タスマニア・ウォーズ


第二章「アルファベットの被害」

涼太さん作

ココ:「今の言葉、本当のようね。それで?聞きたいことってなに?」
ココは、涼太に聞いた。
涼太:「ああ。お前ら、『ジャーク・ブラッド』ってしってるか?」
涼太は、そう聞いた。
ココ:「知らないわ。ねぇ。」
クランチ:「ああ、しらねえ。」
ココ達が知るわけがない。当然「知らない」と言った。それを聞いた涼太は、
涼太:「そうか、被害者のお前らならしってるかと思ったが・・・。」
涼太は、そう言って立ち去ろうとした。そのとき、アクアクが聞いた。
アクアク:「ちょっと待つのじゃ!おぬし、今わしらのことを被害者と言ったな?どういう意味じゃ。」
ココ達も、聞いた。
涼太:「そうだな。お前らにも一応教えなければいけないな。お前らの家を破壊したのは、その『ジャーク・ブラッド』だ。」
涼太がそう答えたとき、ココが不信に思い、涼太に聞いた。
ココ:「あなた、どうして犯人がその「ジャーク・ブラッド」って人だとわかったの?それにどうして、私達の家が破壊されるってことがわかったの?」
クランチ:「確かにそうだ。破壊される家がわからなければ、聞きに来ることもできない。偶然居合わせたとは思えないしな。どうして、俺たちの家が破壊されるってわかったんだ?」
ココたちは涼太に聞いた。すると、涼太は、
涼太:「アルファベットだよ。」
と言った。
アクアク:「アルファベットじゃと?」
涼太:「そう。ジャークは、イニシャルが一つずつ、全種類の家がある土地にくるんだ。この島はその条件がそろってる。そして、今日の6時16分にイニシャルがAとBの家が破壊されたってニュースがあったから、次は名前の初めにCがつくお前達の家にきたってわけだ。そしたら、来た瞬間に爆発したから、だれか巻き込まれてないか爆発跡に行ったら、その・・クラッシュって言ったか?クラッシュにいきなり撃ちだされたんだよ。」
と、涼太は言った。すると、クランチが、
クランチ:「それで、俺たちの家を破壊した奴はどこから爆撃したんだ?」 と聞いた。涼太は一息ついて、
涼太:「やっとその質問になったか・・・。ちょっとお前らに頼みたいことがある。」
と言った。
ココ:「どういうこと?」
ココが聞いた。涼太はこう答えた。
涼太:「今からあいつらを倒すのを手伝ってほしい。」
クランチは、
クランチ:「でも、そいつらどこにいるのか解るのか?」
と聞いた。涼太は上を見て、人が変わったような口調で言った。
涼太:「さっきから気付いていが・・・。そこに浮いてるてめえら二人!お前ら、ジャークの手下だろ!降りてこい。てめえらは、俺たちの手でたたきのめしてやる!!」
クランチ:「俺・・・・たちって、俺もやるのか?」

第三章に続く・・・。

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