侵略者from地球外〜世界の運命を懸けた戦い〜


3666さん作

3章 〜亀裂と過去〜

<部屋割り>
1号室 ジン&トロピー&ヴァイオレット&トランス
2号室 ウカウカ&コルテックス&ニーナ&タイニー&ディンゴ
3号室 アクアク&クラッシュ&ココ&クランチ
4号室 研究室として利用。
5号室 会議室として利用。

<1号室>
ヴァイオレット「あの・・・。」
ジン「どうしたのですか?」
ヴァイオレット「本当の目的はオキサイド達を倒すことじゃないですか。」
ジン「それで?」
ヴァイオレット「やっていけますかね・・・。」
トロピー「もしできそうになかったら、あいつのせいにすれば良いだけですよ。それに万が一、別行動になったとしても、Me達4人でも十分だと思うんだけどねぇ・・・。」
ジン「あいつって誰かは予想がつくけど・・・。って、4人でもどうにかなるんだったら、他の奴らを呼ばなくてもいいんじゃない?
トロピー「・・・。そんなこといわれても知らないね。で、あいつが誰のことか知りたい?」
ジン「とりあえず聞いておきます。」
トロピー「ふ〜ん。それはですね、Black Old Boardですよ。」
ジン「(長ッ)黒くて古い板・・・。やっぱりあいつか。て、あいつもついには単なる板ですか。哀れですね。」
トランス「つまりトロピー様はウカウカを信用してないということでランスか?」
トロピー「全然。ウカウカに信用されたことがあったけど、結局負けたら、役立たず呼ばわりですよ。よくあんな奴に部下がたくさんいるものですよ。」
その後もウカウカに対して愚痴を言ってばかりいるトロピーであった・・・。

<3号室>
アクアク「全くウカウカときたら・・・。馬鹿なことを言ってしまったのぅ・・・。」
がんがん!
アクアク「ん?誰じゃ?」
ウカウカ「アクアクか!?ウカウカだ!コルテックス達も連れてきたが、入れてくれんか!あの時の理由を教える!」
ココ「聞いておいたほうが良いんじゃないのかしら。」
アクアク「そうじゃの。入って良いぞ。」
そして2号室の人が3号室へ入ってきた。
アクアク「じゃあ教えてもらおうかの、ウカウカよ。」
ウカウカ「あぁ、それはな・・・。」
そして過去の話が始まった。

<タスマニアのどこかにある森>
ウカウカ「たまには散歩もいいものじゃ・・・。」
ガチャン!ガガガガガ・・・
ウカウカ「何だ?街の方からだな・・・。」

<街>
巨大ロボ「ギギギ・・・コノ街ヲブッ壊ス・・・!」
ウカウカ「でか!ってあいつは!」
ウカウカの目線に映っていたもの、それは、巨大ロボを見上げていたジンの姿だった。
ウカウカ「危険だろ!おい!逃げろ!」
ウカウカの忠告がジンの耳に届くはずがない。
何しろ、まだ距離が長すぎる。
巨大ロボ「貴様ガ誰ダカ知ラナイガ、抹殺シテヤル・・・!」
ジン「(もしかして来てる・・・?うわ、来てるよ。)」
ウカウカ「おい!危ないぞ!」
すると突然、
ドギュ〜〜ン!
という音とものすごい爆風とともに、巨大ロボが崩れた。
ウカウカ「え・・・。今のは何だったんだ?」
その頃、
ジン「でかいだけじゃん。大した事ないな・・・。それともこのバズーカが強すぎただけか?まぁいいか。使えるんだし。さてと、何をしようと思っていたんだっけ?そうだよ!帰るところだったんだ!そこにアレが邪魔してきて。じゃ、帰ろう帰ろう!」
ウカウカは何とも言えなかった。
そうあの時のは、ジンが拡散式バズーカ(X2)と、高出力バズーカ(X4)を一気に放射したときの音と爆風だった。
ウカウカ「これはみんなに報告せねば!」

<3号室>
ウカウカ「・・・ということだ。」
ココ「その時のロボって、どのぐらい大きかったのよ?」
ウカウカ「高さ約10メートルぐらい。」
アクアク「・・・で、トロピーの方はどうなんじゃ?」
ウカウカ「いつか口げんかになってな、あっちがいきなり黙ったかと思ったら・・・、」
ウカウカ以外「・・・。」
ウカウカ「串刺しにされそうになった。
ウカウカ以外「串刺しかぁ・・・。」
アクアク「でもジンとの息がぴったりだということは、相当危険だということも有り得るの。」

<3号室前の廊下>
ジン「あいつら、なにやら話してますよ。どうも拙者達の事に関してだろうと思いますが・・・。」
トロピー「そう・・・。」
ヴァイオレット「本当にオキサイド達の所まで行けるかなぁ・・・。」
トランス「私も少しばかり心配になってきたでランス。」
ジン「何々・・・、『あいつらを先に倒して、9人でオキサイド達の所に行く。』・・・だそうですよ?」
トロピー「それって・・・。」
トランス「ヤバイでランスよ!」
ヴァイオレット「第一の試練がこれだなんて・・・。」
トロピー「ん?ちょっと待ってよ・・・。あれでこうして・・・。なるほどね・・・。」
ジン「何1人で納得してるのやら・・・。」
トロピー「皆さん耳を貸してください。ゴニョゴニョ・・・。』

チーム内で激突してしまいそうになってしまった一行!本当に行けるのか!?そして、トロピーが考えたものとは!

3章〜亀裂と過去〜 END

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