侵略者from地球外〜世界の運命を懸けた戦い〜


3666さん作

5章 〜第1の試練〜

<チーム分けとチーム名>
Nチーム・・・トロピー、ジン、トランス、ヴァイオレット
Xチーム・・・コルテックス、ニーナ、ディンゴ、タイニー
Cチーム・・・ココ、クラッシュ、クランチ

<Nチーム>
ジン「鍵はどこだぁ〜〜〜!鍵は〜〜〜!」
ヴァイオレット「落ち着かなきゃだめですよ。落ち着けばきっと見つかるはずですよ。」
ガササ・・・
全員「(いきなり出た・・・。)」
ヘビが現れた。
しかも毒ヘビだ。
トランス「逃げるでランス!」
当然のように危険・・・と思ったが、
ジン「ヘビだ、捕まえておこうっと♪」
ジン以外「(おい!)」
とにかく何とか助かった。

<Xチーム>
タイニー「タイニー、嫌な予感がする。」
そうしたら本当にヘビが出てきた。
全員「ぎゃ〜〜〜!出た〜〜〜!
4人は一目散に逃げ、別のルートを選んだ。

<Cチーム>
ココ「なんだか騒がしいわね。」
クランチ「おい、ストップしろ!何かが来る!」
ココ「え・・・?って、きゃ〜!」
クラッシュ「ココ!って、熊じゃん!」
Cチームの3人も逃げた。

<Nチーム>
まだヘビは捕まえられたままである。
トランス「あ、あそこに洞窟があるでランス。」
トロピー「入ってみる?」

<洞窟内>
ヴァイオレット「何かがいそうで怖いですね・・・。」
ジン「お、あれは・・・。」
洞窟の奥には何と、半端なく大きなヘビがいるではないか!
トロピー「・・・。またヘビ?もういや・・・。」
ジン「トロピー殿はヘビはだめなのですか?」
トロピー「これ以上嫌なものはないね・・・。」
ジン「(相当だめなようだな)じゃあ、拙者1人で行きましょうか?」
ヴァイオレット「いくらなんでもだめなんじゃ・・・。というより、ヘビはどうするのですか?」
ジン「連れて行きますよ?」
そういってジンはあの巨大ヘビのところへ行った。
トランス「もう行っちゃったでランス。」
ヴァイオレット「大丈夫かな・・・。」
トロピー「何とかなるのを願うしかないね・・・。」

同じころ、XチームとCチームは合流。
ココ「あんた達はヘビを見たの・・・。」
コルテックス「お前たちは何か見たか?」
クラッシュ「おいら達は熊を見たぞ〜。」
全員「怖いよね・・・。」
ディンゴ「オイ、あそこに洞窟があるぞ!鍵があるかもしれないから入ってみようぜ!」
入った一行。
しかし・・・、
ゴゴゴゴゴ〜〜〜!
タイニー「あそこに大きな熊がいる!タイニー、怖いよ〜!」
クラッシュ「どうにかしてアレに勝つしかないな・・・!みんな、行くぞ!」
クラッシュ以外「おう!」

<Nチーム>
もちろんヘビはまだいる。
巨大ヘビ「・・・。ン、コノヘビハ・・・。」
ジン「(あ、しゃべった。)で、このヘビがどうかしたのか?」
巨大ヘビ「・・・。コノヘビハ・・・、ミジメナヘビダ・・・。」
ジン「?何かあったのですか?」
巨大ヘビ「・・・。ホカノニクラベ、コウゲキテキデナイタメニ、ムレノヤツニオイハラワレタ・・・。」
ジン「で、あんたはどう思ったわけだ?」
巨大ヘビ「・・・。カワイソウダトハオモッタ・・・。キサマコソ、ナゼソノヘビヲ・・・。」
ジン「ん?オレはヘビが好きなだけだ。」
巨大ヘビ「・・・。ソウカ・・・。ナラ、ソノヘビヲホゴシテヤッテクレルカ・・・。」
ジン「もともと飼うつもり。ところで、戦艦の鍵を知らねぇか?」
巨大ヘビ「・・・。センカンガナニカハシラナイガ、ココニコンナモノナラアル・・・。コレガイワユルカギナンダロウガ・・・。」
ジン「お、これかも。で、くれないか?」
巨大ヘビ「・・・。キサマガソノヘビヲホゴシテクレルノナラ、コチラモナニカシナケレバナ・・・。ヨカロウ、コレガアッテモワタシニハヨウハナイ・・・。キサマニヤロウデハナイカ・・・。」
ジン「ありがとうございます。」
そして戦艦の鍵(らしき物)を手に入れた。
ジン「で、お前も来ないか?」
鍵を手に入れたのになぜか会話は続く・・・。

