クラッシュバンディクー トレインレーサーズ 1st STEAGE
ふぇにーちぇさん作
第2話
日本 東京駅
暇つぶしに日本へ来たクラッシュ君たち。早速、噂の鉄道レース大会にエントリーしに、東京駅へ来た。
ココ「ここが日本ね。」
クラッシュ「ふう。冷房効いてて涼しー。」
アクアク「ココに来た目的を分かっておるのかのう・・・」
3人はエントリーのために会場に行った。周りの鉄ヲタみたいなやつらまでエントリーしている。そいつらを気にしながら、ココはエントリーを進めていった。
係員「こちらに必要事項を記入してください。」
ココ「はい。えーっと、名前とふりがなと・・・ん?車種?」
係員「普通に、列車の車種を書いていただければ結構ですよ。」
クラッシュ達は今気づいた。電車なんて持ってない。というか、そんなもの普通持ってるわけないだろ。車じゃあるまいし。
係員「ひょっとして、列車をお持ちではないのでしょうか。でしたらあちらへどうぞ。貸し出し用ですがいろいろそろっております。」
クラッシュたちは言われるがままについて行った。エレベーターで地下に行くと、そこはまるで車の展示会のように電車がずらりと並んでいた。
係員「こちらはまだ無改造の列車です。この部屋の左側の部屋にはターボなどの改造パーツ、右側はある程度改造された列車を貸し出しております。」
クラッシュたちは無改造の列車の部屋をいろいろ見て回った。
[205系 700万円 スタンダードな性能。初心者向け]
ココ「あ、お金取るの。さすがに並の値段じゃないわね。」
係員「これでもここにあるのはかなり安いほうなんですよ。新車ともなれば何億という値段になってしまいますからね。もっと安いものをお求めの場合は中古の車両を買うといいでしょう。しかし・・・」
アクアク「しかし・・・?」
係員「私個人の意見なんですが、そういうものはあまりお薦めしません。多くの場合、そういったものはいわく付きの場合が多いようで。例えば・・・人を轢いてしまったとか。」
ココ「怖ぁ!何それ!どういう業界?ここって!」
係員「ですから、ここでお借りになったほうがいいと思いますよ。そういえば、改造した車両の部屋に無改造のものより、安いものが幾つかあるそうなんですが・・・いえ、中古といえど、いわくのないものを選んでいます。安心してください。」
その言葉はクラッシュたちを少し一瞬心配させたが、いわくが無くて安ければ。と思い、その部屋へと向かっていった。
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