クラッシュ・バンディクー 〜運命の始まり〜


残酷時空・やイバさん作

第1章 第1話

「・・・う〜ん・・・ここはどこだ・・・?」
辺りを見渡すクラッシュ。
「そうだ、タウナを助けないと・・・」
そうつぶやいたその時!

ウォルタカ!(作者はこう聞こえるらしい)
突然目の前に変な仮面が出てきました。
「うわ!なんだぁ!?」
その仮面はこう言います。

「わしはアクアク、この島を守っておる魔術師じゃ。コルテックスのたくらみで、
島はひどいことになっておる。タウナもつかまっておるぞ。」

(タウナ・・・何でコイツタウナの事を・・・)

「さあ助けに急ぐんじゃ!」

「お、おう!え〜っと・・・」 「アクアクじゃ!」
「そうそう、アクアク!」
突然現れたアクアク。この人はクラッシュの水先案内人というわけです。

「よし、行くぞぉ! ・・・あ、カニがいる」 「そやつはおぬしでも倒せるぞい」
「スピンアターック!!」

バビューン

「凄い飛んでったね・・・」
「ああ・・・ってそんな事はどうでもいいのじゃ!早く行くのじゃ!」

「わーいリンゴー」
クラッシュの大好物、リンゴがあちらこちらにあります。
「ちゃんと箱も壊すのじゃぞ」 「箱って何?」
「・・・。」
「ま、とりあえず壊せばいいんでしょ?壊せばさ」
「基本はそうだが、スピンで壊してはいけない箱もあるし、元々壊せないものもある」
「ふーん・・・まぁいいや」 「ズゴーッ! おぬしって案外適当な性格なんじゃのう・・・」

「おりゃー!あちょー!」
バシバシと箱を壊していきます、クラッシュ。
「おお!・・・ついに2枚集めおったか」 「あれ?なんかアクアク、光ってるね」
「わしを2枚集めるとキラキラ光ってとてもカッコいいぞ。さらに3枚集めると、神秘のパワーが爆発じゃっ」
「自分でカッコいいって言ってる」
「・・・いちいちツッコまんでいい!」「はいはい」

「はーリンゴうまいー・・・あれ、何この箱」 「これは『C箱』じゃな。壊しておいて損はないぞよ」
「ふーん・・・」

バシッ。C箱を壊しました。

「あ、あそこに箱が!」
バシッ
ウォルタカ!!!
「!? お、おーい!カメがいるよー」 「そんなもん当たれば吹き飛ぶぞい!」
ピューッ
「ホントだ・・・」 「箱だって壊れるぞい!」
バババババ
「うひょー気持ちイイー」
どんどん進んでいきます。

バリバリバリア!!(作者はこう聞こえるらしい)
「!? 今度は何?」 「終わってしまったのう」
「何が?」 「言ったじゃろ、ワシを3枚集めると神秘のパワーが爆発すると」
「さっきのがそうだったの?」 「そうじゃ、まぁいわゆる『無敵』ってヤツじゃの」
「ふーん・・・あれ、なんか大きな穴があるよ」 「箱の橋じゃな・・・そこの『!』と描かれたブロックを押してみ」
ポコッ ポッポッポッポッポッポ・・・
「おお!箱が出てきた。しかも浮いてる!」 「ジャンプで壊すのじゃ!」
バシッバシッバシッバシッ・・・
「ふぅ、ちょっと危なかった・・・あれ、落ちたらどうなるの?」 「さぁ・・・」

・・・。

「そう」 「反応遅い!」
これからどうなる事やら・・・。

「あ、あれは何?」 「あれはゴールじゃな。あれに乗れば次のところへ行くぞよ」
クラッシュたちが近づくと、ゴールの上にまばゆい光が回りはじめました。
「よし、じゃあ次へ行こう!」「そうしようかの!」
こうしてクラッシュとアクアクは次のステージへ行きました。

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