!!」
角竜は落ちていった。
「死んだのか?」
今回俺何にもしてねえな・・・まあいい。
俺は鉄塔をもう少し探索することにした。

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