タスマニア・ウォーズ


第三章「クラッシュ&涼太VSダース&ボーン」

涼太さん作

ダース:「よく、俺たちの気配に気づいたな〜。剣士の勘ってやつか?ん?」
ダースというジャークの手下は、からかうように言った。そのとき、気絶していたクラッシュが目を覚ました。クラッシュは、何がなんだか解らなかったが、一応「敵に襲われてるのか!」と思い、リンゴバズーカを構えて、言った。
クラッシュ:「おい!お前ら!撃たれたくなかったら、俺たちの前から今すぐいなくなれ!」
すると、一人が、
ボーン:「俺たちを撃つ?不可能だ。」と言って、その場から消えた。そして、次の瞬間、クラッシュの背後にあらわれ、クラッシュを思いっきり蹴飛ばした。クラッシュは、15メートル離れた岩山に激突した。ココとアクアクは、急いでクラッシュのもとへ走った。
ボーン:「たかが動物ごときにやられる俺じゃぁない。俺たち幹部は生まれた時から、常人の50倍の力を持っている。貴様らがどうあがこうが、俺たちに勝てる確率は0だ。」ボーンが言った。すると涼太が、ニヤリと笑い、剣を持ち替え、『雷鳴剣』と言った。剣から、激しい光が出た。
クランチ:「またあれか。」
と、クランチが言った。光がおさまってきて、涼太が「やったか・・・」と、思い、剣を鞘にしまおうとした時、
ボーン:「どこを狙ってる?」ボーンが、涼太の後ろに回り込み、涼太を空高く蹴り上げた。

ダース:「あっけねえやつらだな。さて、あと一人か。さっさとかたづけちまおうぜ。」と、ダースが言った。そしてクランチに斬りかかろうとした時、
クラッシュ:「かたずけられるのは、てめえだ!」クラッシュが、そう言って、リンゴバズーカを、ダースに向かって三発うった。
ダース:「ぐはっ!」三発ともダースに直撃した。
ボーン:「貴様、まだ生きていたのか。」ボーンは、またいなくなり、クラッシュの背後へまわった。そして、再びクラッシュを蹴り飛ばそうとしたとき、
『落雷剣』
という言葉と同時に、電気を帯びた剣が、ボーンの頭に直撃した。ボーンは、縦にまっぷたつになり、そのまま倒れた。
そのあとに、涼太が落ちてきた。
クラッシュ:「そうか。いまのお前の攻撃か。助かったぜ。」
涼太は、クラッシュのお礼の言葉を聞き入れる間もなく、地面に刺さった剣を抜き、その剣をダースに向け、
涼太:「幹部って言っても、たいしたこと無いな。次はお前だ。」と、言った。
すると、ダースが笑って言った。
ダース:「お前ら、本気で俺たちに勝てると思ってるのか?俺たち幹部の中で一番弱かったボーンを倒したぐらいで、な〜に舞い上がってやがる。」 その言葉を聞いて、
クラッシュ:「あいつのあの強さが一番弱いだと?」クラッシュは、少し冷や汗をかいた。すると、ダースは、
ダース:「さ〜て。ここは一つ、力の違いを教えてやらないとな。」と言って、刀を抜いた。その瞬間、クラッシュ達はものすごい圧力を感じ、身動きがとれなくなった。そして、ダースが刀の先っぽを、クラッシュと涼太に「ちょん」とつけ、
ダース:「これが差だ。」と、言い残し、どこかへ飛んでいった。
クラッシュと涼太の金縛りが解け、体が自由になった瞬間、体中から大量の血がふき出て、二人とも自分の血だまりに倒れ込んだ・・・。

第四章に続く・・・。

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