クラッシュバンディクー6〜危機一髪!?追憶放浪記〜


伝説のスーパーロングジャンプさん作

番外編その1 因縁のギャング団!?

クラッシュ達がシカゴのビル街でパワーダイヤを探していた時だった。クラッシュ達はビルの外部にある狭い道にいた。
クランチ:向こうにいるのは・・・シールド研究員か?!
クラッシュ:大丈夫大丈夫!あんなのパパーっと倒して・・・
ドカッ
クラッシュ:ぐへっ
クラッシュはシールドに跳ね返されビルの窓へ突っ込んでしまった。
クランチ:クラッシュ!(お前ってやつは・・・)

クラッシュは豪快に窓ガラスを破りとある部屋に投げ出された。辺りにはいくつかのテーブルやふかふかのソファが置かれている。
ふと顔を見上げると、目の前の一際大きなデスクには何とピンストライプが座っていた。
そう、ここはピンストライプ率いるギャング団のアジトだったのだ!
ピンストライプ:何だ?お前はクラッシュか・・・調度いい。ついさっきコルテックスからクラッシュ討伐要請のメールが届いたところでな・・・
そういって愛用のマシンガンと取りだし、さらにこう言った。
ピンストライプ:まぁそういう事だ。覚悟しな!
ドドドドドドドドド
いきなりマシンガンを乱射し始めたピンストライプにビビったクラッシュは慌ててソファの裏に身を潜めた。
ピンストライプ:ハハハハハハハハ!爽快だぜぇ!
クラッシュ:(何だアイツ!?頭おかしいんじゃないのか!?)
ピンストライプ:そこかぁ!?
ピンストライプがクラッシュの隠れているソファの上に立ちクラッシュにマシンガンを向けた。
クラッシュ:ひぇ〜!
クラッシュは急いで他のソファやテーブル、本棚の裏などあらゆる場所へ逃げ回った。
ピンストライプ:チッ、すばしっこい奴だ・・・マツ、お前も手伝え!
マツ:グフフ〜任せなボス!

※マツは1のドラム缶ステップでドラム缶を投げてた奴です

どこからともなくマツが手榴弾を持ってやって来た。マツはその手榴弾をクラッシュのいる所に投げつけた。
クラッシュは即座にその場から離れ爆発からは逃れたが、お陰で隠れ場にしていたソファが吹き飛んでしまった。
おまけにピンストライプの猛攻も加わりいよいよクラッシュに危機が迫って来た。と、その時・・・
スカスカスカ・・・
ピンストライプ:ん?しまった弾切れか
クラッシュ:!(チャンスだ!)
クラッシュはピンストライプの所へ走っていった。ピンストライプも急いで弾を詰めようとする。が、クラッシュの攻撃の方が一歩先だった。
ピンストライプ:くうっ・・・負けたよ・・・
クラッシュ:ハッ・・・待てよ?お前・・・
クラッシュの脳内である映像が流れ込んできた。

数年前・・・

クラッシュ:一体どういうことなんだ・・・どうして行っちゃうんだよタウナ!
タウナ:ごめんなさいっ・・・私、どうしてもあの人の事が忘れられなくて・・・
クラッシュ:待ってくれよ!あの人って・・・一体・・・一体誰なんだ!?
タウナ:・・・さようなら
クラッシュ:タウナアアアアアアア!!
そしてタウナは一人オーストラリアの空港へと向かった。行先は・・・シカゴ。

・・・!ピンストライプ!!・・・・・・

クラッシュの頭には記憶と共にピンストライプへの憎悪が徐々に込み上げてきた。
クラッシュ:あの時はよくも・・・くらえ怒りの竜巻スピンアターック!!
スピンアタックにもいつもより力が入り、勢いで竜巻スピンアタックも思い出した。(何だそりゃ)
ピンストライプ:ぐふぉっ・・・
ピンストライプはすごい勢いで壁に激突し、気絶してしまった。
クラッシュ:・・・・・・はぁ、タウナァ・・・
ついにタウナの事も思い出してしまったクラッシュ。記憶が戻ったというのに気分は最悪だった。するとそこへクランチがやって来た。
クランチ:クラッシュ、パワーダイヤ見つけたぞ!さっさと家に・・・ん?どうした?えらく落ち込んでるな
クラッシュ:え、いやぁ・・・ハァ〜・・・
道中何度もため息をつくクラッシュであった。
終わり

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