侵略者from地球外〜世界の運命を懸けた戦い〜


3666さん作

2章 〜作戦会議〜

<艦内放送>
ウカウカ「今から会議を始める。全員、会議室に集合しろ。もう一度繰り返す。全員、会議室に集合。」
そしてみんなは、会議室に集合した。

<会議室>
ウカウカ「これからのことを考えて、作戦を決める。その前に参考程度に全員のデータを公開する。まずはアクアク、貴様のチームのデータを。」
アクアク「まずはクラッシュ・バンディクー。何回もコルテックス達から世界を守っただけあって、ワザも多彩じゃ。しかし、未だに間抜けじゃし、彼女もできておらん。」
クラッシュ「好き勝手に言うな!」
ココ「でも事実じゃない。」
クラッシュ「・・・。」
アクアク「続いてココ・バンディクー。兄であるクラッシュとは違って、きちっとしておって、頭も良い。クラッシュまではいかないが、数々の空手ワザを習得しておる。でも口が悪いときがあるのぅ・・・。」
ココ「悪かったわね!」
アクアク「次はクランチ。ムキムキな肉体が自慢のスーパー・バンディクー。パワーもクラッシュ達とは比べ物にならないぐらいじゃ。で、お主、牛乳とクマのぬいぐるみが好きなようじゃの?」
クランチ「おう!牛乳はちゃんと飲めよ!後、あのぬいぐるみを傷つけるやつは許さないからな!」
クランチ以外「マジかよそれ・・・。」
アクアク「ワシの方からは以上じゃ。」
ウカウカ「あの白熊と子トラはいないのか?」
アクアク「ポールと留守番をしておる。」
ウカウカ「あのでかい奴とか・・・。」
アクアク「次はお主の番じゃ。」
ウカウカ「まずはネオ・コルテックス。はっきりいって武器は光線銃しかない。部下より弱いということで苦情がいろいろある。はっきり言ってわしもそう思っている。」
コルテックス「え・・・。いいか!わしが一番強い!誰が何と言おうとな!」
トロピー「そんなの、無理があると思いますよ。光線銃1つでどうしようと?」
コルテックス「あぁ!?じゃあ撃たれてみるか?そうしたらワシの強さが分かるはずじゃ!」
トロピー「ふ〜ん・・・。」
ウカウカ「次いくぞ。次はニーナ・コルテックス。最低でもネオ・コルテックスよりかは強いと思う。ワルワルスクールでトップクラスなだけあって、知識も良い方。」
コルテックス「何!ニーナも来ていたのか!」
ニーナ「気づいてなかったの?おじさんひどいわ。」
ウカウカ「次はエヌ・ジン。はっきり言って今回は、危険物。貴様らもその武器の多さから見て分かるだろう。性格もゴロゴロ変わるから気をつけろ。」
ジン「・・・。危険物かよ・・・。まぁ別に良いんだけどよ。調子に乗ってやりすぎただけだし。でも、不審者扱いみたいなことまでいくのはやめてほしいね。」
ヴァイオレット「・・・。で、危険物扱いはいいのですか?」
ジン「別に気にしてねぇよ・・・。」
ジン以外「(最初と性格、絶対違う!)」
コルテックス「こんなに危険だとは知らなかったわい・・・。」
ウカウカ「(チョイ言いすぎたかな・・・)次は、エヌ・ヴァイオレット。ジンと同じように破壊力が高い。」
ヴァイオレット「(・・・それだけ?)」
クラッシュ「あれ?さっきと目が違う?」
ヴァイオレット「よく気づいてくれたのね。そう。普通の目の方が良いという事で、やってもらったの。でもあの時のは内蔵されたまま。」
クラッシュ「と言う事は相手を見破ることができるのか?」
ヴァイオレット「そういうことね。流石クラッシュ。女の子には興味があるだけあって鋭いじゃない。」
クラッシュ「そうでもないよ・・・。でも今後宜しくな!」
ヴァイオレット「こちらこそ。」
ウカウカ「次いっていいか!次は・・・、エヌ・トロピーでいいのか?」
トロピー「そんな事、Meに聞かれても困りますね。」
ウカウカ「もういい!次はエヌ・トロピーだ!早い話、こいつも最近になって危険になった!
トロピー「早すぎますよ。」
ウカウカ「じゃあ他になんかあるのか!?」
トロピー「色々。まぁ、自分で考えることですね。」
ウカウカ「あぁ、思いついた!超嫌味な奴だ!」
トロピー「(あえてもう何も突っ込むまい・・・)」
ウカウカ「次は、エヌ・トランス!こいつh・・・」
トランス「催眠術が得意でランス。更にはトロピー様にお仕えしている身でランス。」
ウカウカ「貴様が自分で言ってどうする!」
トランス「この仮面には頼っていられないでランス。ただそれだけでランス。」
ウカウカ「何ぃ〜!おい、トロピー!こいつをどうにかしろ!」
トロピー「その前に続きを言ったらどうですか?ちなみに皆さん、最近はMeとジンさんの息はピッタリだという事を覚えておいてくださいよ。」
ウカウカ&コルテックス「何だって〜!?
ジン「知らないんじゃあ、話にならないなぁ・・・。本当に知らなかったのですか?」
ウカウカ&コルテックス「全然。」
タイニー&ディンゴ「まだ残ってるんじゃないのか〜!」
ウカウカ「悪い!じゃあいくぞ!次はタイニー・タイガー!クランチとライバル視している!どっちがいいのかは不明。タイニーは頭が悪いよな!」
タイニー「それはコルテックスのせいだ!タイニーに責任はない!」
ウカウカ「最後はディンゴ・ダイル!愛用している火炎放射器で相手を焼き尽くすことが可能。尻尾での攻撃もなかなかのものだ。」
ディンゴ「今日のご飯は焼肉だ〜!」
ジン「じゃあ後で食べさせてあげますよ・・・。だから静かにしてくれませんか?」
ディンゴ「おぉ、あるのか!じゃあ飯の時間までは我慢してやる!」
ウカウカ「これで終了だ。ココでひとまず解散だ。・・・といきたい所だが、ジンとヴァイオレットとトロピーとトランス以外は残ってくれ。」
ジン「怪しいですね・・・。この雰囲気。」
トロピー「(・・・。これを利用しよう。)じゃあ3人とも、ついて来てくれませんかね?」
という事で4人は退室。
アクアク「どうしたのじゃ、いきなり。」
ウカウカ「いいか、みんな、本当にあいつらには気をつけろ。いつどこで味方であるワシらまで巻き添えになるか見当もつかん。」
ココ「じゃあどうするって言うのよ。」
ウカウカ「こうしてこうやる・・・。」
ウカウカはみんなに対策(らしきもの)を教えたのだった。

