クラッシュ・バンドィクー


たクラッシュさん作

第13話〜まさかのまさか、KURA独立!?〜

ナレーター:さあ、バンドコンテストまであと2週間。
両者とも、そしてKURA、また他のエントリー者も、本格的に磨き始めている。
アクアク:いいか、もうバンドコンテストまで時間が無い。
これからはリハ中心で練習を行う。
みんな:はい!!
アクアク:それと、これは昨日会場を偵察した時に手に入れた情報じゃが、
コルテックス・バンドのリーダー、KURAがソロ・エントリーし、
新しくディニスがリーダーになったらしいぞよ。
これからは新たな強敵、KURAも視野に入れるのじゃぞ!
みんな:はい!!
クラッシュ:いや、オイラたちには、団結っていう武器があるじゃないか!
KURAも突然何アホなことを・・・
アクアク:・・・・・・それにも何か、アヤツなりの策略が・・・・・・
まあいい、そういうことを気にしすぎるとキリがないので、一心に練習に取り組む事にしよう。
それでは、課題曲と自由曲、通すぞ!
みんな:はい!(演奏中)
アクアク:合宿へ行ってる間、何かキラメキを手にしたのう。
1週間前より一際輝いて見える。
みんな:あざぁーす!
アクアク:だが少し気になっていたところが・・・
アドベンチャー・メドレーについてだが、ジュラシック・シーン(どたばたジュラシック沼のBGM)の、
ベース系が弱いな。
まぁ主にリフ(同じメロディーを何度も繰り返すこと)だから、
覚えるのには苦労しなかっただろうが。
クランチ・エヌジン:はい!(ナリ!)
アクアク:あとは、エヌジン!
エヌジン:お呼びでしょうか。
アクアク:近未来シーンではおぬしのソロ(独奏)じゃろ。
おぬしの活躍にかかっておるぞよ!
エヌジン:分かっています。
アクアク:細かい指の動きがまだ少し気になるが・・・
エヌジン:はい。
アクアク:ようし・・・「アドベンチャー・メドレー」イギリス・シーンから行くぞよ!!
みんな:はい!!
ナレーター:その後、必死に練習に打ち込み、第三者から見れば
非の打ち所の無い演奏が完成した。
そして、最後のリハーサルが、始まった。
アクアク:・・・・・・・・・
みんな:・・・・・・・・・・・・
アクアク:ようし。早速はじめよう。
エヌジン:拙者のレコーダーのスイッチを入れますナリよ。(ピッ)
レコーダー:次の挑戦者は、NO5832・・・「クラッシュ・バンドィクー」!!
エヌジン:いざ、出陣!
(ゾロゾロゾロゾロ・・・)
アクアク:ワシはここで見てるぞ・・・
ココ:・・・・・・・・・。
みんな:・・・・・・。
ココ:・・・・・・・・・・・・1,2,3,4・・・
(演奏中・・・)
ココ:どうも、ありがとうございましたぁ〜!
レコーダー:ワーワーワーワー
クラッシュ:(超リアルじゃん・・・)
アクアク:よし、これで一通りのリハは終わりじゃ。
最終調整のため本日はこれまでじゃ。
明日は愈々本番じゃ!気を引き締めていくのじゃ!!!
みんな:はい!!!
アクアク:では、本日は解散じゃ。半日ゆっくり休み、
当日は最高のコンディションで臨もうじゃないか。
みんな:はい!お疲れ様でした!!
ナレーター:さあ、これでもう言い残す事の無い演奏が確立。
そのころ、コルテックス・バンドは・・・
コルテックス:まだまだ!!明日本番なんだ、居ても立ってもいられるかぁ!!
BANTR:いくらなんでも疲れたYO!
ディニス:コワレソウ・・・
コルテックス:全く、情けない・・・!KURAが抜けて、少し力が落ちてからに・・・
しょうがない、20分休憩だ。そのあとも引き続き続けるぞ!
アタックス:明日本番なのに、コンディションの維持はいいんスかねぇ・・・?
ALTO:そうですねーーー!!!
陽炎:まぁコルテックス様が言うからには仕方が無い、玉砕するつもりでやろうじゃないか。
みんな:それもそうだなぁ・・・
ナレーター:こうして、夜中の9時までハードな練習をつみ、少しお疲れ気味のコルテックス・バンドメンバーたちであった。

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