クラッシュ・バンディクー 〜運命の始まり〜


残酷時空・やイバさん作

第1章 第4話

「また来たね・・・一体ここはなんなんだ・・・しかも今回も何もないや・・・」
「まぁ、とりあえず先に進んだほうがいいじゃろう」 「そうだね」


「・・・・・・? すごく薄暗いね・・・」 「そうじゃな・・・何か不気味じゃ・・・」
「箱は普通にあるね・・・」 「光が少し差し込んできとるな・・・」

「お、よし、じゃあ行こう!」

ガサッ・・・

「ん?今なんか音しなかった?」 「んん?わしはもうトシじゃから殆ど耳が聞こえんわい」

と、その時!!!

ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・!!!!!

「・・・は!?何これえええええええええ!!!!!」 「!? とにかく逃げるのじゃ!!!」

突然巨大な大岩が転がってきたのです!皆さんも初めて見たときはビックリしませんでしたか?


「なんでこんなところに穴があるんだ!!!」 「知らん!とにかく飛び越せ!!」

ゴロゴロゴロゴロ・・・なおも大岩は転がってきます!

「あ、あそこに入れば!」

ゴロゴロゴロ・・・ガンッ!!

「ふぅ〜・・・焦った〜・・・死ぬかと思ったよ・・・」 「あれも多分原住民が仕掛けたものじゃろう・・・
これから先も用心するのじゃ」 「うん・・・」

ゴロゴロゴロゴロ・・・

「また来たー!!!」 「今度は邪魔なトラップもあるぞい!」
「潰されちゃうよー!!!」 「箱もちゃんと取るのじゃ!!」 「わかってるよ!!」

ゴロゴロゴロゴロ・・・ガンッ!!


「いちいちビックリして心臓止まりそうになる・・・」 「もう少しの辛抱じゃ!!」

ゴロゴロゴロゴロ・・・

「でっかい穴開いてるし・・・」 「タイミング勝負じゃ!!」

「あれ?まだ続くの・・・?もう疲れてきた・・・」 「何いってるんじゃ!!潰されてもいいのか!?」
「そんなこと言ったって体が・・・あああああ・・・・・・」

「ぐぅいぃゆぅ!」(潰された)
ゴロゴロ・・・ドガッ!!

またしても死亡したクラッシュ。アクアクもいなくなってしまいました・・・。


「あー・・・まただ・・・またこっからか・・・アクアクもいないし・・・」

うつ気味のクラッシュ。しかし進まないわけにはいきません。

「しかたない・・・ここはアクアク箱もなさそうだし・・・一人で進んでいこう・・・」

「なんだってこんなところに邪魔な木の柵が・・・もうスピンで倒していこう・・・
木箱もちゃんと取らなきゃ・・・よっほっ」

一応うつ気味になりながらも進んでいきます。

「あ、ゴールの音だ・・・もう少しだな」

徐々にいつもの気力を取り戻していくクラッシュ。

「ほっ・・・危ない危ない、最後で落ちるところだった。へっ!大岩!ココまで来てみな!」

ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・ドゴオォォン!!!

「やっとこのステージが終わった・・・あんま長くなかったけど」

そう言い残してゴールに飛び込みました。

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