<Xチーム&Cチーム>
X&CチームはNチームとは違ってピンチである。
クラッシュ「くそ〜、いったいどうすれば・・・。」
ディンゴ「火炎放射もまともに効かねぇよ!」
巨大熊「ゴガァ〜〜〜!
熊以外「うわぁぁ〜〜〜!」

<Nチーム>
ジン「ただ今帰りました・・・ってアレ?」
3人は精神的に気絶している。
何故なら結局あの巨大ヘビもついてきたからだ。
ジン「大丈夫だって。何もしなかったら襲ってきませんよ。ね?」
巨大ヘビ「・・・。タシカニメイワクニナルカモシレナイガ、チカラニナリタイ・・・。」
トロピー「は、はぁ・・・。」
そしてNチーム(+ヘビ2匹)は、洞窟から抜け出し、スタート地点へと戻った。
アクアク「これは・・・、本物の鍵じゃないか!
ウカウカ「なんということだ・・・。巨大なヘビまでいる。」
ジン「で、こんなことまで聞かなかったんだけど、どうしてくれるかなぁ〜?」
ヴァイオレット「ジン様、クラッシュたちを助けた方がいいでしょうか?」
ジン「どうかしたのですか?」
ヴァイオレット「何者かに襲われ、ピンチになっているような気配がします。」
ジン「じゃあ、この仮面も連れて行こう。」
ヴァイオレット「ということは・・・。」
ジン「行くぞ。お前らもいいだろ。」
トロピー「何もしていないからね。」
ジン「という事で、お前も力を貸してくれ。」
巨大ヘビ「・・・。イイダロウ。チナミニワタシノナハ、『ポイズン・スネーク』ダ・・・。」
ジン「そのままじゃん・・・。」
巨大ヘビ「ソコヲイッタラ、オワリダロ・・・。」

<X&Cチーム>
ココ「もう、どうすればいいのよ!」
ニーナ「負ける・・・ものですか!」
クラッシュ「仲間が傷ついていく・・・。」
と思ったら、
バリリィ〜〜〜!
電撃が巨大熊に命中。
巨大熊「グググ・・・!」
ココ「誰!?」
トロピー「頑張ってるね。」
コルテックス「!!!おい、これはどうなっているんじゃ!?」
トロピー「鍵ならもう見つかりました。」
ジン「で、今回はアクアクとウカウカに責任があるということで拙者達は助けに来たでござる。」
クラッシュ「お前達・・・!ありがとう!」
ヴァイオレット「それでは最初に、皆さんの体力を回復させます。」
ヒュウ〜ン・・・
クラッシュ「よし!みんな、行くぞ!」
巨大熊「グオォ〜〜〜!」
タイニー「バクダンでも喰らえ!」
ドゴォ〜ン!
巨大熊「ググ・・・。」
ジン「これは見たところ、ヘビよりはるかに知能が低そうですね・・・。」
ポイズン・スネーク(以下ポイズン)「・・・。コレデモ・・・。」
ドガ!
ポイズンのしっぽ攻撃が命中。
巨大熊「!!!」
クラッシュ「とどめだ!竜巻スピンアタック!」
ヒュルルルル〜ドガガ!
巨大熊「グ・・・ガァ・・・!」
更には、ジンの剣とトロピーの巨大音叉による目潰しが炸裂。
そして巨大熊は倒れた。
クランチ「終わったか・・・?」
ココ「ありがとう・・・。そして今までごめんね。」
トロピー「気にしていませんよ。」
クラッシュ「それにしてもアクアク!」
コルテックス「ウカウカ様も!」
アクアク&ウカウカ以外「こんなのはひどすぎるぞ!」
アクアク「わ・・・、悪い。」
アクアクは自分の罪を認めたが、ウカウカは、
ウカウカ「これが試練というものだ。」
と、自分を正当化させる。
ヴァイオレット「でも、ウカウカ達も知らなかったんでしょ?こんな巨大なのが出るっていうこと。」
ヴァイオレットの厳しい指摘によって、ウカウカも罪を認めた。
そして一行はまた戦艦に戻り、再び飛び立っていった。

<戦艦内>
ジン「ということで、こいつが新しい仲間。名前は『ポイズン・スネーク』らしい。」
ポイズン「・・・。ヨロシクタノム・・・。チナミニワタシノコトハ、『ポイズン』トヨンデクレ・・・。」

これまでの亀裂は元通りになくなり、オキサイド達を倒すために気持ちを新たにした一行。
それに仲間も増えた。
オキサイド達を倒すため、戦艦は今度こそ、宇宙圏へと突入しそうだ。

5章〜第1の試練〜 END

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