<廊下>
ジン「素直に退室っていうのも変な気分ですよね。」
トロピー「この時しか利用できないから。」
ジン「この時しか?」
トロピー「あいつらがやるんだったら、こちらもやるべきですよ。恐らくあいつらは対策を練っているはず。こちらはその対策を予想してそれに対しての対策を練る。」
ヴァイオレット「対策を予想するって、何か神の域に入っているような・・・。でも必要かもしれませんよ。いや、絶対に必要です。」
トロピー「さて、寝室に入りましょうか。そこでゆっくりしながら作戦を練れば十分ですよ。」
ジン「そう言えば、拙者たち4人は一緒の部屋でしたよね。」
トランス「しかも運がいいことに他には誰もいないでランス。」
トロピー「そう、それを利用するわけ。最低でも廊下でやるよりかはましでしょうよ。後ヴァイオレットさん、これをYouにあげるね。」
トロピーがヴァイオレットに手渡した物、それは1つの懐中時計。
トロピー「これは持っている者の魔力がUpするね。更には、時間を操ることもできるようになるね。」
ジン「いつの間にそんな物を・・・。」
ヴァイオレット「ありがとうございます。」
トロピー「全然構わないよ。大切に使うことですね。」
ヴァイオレット「はい!」
ジン「トロピー殿、本当にありがとうございます。ヴァイオレットのために・・・。」
トロピー「これでコルテックスよりMeの方が断然良いという事が分かったでしょう?」
ジン「もう圧倒的にですね。アレとはもう比べ物にならないぐらいです。」
ジン以外「(ついに物扱いか・・・。)」

<クラッシュ達の部屋>
クラッシュ「どうしたんだ、ココ。」
ココ「なんか、嫌な予感がするの。」
アクアク「お主もか。」
ココ「アクアク・・・。」
アクアク「ウカウカが言いすぎたのが悪いのじゃ。あいつがあそこまで言わなかったらこんなことにはならなかったろうに。」

<コルテックス達の部屋>
コルテックス「ウカウカ様、あの時は流石に言い過ぎたのでは・・・。」
ウカウカ「確かに悪いとは思っている。だがな、危険なのは事実だ。それを知って欲しかったのだ。貴様だって知らなかったんだろう?」
コルテックス「確かにその通りですが・・・。」

いきなりチーム内に亀裂が入ってしまった。しかもある1人の言動によって。これからどうなるのか!?オキサイド達の所まで行き、世界を救うことができるのか!?

2章〜作戦会議〜 END

戻る