「もう1つの」ドリームハント冒険記


シャドウクラッシュ!さん作

あらすじ/登場人物紹介

それは、サハラ砂漠への鉱物発掘の冒険の、半年後のことであった・・・
今は2008年の真夏で、寒い北海道でさえも温暖化のせいか暑くなった。
そんな日、町長が了治の家にやってきた。
了治:はい、杉下ですが。
町長:おお、杉下さんではないですか。
了治:あ、町長さんでしたか。どうも。
町長:実は先日・・・
(回想中)
総理:あなたが、能蔵(のうくら)町の町長ですね?
町長:はい。
総理:そちらで杉下了治さんという方が、砂漠で鉱石を取ってきたというニュースを聞きまして。
町長:そうですか。
総理:その功績を買いまして、日本中・・・いや、世界中で通用するクリーンエネルギーの素、
「グリーンフュエル」なるものを発掘していただきたい。
町長:えええっ!?
(現実・・・)
というわけなのでございます。
了治:えええっ!?
町長:わたしと同じリアクション・・・・・・
まぁそれは置いといて・・・これが、総理からじきじきに受け取った情報です。
了治:なになに・・・
「グリーンフュエルについて・・・」
「燃やしても二酸化炭素は出ません・・・しかも1個溶かして自動車に入れたところ、
自動車は10キロ走り続けました!」
ふむふむ・・・・・・
「ただし、水と反応すると爆発を起こすため、危険なので使用されていません・・・」
こんなの大丈夫なんですか!?いくらクリーンとはいえ・・・
町長:そのために、フュエルを別の物質に変えて燃料とするための工場もあるんですよ。
了治:なるほど・・・
「原子力発電所で分解すれば、流通させてもよろしい」
町長:さて・・・・・・たびたびすいませんが、フュエルをとりに・・・
了治:わっかりました!砂漠でも遺跡でもドンと来い!
町長:南極の方へ!
了治:ズコッ!ちょっと、広すぎやしません?
町長:大丈夫!わたしがしっかりサポートしますから!
では、1ヵ月間、私どもで情報を集めて参ります!!
了治:はぁ・・・お願いします。(ガチャ)


登場人物紹介
杉下 了治(1980年生、28歳、北海道能蔵町出身)
前作ではサハラ砂漠の鉱物を発掘し、町に大いに貢献した冒険家。
今回は日本という大きな地域を背負って、南極へ旅立つ事となった。
冒険は大好きなので、多少条件が悪くてもすぐに呑んでしまうそうだ。

窪野 夜理子(1981年生、27歳、東京都出身)
前作、サハラ砂漠内の小さな町で出会った、元ツアーガイドの現考古学者。
家には趣味で集めた歴史書や、専門的な道具がたくさんある。
考古学者として、調べた事はいち早く確かめないと気がすまない主義。

ジョージ・マッシュ(1978年生、30歳、ニューヨーク州出身)
金髪、キノコヘアーのアメリカ人。南極へ行く途中、立ち寄った町で知り合う。
南極ではぐれた友人を探すためと、了治らの旅についていく事になった。
わりと非常識であり楽天家であるが、はぐれた友人を想う強さなら誰にも負けない。

トミー・ブラウン(1963年生、45歳、ハワイ州出身)
ハリウッド映画で活躍中のアクションスター。南極でロケを行っていた。
ロケの現場まで戻れなくなっていたところを了治に救われ、一時的に仲間になった。
しかしジョージは、トミーの大ファンだそうで、幾度も空気の読めない行動を・・・

エクストラ
町長(1950年生、58歳、本名非公開)
了治らがすんでいる町の町長。わりと腰が低い。
了治に負けないほどの冒険好きだが、もう流石に年なのであきらめている。
なお、町長の部屋には、数樹(後述)の遺影が飾られている。

山上 数樹(1979年生、2008年没、28歳、能蔵町出身)
前作、サハラ砂漠の冒険に同行した、了治の亡き知己。
常に向こうの世界から了治らを見つめている。
了治も常に、数樹の写真入りのロケットペンダントを下げている。

ジャック・ジャクソン(1979年生、29歳、ニューヨーク州出身)
ジョージの無二の親友。南極ではぐれ、ジョージらを待っている。
体力があるため、吹雪の中でもある程度活動できる。
そしてどうやら、遭難中にグリーンフュエルについて調べていたとか!?

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