クラッシュ・バンディクー 〜運命の始まり〜


残酷時空・やイバさん作

第1章 第5話

「あー、前回はホントにビックリした・・・大岩多すぎ・・・結局アクアクもいなくなっちゃったし」
しょっぱなからため息をつきながら喋ったクラッシュ。

「まぁいいや、次のステージへ・・・あ、今回も何もないや・・・」

ダイヤ獲得ならず。次へいきます。


「ん、ここは川か・・・やだなぁ、オイラ泳げないからなぁ・・・」

実はクラッシュ、カナヅチだったのです・・・理由はわかりませんが、多分コルテックスのいる鉄の島から
逃げ出したとき、海に飛び込んだのですが、その時の記憶がトラウマになっているのでしょう・・・。
(作者はこう思っているらしい)

「あ!アクアク箱あるじゃん!よかったー」

バギッ ウォルタカ!!

「やっと会えたねアクアク・・・あれから頑張って大岩から逃げてきたよ」 「よくやったクラッシュ!」
「で、ここはどこなの?」
「ここは川じゃ。今わしらが乗っている木の上は滑りやすいから気をつけるのじゃ」
「うん」 「それと、魚はスピンに弱い。覚えておくといいぞ」
「そうなの?スピンに弱いの?」 「そうじゃ。スピンで倒すのじゃぞ」 「うん」

「葉っぱの足場だ・・・」 「早く進まないと落ちるぞよ」
「早速魚が出た!」 「さっき言ったとおりじゃ、やってみぃ」
「よっと!」

バシッ ピューン

「ホントだ、アクアクの言ったとおりだね」 「そりゃワシはこの島のことなら何でも知っとるからな」

「タウナプレートゲット!!」 「一枚目じゃ!」
「マイナスイオンたっぷりだねー・・・」 「わしは精霊じゃからそんなのはわからん・・・」

ザアアァァァァ・・・

「うわー、でっかい滝!!」 「木をよじ登っていこう」
「よし、チェックポイント!」

「ん、爆弾箱だ。久しぶりに見るなぁ」 「どれ、ちゃんと覚えておるかやってみ」
「覚えてるよ、上から踏みつければいいんでしょ?」

ボッ ボッボッボッボッボッボ・・・ドガーン!!!

「ふー、相変わらず爆発が大きい・・・」 「ちゃんと覚えていたようじゃな、この調子でいくぞい」

「あれ?何この足場、まるで生きてるみたい」 「人食い花じゃ、食われないようにさっさと行くのじゃ」
「こんなところにも人食い花がいるのかー・・・」

ヒュッ ガブッ・・・

「反応遅いよ、そんなんじゃ食えないよ」
「シャーッ・・・・・・」

「お、プレート二枚目!」 「木の葉の足場の乗り継ぎゾーンじゃ。タイミングじゃぞ!」
「よっほっ! 楽勝〜」

「あ、また人食い花だ・・・でもなんかガブガブやってるよ」 「さっきの緑とは違うヤツのようじゃな・・・
こっちの青は乗る前から食おうとしておる。これもタイミングじゃな」
「ま、大丈夫だよ」

「シャーッ!!」
「よっと」
「シャーッ・・・」

「ん、アレは・・・またじゃな・・・今度はオレンジか・・・」 「何が?」
「ほれ、あそこに浮いとるやつじゃ」 「ホントだ・・・前のジャングルで見たあれと同じっぽい・・・」
「やっぱり近づくと消えるのぉ・・・」 「不思議だなー・・・」

「チェックポイント!あ、また人食い花だ」 「しかも今度は2匹連続じゃ」
「大丈夫だって!」

「シャーッ!」 「シャーッ!!」
「あっけなくスルーしたのぉ・・・ま、食われなくてよかったの」

「タウナプレート三枚目!!」
ワープ!!


「何これ、箱が積み重なってるみたい」 「落ち着いてジャンプで壊していこう」
「そうしよう!」

バシッバシッバシッ・・・

「よし、ゴール!タウナ、待っててくれ・・・!!」


「ふぅ、戻ってきた・・・あ、また人食い花だ」
「シャーッ!!」 「いい加減諦めなよ」
「シャーッ・・・」

「あれ、またオレンジのがあるね」 「いずれ謎は解けるじゃろう・・・」

ふたりは次へ行きました。しかし、この次、とんでもない事へ・・・!?

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