YOCTO Kill Time(クランチ編)


ラリーZさん作

第3話 調査 --Untersuchung--

最悪な目覚めだった・・・
まったく眠りの爽快感がない・・・
俺は確か昨日NANDEYANENに行ってから、昨日おきた事を摩天楼を眺めながら考えてたはず。
なのに、そこから今に記憶がつながっている。
摩天楼の見えるところから家に帰るまでの間の記憶がなくなってるのはおかしい。
しかし、俺はなくなる理由がわからないので、よってたので記憶がなくなったと解釈して、朝ごはんを食べに部屋を出た。

「あらクランチさん。おそよう。」
時計を見てみると11時だった。かなり寝ていたみたいだ。
「・・・こんなに遅く起きるなんて、能天気もいい所ね・・・平和ボケ人間め・・・」
席にはココと見慣れない人が座っていた。そしてその女性はかなり毒舌だった。

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