タスマニア・ウォーズ


第十三章「二つの訪問者(3)〜おせっかいの話〜」

涼太さん作

『進行状況』
[着水した宇宙船]
 クラッシュVS帝国軍雷特殊部隊副隊長デンア
[タスマニア北部〜仙大古墳]
 ココ・同盟反乱軍隊長サンVS帝国軍炎特殊部隊隊長フレン・帝国軍氷特殊部隊隊長ヒョウガ
[タスマニア西部〜西の海岸]
 同盟反乱軍隊長グドンVS帝国軍砂特殊部隊副隊長ザラ
[タスマニア横町]
 クランチ・ベイビーTVSコルテックス・タイニーVS帝国軍風特殊部隊隊長ウィン・帝国軍風特殊部隊副隊長ヒュース・帝国軍砂特殊部隊隊長ドサ

【タスマニア西部〜西の海岸(グドン)】
ザラ:「しねい!」
グドン:「・・・・!」
ザラは砂で作った剣を闇雲に振りまくる。グドンはそれをするするよけ、剣で攻撃する。しかし、砂の部分を突き抜けるだけで全然効いていない。
グドン:「はあ・・・・はあ・・・。」
ザラ:「なかなかねばるな・・・・次できめるぞ!」
グドン:(自然の力を借りる・・・か)
グドンは急にザラに向かって走り出し、ザラと(剣で)組み合った。
ザラ:(なんだコイツ・・・そっきより力が強くなったぞ・・・・!)
グドンはザラを海側にどんどん押し込み剣をなぎ払った。
ザラ:「貴様、なんのつもりだ。」
グドン:「砂は水をつければかたまる。」
その時、やや高い波がザラに吹き付けた。
ザラ:「―――――!」

解説者:「わかるでしょうけど、この時ザラの体が海の水によってかたまったのです。つまり普通の攻撃も効くようになったわけです。」

グドン:「悪いなザラ、修行不足だ。」
ザラ:「!!」
グドンは剣の柄の部分でザラを殴り飛ばした。
ザラは50メートル離れた所まで飛んでいってそこで何かにぶつかり跳ね返って海に落ちた。
グドン:「!・・・なんだ!?」
グドンは不思議そうに海を見る。そして海に足をつけた。

????:「まつのだ!」
グドン:「!?」

つづく!

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