クラッシュ・バンディクー 〜運命の始まり〜


残酷時空・やイバさん作

第1章 第6話

「今回もないね・・・」 「やはりあのオレンジが関係してるのかもしれん・・・」
「いつになったら手に入れられるんだろう・・・」

「ふぅ・・・次は・・・なんだ、ただの山小屋じゃん」 「何じゃろうな、ここは」

ふたりは入ってみることに。

「失礼しま〜す・・・・・・?」 「・・・?」

そこには・・・かなりお腹が出ている人物が・・・椅子に腰掛けて熟睡していました・・・。

「zzz・・・zzz・・・」

「・・・どうする?」 「起こしてみるか?」
と、その時!!

「・・・・・・んが・・・誰だお前は・・・」

「え?」 「お、起きたようじゃな・・・」
「我の眠りを妨げるなパプ!!!」
「!? パ、パプって・・・・・・それにオイラ何も・・・」

「問答無用!侵入者は帰れパプ!!」


VS.ふとっちょのパプパプ


するとパプパプはステージの真ん中まで歩き、いきなり回り始めました。

「!? 一体何をする気じゃ!?」 「ちょ、ちょっと待って!」
「帰らぬなら・・・倒すまでパプ!!!」

「食らえパプ!!」
そういうと持っているこん棒でクラッシュを狙って振り下ろしました!

「うわっと・・・・・・危ないよ、何するんだ・・・って!」
「うるさいパプ!!」

同じようにこん棒を振り下ろしました!
「うわっ!」
「くっ・・・クラッシュ、大丈夫かの?」 「オイラはなんともないけど・・・どうすりゃいいんだ!?」

「思い出した・・・こやつはパプパプ、原住民の長じゃ・・・!」 「原住民の・・・長?」
「こやつの腹はいつも減っておって、とても短気なのじゃ・・・わしらがさっき騒がしくしたから、
カチンときたのじゃろう・・・」 「そんな・・・」

「ごちゃごちゃうるさいパプ!!」
「うわーっ!!!」

「くっ、クラッシュ、頭じゃ・・・・・・頭・・・」
そういってアクアクは消えてしまいました・・・。

「アクアクー!!! くそっ、こうなったら1人で頑張るしかない!!」

「食らえパプ!!」
「おっと・・・・・・そういえばさっき頭が何とかって・・・もしかして・・・・・・」

「うおおお!!!」
「今だ!!」
クラッシュは最初パプパプが座っていた椅子に飛び乗り、そこからパプパプの頭を踏みつけました!

「うぐっ・・・・・・おのれ、原住民の長である我の頭を踏みつけるとは・・・容赦しないパプ!!!」
そういうとさっきより更にスピードが増し、ますます避けづらくなります!

「と、とにかく頭を狙えばいいんだな・・・」
その後も死闘を繰り広げ、両者とも疲れきっていました。

「はぁはぁ、食らえパプ!!」
「危ない・・・おりゃ!」
「くっ、やるなパプ・・・だがこれで最後パプ!!! 食らえパプー!!!!!」

「なんのおおぉぉ!!! こっちだって・・・最後だああぁぁっ!!!」
最後の力を振り絞ってジャンプし、頭を踏みつけました・・・。

「うっ・・・・・・がはッ」

どご〜〜〜ん!!!
激しい地響きが響き渡りました・・・・・・。
そして、パプパプはついに倒れました・・・クラッシュの勝利です・・・!


「ぃやった〜〜〜〜〜い!!!!!」

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