侵略者from地球外〜世界の運命を懸けた戦い〜


3666さん作

序章 〜和解と謎の影〜

<どこかにある基地>
コルテックス&トロピー「えぇ〜〜〜!?
ウカウカ「何か悪いか、貴様ら?」
コルテックス「いや、だってウカウカ様、世界征服を達成してどうのこうのと言っていたのは、ウカウカ様の方だったのでは・・・。」
ウカウカ「確かに過去にそんなことを言った覚えはある。だが、過去に何回バンディクーどもに邪魔されたと思っているのだ?いいな、明日はアクアク達の所に行って、和解しに行くぞ!」
コルテックス「と言う事は・・・。」
ウカウカ「そう、貴様らもだ!これにて今日の会議は終了する!」
トロピー「いきなり終わりですか?なんか、まとまってな・・・」
ウカウカ「やかましい!じゃあ何か他にあるのか?」
トロピー「特にありませんよ。しかし、他の部下達がどう思うか・・・。」
ウカウカ「それはどうでもいい!このわしに逆らうのであれば・・・。」
トロピー「OK、OK。じゃあ終わりにしましょう。そして他の人達に伝言しましょう。」
ウカウカ&コルテックス「(強引だな・・・)」

<どこかの研究所>
ジン「ふふふ・・・。これで今度こそ拙者達の邪魔をするバンディクートリオを倒せる・・・。頼んだぞ・・・。」
???「かしこまりました。」
ゴンゴン!!
ジン「誰か来たな・・・。誰ですか?」
コルテックス「ワシじゃ!コルテックスじゃ!」
ジン「(慌ててる感じだな。一体何があったのやら・・・)」
ガチャ
ジン「どうしたのですか、コルテックス殿?そんなに慌てて。」
コルテックス「当たり前だろ!ウカウカ様が突然」
ジン「突然?」
コルテックス「あのバンディクーどもと和解をすると言っておるのじゃ!分かるか!?この意味!」
ジン「・・・。せっかくあいつらを倒すための準備をしたというのに何ですか、いきなり。これで勝てるだろうと思っていたのに・・・。」
コルテックス「(何か反応するところが違う・・・)ところでそいつは何じゃ?カワイコちゃんじゃないか?」
ジン「はぁ・・・。いきなりそんなことに反応してどうするのですか?こいつは確かにアレでしたけど、今じゃ、ものすごく高い攻撃力を誇るサイボーグですよ?」
コルテックス「はぁ!?」
ジン「ちなみにこいつの名前は、『エヌ・ヴァイオレット(オリキャラ)』です。バズーカ2挺、ロング・ソード2本を使いこなしますよ。」
コルテックス「(これは無視しよう)いいか!明日クラッシュ達の家に行って、和解をするそうだ!それなりの準備をして来いよ!」
ジン「準備って何を・・・。あ、それだからクラッシュ達に攻撃するのはやめろと?他に持参物なんてありますか?」
コルテックス「まぁ、それもそうじゃ。明日の朝9時じゃ。いいな!」
ジン「だってさ、ヴァイオレット。」
ヴァイオレット「・・・。じゃあ任務は・・・。」
ジン「申し訳ないが、今のところなし。」
ヴァイオレット「はい・・・。」
コルテックス「で、そいつ、強いんじゃろ?だったらみんなに紹介したらどうじゃ?何か役に立ちそうじゃないか。」
ジン「考えておきますよ。」

<翌日、クラッシュの家にて>
ウカウカ「・・・ということだ、アクアク。今まで悪かった。」
アクアク「なんじゃ、今頃そうする気になったのか。・・・て、エヌ・ジンの近くにいるそいつは何者じゃ?」
クラッシュ「カワイコちゃんだ〜!」
ジン「紹介しましょう。こいつは拙者の部下である、『エヌ・ヴァイオレット』。本当は打倒クラッシュのために準備しておいたのですが、こんな状況になったということで・・・。」
ヴァイオレット「そんな予定があったのですか?」
ジン「・・・。聞いてなかったのか?」
ヴァイオレット「初耳です。」
ヴァイオレット以外「・・・。」

<物陰>
???「ふん、こいつらがうっとうしいというクラッシュ・バンディクー達か・・・。確かにやりがいがありそうだ・・・。」

<クラッシュの家>
ジン「あはは・・・。それ、マジで?」
ヴァイオレットはこくりとうなずく。
他のみんなは2人の会話を眺めている。
そんな中、コルテックスが口を開いた。
コルテックス「ワシが昨日知らせてから、プログラムを変えたとかそういうのはないのか?」
ジン「それはないです。」
ヴァイオレット「あ・・・。そういえば聞いたことがあったかも・・・。あ、ありました!じゃあ、初耳と言っていたのは取り消してください!」
あ〜あ、とみんなが呆れてしまったのはその時であった。
ココ「それはともかく、これからよろしくね。」
ヴァイオレット「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
そして、ウカウカ一同が帰ろうとしたその時・・・!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ〜〜〜!
みんな「何だ!?」
地響きがする・・・。更には
ドガ〜ン!!!
トロピー「みなさん、あちらをLookするのね!」
トロピーが指した所を見た一同。
そこには火山活動によってマグマを噴き出している光景があった。
???「はっはっは〜!どうだ、参っただろ!」
???以外「何か見たことがあるような気がするけど・・・、誰だっけ?
???「ナニィ〜!?もう忘れたと言うのか!オレ様チャンは、エヌ・オキサイドだ!あ、エヌ・トランスじゃないか!お前までオレさまちゃんを忘れたとでも・・・!」
トランス「うん、忘れたでランス。で、何しに来たでランスか?」
オキサイド「きっぱり言うな!まあいい。今から目的を言ってやる。今度こそ地球を破壊してやろうと思ってな!
オキサイド以外「それでこれかよ・・・。」
オキサイド「これを止めたかったら、オレさまチャン達を倒すしか方法はない!場所までは教えないよ〜!で、エヌ・トランス!お前も来ないか!?」
トランス「お前らには飽きたでランス。だから、行かないでランス。」
オキサイド「じゃあいいよ!止められるもんなら止めてみな!じゃあな〜!」
そして、エヌ・オキサイドはどこかへ去っていった。
アクアク「と言う事は行くしかないのぅ・・・。ウカウカ、お主らも手助けしてくれるかのぅ?」
ウカウカ「もう和解したから、貴様らを手助けするに決まっておろうが!いいだろ!コルテックス達!」
コルテックス軍団「もちろんです!」
タイニー「わ〜い、タイニー、楽しみ〜。」
ディンゴ「終わったら焼肉だ〜!」
クラッシュ「じゃあ、みんな行くぞ!」
クラッシュ以外「おぉ〜!
そしてクラッシュ達は旅立つことになった。

クラッシュ達は突然襲ってきた敵を倒し、再び地球に平和を取り戻すことができるのか!?

<豆知識〜ヴァイオレットとは!?〜>
@エヌ・ジンの手下
A性別は女
B鋼鉄でできた前腕(両方)や肩(両方)、見たものを解析できる便利な両目(見た目はメカらしい感じ)、そして紫色の髪の毛が特徴的なサイボーグ
C武器は、バズーカ(×2)、ロング・ソード(×2)だが、好きなときにバリアを発動させることも可能

序章〜和解と謎の影〜 END

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