クラッシュバンディクー6〜危機一髪!?追憶放浪記〜


伝説のスーパーロングジャンプさん作

第4話 新たなる冒険へ・・・

ココは、一通り作業を終えたようだった。そして、クラッシュ達の元へ行きこう話した。
ココ:とりあえず1か所はいけるようになったわ。でも材料が足りなくなっちゃったの・・・ワープ先の様子見がてら
   "パワーダイヤ"を取ってきてくれないかしら・・・
クランチ:お安い御用だ。さぁ行くぞクラッシュ!
クラッシュとクランチはワープルームの台に上がり、とある場所にワープした。

そこには見渡す限りの海が広がり、たくさんの浮島がいくつかの橋で繋げられていた。
クラッシュ:・・・ここは?
クランチ:多分どこかの諸島だろう。とりあえずここは無事のようだからパワーダイヤでも探そうぜ
クラッシュ:うぉっ!あんなところにリンゴが!いっただっきまーす!
クランチ:オイ!探すのはリンゴじゃなくてパワーダイヤだぞ!
しかし、クランチの言うことも聞かずにクラッシュはリンゴをたどりどこかへ行ってしまった。
クランチ:ったくあの馬鹿・・・
仕方なく、クランチは自分だけでパワーダイヤを探すことにした。

一方、クラッシュは
クラッシュ:・・・何だこの箱?壊してみるか・・・そーれスピンアタック!
すると中からアクアクが飛び出してきた。
アクアク:やーっときよったかクラッシュ
クラッシュ:うわぁっ!ア、アンタは確か・・・
アクアク:アクアクじゃ。ワシもお主らの手助けをするでの。一緒にパワーダイヤを探そうぞ
クラッシュ:そうなのか・・・助かるよ
こうして、それぞれがパワーダイヤを探し・・・ついに
クランチ:おぉっこんなところにあったか
とある橋の上に、どうやらそれはあったようである。
クランチ:さて、今度はあいつ探しか。まったく世話やかせやがって・・・
クラッシュ:よ〜し・・・だいぶ冒険にも慣れてきたよ
アクアク:ハハハ、頼もしい限りじゃ。じゃが、冒険はまだ始まったばかりじゃよ
クラッシュは、とある場所にたどり着いた。中心に少し小さな浮島があり、そこには何故かたくさんの爆弾箱が積み上げられていて、
それを囲むようにさらに小さな浮島が8つほどあった。
クラッシュ:何なんだここ・・・
すると突然、爆弾箱が宙に浮きあがりクラッシュの方へ落ちてきた。
クラッシュ:うわっ!あぶなっ!
何事かと思い中心の島を見てみると、赤い爆弾箱の山の中に何か青いものが目立って見えた。
リパー・ルー:にょにょにょ!お前さんってばもしかして・・・クラッシュじゃないかにょ?ヒャハハハー!これはアチキの手柄が
       増えるチャンスだにょ!
クラッシュ:何言ってんだアイツ・・・アイツもコルテックスとかいう奴の手下なのか?
アクアク:その通りじゃクラッシュ。あやつを止めるのじゃ!
その瞬間クラッシュの頭上には爆弾箱が落ちてきていた。
クラッシュ:・・・って危なーい!!
クラッシュは小さな浮島を跳び回り間一髪爆弾箱をかわしていった。
リパー・ルー:にょにょにょ・・・だったらニトロ箱でどうかにょ!
リパー・ルーはその場で大きく跳びはね、着地した瞬間ニトロ箱が一気に周りの浮島に飛んできた。
クラッシュ:うわーどうしすれば・・・
アクアク:ワシに任せるのじゃ!
アクアクはニトロ箱の元へ向かいクラッシュの盾となった。
クラッシュ:アクアクーッ!!
アクアク:だ・・・大丈夫じゃ・・・この身はまだまだスペアがあるでの・・・また会おうグフッ!
クラッシュ:アクアクーッ!!
リパー・ルー:ニャーハッハッハー!あとはお前だけだにょーん!
そう言ってリパー・ルーは、クラッシュのところへ跳びかかってきた。
クラッシュ:もう許さないぞ!くらえスピンアターック!!
リパー・ルー:にょっ!?
リパー・ルーは跳ね返され中心の島に積み重ねてあった爆弾箱に勢いよくぶつかった。
ドドドドドドドドン!!
爆弾箱は大きな音を島じゅうに響かせ大爆発した。リパー・ルーは黒こげになって気絶していた。
が、その爆風はクラッシュをも吹き飛ばしてしまった。
クラッシュ:うわーっ!
ドサッ

ココ:・・・ちゃん、お兄ちゃん、ほら起きて。今日から特訓始めるわよ
クラッシュ:・・・?
ココ:いい?今日はスライディングの練習よ。まずは思いっきり助走をつけて・・・
何か違和感を感じながらもクラッシュは言われるがまま、スライディングの練習を始めた。
クラッシュ:・・・ん?待てよ?前にもこんなことあったぞ!そうかこれは・・・
バッ
クラッシュは目を覚ました。今のは夢・・・否、自分の記憶であったことにクラッシュは気付いた。
クラッシュは、ココが妹であったこと。ココとのモテモテ・トレーニングの日々。そしてスライディングを思い出した。
と、そこへクランチがやってきた。
クランチ:さっきの爆発音でまさかと思ったが・・・ここにいたのかクラッシュ!あの真っ黒な奴を見る限りお前も活躍したようだな。
     俺もパワーダイヤを取ったし、1件落着だな!
クラッシュは自信に満ちた笑顔をして見せた。クランチは少し笑い奥の光る輪に親指を向けた。
クランチ:さぁ、どうやらあれがゴールのようだ。さっさと戻るぞ
こうしてクラッシュ達は光輪の上に乗りクラッシュの家に戻って行った・・・
続く

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