閃光のクラコルレンジャー




ギガクロスさん作

第1話 新たな出発

PK戦争から1週間が過ぎた・・・。
クラッシュ「なあ、本当にこれでいいのか?」
ココ「何が?」
ココはクラッシュに聞き返す
クラッシュ「PKは投降した。でも、本当に投降しただけなのか?」
ココ「まったく〜。お兄ちゃんったらいつになく真面目ね。」
その言葉を、クラッシュは聞き逃さなかった
クラッシュ「いつになく真面目だとぉ〜。いつも真面目だい!!」
ココ「はぁ〜?リンゴ食べてグータラしてるくせに。普段は不真面目じゃない!」
クラッシュ「なんだと〜!!」
ココ「なによ〜」
クラッシュ&ココ「うぬぬぬぬ・・・・」
やっぱりいつものままだ。そこにクランチがわりこんで来る
クランチ「まあ、まあ。コルテックス達の城を造るのを手伝って・・・」
クラッシュ&ココ「うるさ〜い!!大体あのハゲ親父が何でうちにいるんだよ!」
クランチ「さあ?クラッシュがクラコルレンジャー結成だ〜なんていうからだろ」
クラッシュ「俺のせいかよ!!」
ココ&クランチ「そういうこと。」
クラッシュ「ムキーーー!!」
そこにまた誰かが入ってくる。
Ωイージス「クラッシュの言い分だってわかる。」
イージス「確かに、PKはまだ何かしていそうなんだしさ」
デュエル「Jストライクもドラグーンも行方不明だし。」
クラッシュ達は「確かに。」と納得していた。
クラッシュ「そう言えばウカウカはどうしたんだろう・・・行方不明のままだし」
クラッシュがつぶやいたその時!!
コマンダーA「これが噂のクラコルレンジャーか。」
コマンダーB「な〜んか弱そう。」
コマンダーC「やっちまおうゼ」
コマンダーA&B「おう!」
クラッシュ達「誰だ!?」
クラッシュ達が叫ぶと、コマンダーの一機がゆっくり話し始めた。
コマンダーA「そうだな、第2世代コマンダーと第3世代コマンダーだ」
クラッシュ達「!?」
コマンダーB「俺がディフェンス・ドラグーン」
するともう1機が、
コマンダーA「自分はアタック・ドラグーン」
最後にもう一機が、
コマンダーC「俺がアルティメット・ドラグーン」
クラッシュ達「!?」
クラッシュ達は、「何故!?」と思った。行方不明になっていたドラグーンが何故!?と。
ドラグーン3機「戦闘開始!!」
クラッシュ「行くぞ、皆!!」
コマンダー3機&ココ&クランチ「おー!!」
クラッシュ「このお!!」
クラッシュは、ディフェンス(D)ドラグーンに向かっていった。
クラッシュ「竜巻スピンアタック!!」
D・ドラグーン「そんな攻撃・・・。陽電子ビーム・バリア!!」
そういうと、敵3機の周りに結界のようなバリアが現れた
クラッシュ「何!?」
クラッシュは思いっきりバリアに直撃し、吹き飛ばされた
クラッシュ「ガァッ!!」
効果音「ズザザザザ・・・」
ココ「お兄ちゃん!!」
クランチ「お前らよくも!!」
クランチも猛スピードで向かっていく!しかし・・・
A(アタック)ドラグーン「無駄だな。」
効果音「バジジジジ!!」
クランチ「!!」
クランチも簡単に吹き飛ばされた。
効果音「ザザザザザ・・・・・」
クランチ「ギャア!!い・・・痛い!!死ぬほど痛い!!」
ココが見ると、バリアに当たった部分が酷い火傷の状態になっていた
ココ「ウッ・・・ウップ・・・」
その怪我はあまりに恐ろしかった。ココの頭の中は真っ白になった。
Ωイージス「おい!!ココ!!大丈夫か!?」
デュエル「!?・・・ココの神経が乱れている!!精神がズタズタだ・・・」
イージス「嘔吐しているんだ!!早く運ばねぇと!!」
ココの精神はボロボロになってしまい、立つことさえ困難になっていた
Ωイージス「・・・・。」
A・ドラグーン「そんなものなのか?お前達の実力は?」
Ωイージス「・・・・・。一つ聞く。第3世代コマンダーとはなんだ?」
D・ドラグーン「俺が説明する。」
作者「ちょっと長くなります。」
D・ドラグーン「お前も知ってるだろうが、第2世代コマンダーは可変機能を有するコマンダーだ。先の戦争でも数機が実践投入されたな。第3世代コマンダーは、アニマルタイプ、及び特殊な機能を有する次世代コマンダーだ。これも、以前の戦争で3機ほど投入されたな。」
A・ドラグーン「他にあるか?」
からかうように言って来た。怒りを押さえて、Ωイージスはもう一つ質問をした。
Ωイージス「お前ら、総合評価が偏っているだろう。なぜ、その状態で活動できる?」
A・ドラグーン「強制バランサーシステムの投入だ。確かにバランスが取れていないと、機体の構成ができない。俺たちも偏っている。だが、そのシステムで強制的にバランスを保っている。それでこのように活動できる。」
長い説明がやっと終わった。
