CRASH RUMBLE OF NEWTANTS


伝説のスーパーロングジャンプさん作

Episode3 Mysterious Relics

ココ「で、これからどこに向かうの?」
コルテックス「まず、ワシの基地に戻って役に立ちそうなものを揃える」
アクアク「というか、何故お主がここにおるのじゃ?」
コルテックス「ワシの基地もミュータントに襲われたのだ。それで此処に逃げてきた・・・」
クラッシュ「へぇ〜ニュータントにねぇ・・・」
コルテックス「・・・。だがその過程でワシはミュ・・・ニュータントを再び配下にできるジャックコントローラーを開発したのだ!」
アクアク「それでニュータントに乗っていたわけか。それにしてもこの島を出るとなると船が必要じゃの・・・原住民たちの船を借りるか」
と、言う事で原住民たちの村に向かうことにした一行。ジャングルを抜けて崖に着いた。以前は崖の先に原住民の村に直接通じる架け橋があったのだが、
その橋(5でコルテックスが蜂に襲われた所)は無残にも大破していた。恐らくニュータントの仕業だろう。
アクアク「こうなるとあの洞窟を通るしかないの・・・」
アクアクの言う洞窟とは、原住民の祖先が住んでいたとされる地下の遺跡のことである。そこは先人たちの知恵の結晶であり、侵入を防ぐ数々の仕掛けが施されている。
そこにはクラッシュ達も足を踏み入れたことはない。そんな場所に向かっていた。すると・・・
ココ「ちょっと待って!何かいるわ!」
見ると、遺跡の入り口の前に不思議な雰囲気のニュータントがいた。水のような球体に手足がついている。その中には恐らく本体であろう生物が入っている。
クラッシュ「よ〜しオイラが・・・」
コルテックス「待て!気付かれる前にワシがやる」
そう言ってコルテックスは草陰からそのニュータントに光線銃の狙いを定めた。そして光線銃を連射し、見事気付かれる前に相手を気絶させた。
一行は安全を確認した後そのニュータントに近づく。
コルテックス「ふむ、こいつはTKだな。こいつの超能力は使えそうだな」
そう言ってジャックコントローラーの親機らしき機械をTKの頭部につけた。コルテックスの読み通り、遺跡に入るにはまず石板のパズルを解かなければならないようだ。
コルテックスはTKに乗りコントローラーで超能力を使わせた。TKは超能力で巨大な石板を動かし、徐々に入り口を開いていった。

そしてクラッシュ達は遺跡の中に入ると、そこには数体のニュータントがいた。クラッシュとココはすぐさまニュータント達を攻撃、
コルテックスはTKの超能力でその援護をした。そして間もなくニュータント達を全て気絶させた。しかし、その直後クラッシュは突然宙に浮きあがった。
クラッシュ「うぅっ!何だ!?」
ココ「お兄ちゃん!」
コルテックス「TKだ!」
クラッシュは陰に隠れていたTKの超能力で持ち上げられていた。クラッシュは首を絞められているような感覚がして苦しがった。
ココはすぐさま気絶させた禿鷹とスカンクの合成生物"ステンチ"をジャックしTKにおなら弾を連射した。
TK「うぅっ・・・」
間もなくTKは気絶し、クラッシュは地面に落ちた。
クラッシュ「うっ・・・はぁ〜苦しかった・・・」
コルテックス「ったく油断するな」
そして先に進むと深い崖に突き当たった。奥を見ると橋らしきものが立っており、脇にはレバーのようなものがある。
コルテックス「ここもTKが使えそうだな」
そう言って超能力で遠くにあるレバーを動かし、巨大な橋は豪快な音をたてて架けられた。すると、その先にはまたニュータント達が待ち構えていた。
橋が架けられた瞬間、こちらに大股で向かってきた。クラッシュ達も臆することなく橋を渡った。
クラッシュ「オイラも何かに乗りたいな〜」
そう言ってクラッシュはサイマジロに目を付け、パンチ、キック、スピンアタックのコンボでサイマジロを気絶させジャックした。
ココ「2人とも防いで!」
そう言ってココはステンチで周囲に火炎放射のごとく強力な一撃を放った。こうしてニュータント軍団は一掃された。
クラッシュ「うぁ〜これは強烈だ〜」

しばらく先に進むと、クラッシュ達の目の前に巨大な扉が姿を現した。3人はこの扉を破壊しようとするも、3匹のニュータントの力を使ってもビクともしなかった。
ココ「ダメね・・・どうやって開けるのかしら」
クラッシュはふと上の方を見上げた。すると、崖を登った所に巨大な歯車がいくつもあるのを発見した。
クラッシュ「何だありゃ?」
アクアク「あれを動かせば扉が開くかもしれんのう。クラッシュ、お前のサイマジロで歯車を動かすんじゃ!」
そう言われてクラッシュはサイマジロに乗って、崖を何とか上った。そして歯車の前まで行き、サイマジロを物凄い勢いで転がし、歯車を少しずつ動かした。
すると、頑丈な扉はようやく重い腰を動かし、クラッシュ達は先へ進むことに成功した。

その後も順調に仕掛けを攻略していき、ついに最下層の間までたどり着いた。
しかしそこに待ち受けていたニュータントは、これまでのニュータントの3倍はあろうかという程のでかさだった。
ココ「でっかぁ〜何アレ!」
それは象とカニを掛け合わせたニュータント"シェレファント"だった。シェレファントの大きな体は原住民の村へ通じる階段を通せんぼしていた。
コルテックス「ワシらの足止めか・・・崖の橋を壊したのもこいつだな?」
クラッシュ「通してくれないならどかしちゃうぞ」
クラッシュはサイマジロと共にシェレファントに向かっていった。しかし、何とシェレファントは鼻から炎を吹き出しクラッシュはそれをまともに受けてしまった。
ココ「お兄ちゃん!(何か今後のキャラの方向性が見えたカンジよ・・・)」
クラッシュ「うぅ・・・真っ黒コゲ〜・・・」
コルテックス「あれはTKでも持ち上げられそうにないな・・・」
ココ「じゃあ私が行くわ」
ココは遠くからステンチのおなら弾でシェレファントを撃った。しかしシェレファントも防御態勢になり、おなら弾を防いだ。
ココ「ダメだわ効いてない・・・」
すると倒れていたクラッシュが地面に手を立て、起き上ると同時にシェレファントにドロップキックを放った。シェレファントは体勢を崩し、
ココのさらなる追い打ちでシェレファントはようやく気絶した。
クラッシュ「さっきはよくもやってくれたな〜乗っ取ってやるぜ!」
クラッシュはシェレファントの頭にアクアクを被せ、その巨体の上に飛び乗った。シェレファントが通せんぼしていた通路は大岩でさらに塞がれていた。
クラッシュはシェレファントの豪快な攻撃でそれを薙ぎ払った。
アクアク「よし、この階段から原住民の村に進入できるぞ」
クラッシュ「よ〜しいくぞ〜」
シェレファントを連れ、階段を上ろうとしたその時・・・ガツッ
クラッシュ「あ、あれ・・・?」
何とシェレファントがあまりにも巨体すぎたため階段の通路にひっかかってしまった。
ココ「シェレファントはおいていった方がよさそうね・・・」
クラッシュ「ガーン・・・」
仕方なくシェレファントはその場においていき、クラッシュ達は先に進んだ。

続く

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