Ωイージス「でも、バリアの弱点はしってるんだよね〜。」
敵3機「何?」
A・ドラグーン「バリアの弱点?ああ、コマンダーだもんな。それくらい知ってるか。」
Ωイージス「いくぞ」
Ωイージスはそういうと全バーニアをフルにして飛んでいった
D・ドラグーン「1機だけで何を!?」
コルテックス城〜内部〜
クラッシュ「くそっ!!オイラは・・・オイラは!!」
コルテックス「そういうな」
クラッシュ「うるさい!!オイラは、仲間を傷つけた・・・。許せない奴なんだよ!!」
コルテックス「そんなことないぞ、クラッシュ」
クラッシュ「オイラは自分が憎いんだよ・・・。なんで敵に慰められるんだ・・・?」
コルテックス「これを使え」
そういうとガン●ムのパイロットスーツのようなものを出した
クラッシュ「・・・・?」
コルテックス「怒りで戦闘能力がどんどん上昇していく特殊戦闘スーツ。『バトルスーツ』だ。」
クラッシュ「・・・・・・」
コルテックス「お前は、やることがあるだろう。クラッシャーブレイドも持て。」
クラッシュ「すまない・・・・。オイラは・・・俺は・・・・皆を守る!!」〜
〜外〜
Ωイージス「このッ!!」
バリアの前まで飛んでいってライフルを向けた
D・ドラグーン「!!」
Ωイージス「バリアっていうのはビームの粒子で構成されている。ビームはビームと相殺する。つまりだ、バリア状になればほとんどの攻撃を受け付けなくなる。でもな、近距離戦には不向きだ!!」
いろいろ言い終わると、話している間にためたエネルギーを発射した。
Ωイージス「フルパワー!!」
「ズドォォォン」と言う音と同時に、「パキッ」と言う音もした。
Ωイージス「喰らえ!!」
そしてサーベルでその部分を切った。すると、
「バギバギ・・・・・・パリン!!」
バリアが砕け散ったのだ!!
D・ドラグーン「!!」
Ωイージス「そして一気にD・ドラグーンに向かってサーベルを刺した」
A・ドラグーン「ディフェンス!!」
Ωイージス「ドーン」
Ωイージスは急いで逃げた
アルティメット・ドラグーン「逃げるぞ。後は光の翼計画のコマンダーに任せる。」
A・ドラグーン「了解!」
ズドオオオオオォォォォン!!
・・・・・・・・・・・・・
Ωイージス「・・・・。やったのか・・・?」
???「システム正常・・・・目標、PKΩー001」
Ωイージス「!?」
煙が消えた途端、前方に龍が何十体も現れた!
Ωイージス「うお!!」
???「全機、目標固定。」
効果音「ピピピピ・・・・・」
???「ファイアッ!!」
その掛け声と同時に、龍から、ビームやミサイルなどが一気に飛んできた
Ωイージス「やばい展開・・・・」
「ズドオオォォォン」と効果音を立てて、地面が激しく割れ始めた
Ωイージス「!!逃げろ〜〜〜〜!!!」
しかし、もの凄い勢いで来る、ビーム&ミサイルのシャワーはすぐそこまで来た
Ωイージス「ここまでか!!」
そう思ったその時!!
???「フィールド全開!!」
その声とともに、Ωイージスの周りにビームバリアが展開された
効果音「ズドドドドドォォォォン!!」
???「遅くなっちまったが、許してくれ」
Ωイージス「クラッシュ!?」
クラッシュ「エヴァをパくった訳じゃないからな」
Ωイージス「・・・・?」
Ωイージスは訳がわからなくなった。
クラッシュ「一気に仕留める!!全エネルギー解放!」
効果音「バシュウゥゥゥ・・・・」
クラッシュ「ハイパーシステム機動!全出力最大!攻撃開始!!」
すると、目にも止まらぬ速さで龍軍団の後方まで飛んでいったすると・・・・
効果音「ドドドドド・・・・・・」
龍が空中で爆発していったのだ!残ったのは2機だけだ
クラッシュ「もう時間がない・・・・捕獲する!!」
そう言って、残り2機に突っ込んでいった。
クラッシュ「こんのォォォォォ!!!」
効果音「ズドオオォォォォン」
2機の顔に手をぶつけて、地面まで急降下していった
効果音「ゴオオオオ・・・・」
クラッシュ「オリャァ!!」
ピー―――――
効果音「ドオオォォォン」
2機の龍は機能停止しただけで、損傷していなかった
効果音「ドン!」
クラッシュ「ふ〜、終わった終わった〜」
Ωイージス「あ、あの・・・・クラッシュ?」
クラッシュ「ん〜〜〜〜〜〜?」
Ωイージス「そのスーツ何・・・?」
クラッシュ「ああ、これは・・・・・・・・」
10分後・・・・
クラッシュ「・・・・ってわけですよ。」
Ωイージス「ああ、なるほど。戦闘用の強化スーツか。」
クラッシュ「この2機は回収する。一度帰還するぞ」
Ωイージス「ああ」
第2話へ続く

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