クラッシュバンディクー 〜日本、滞在日記〜


月光の隼さん作

〜日本、滞在日記14日目〜

3/17(滞在終了まで、あと1ヶ月18日)
クラッシュは起床する。
それと共に、優楼、ココ、クランチ・・・っと順々起床してゆく。
クラッシュは昨日、早く寝たのであまり眠くはなかった。
クラッシュ「今何時?」
今は7時。
優楼「今はえ〜っと・・・・時計時計」
優楼は時計を取った。
癒意「おはよう」
優楼「わわわわわわわわ」
優楼は座っていながら、思いっきり後ろへ下がった。
癒意「何?」
優楼「突然現れたからビックリした」
癒意「な〜んだ」
癒意以外、コソコソしだした。
クラッシュ「優楼ってさあの時『俺、変わっている所あるから』って言ったよな?」
優楼「あぁ」
ココ「知らない」
優楼「クラッシュだけしか知らないだろうな。
まぁ、あの時『一人相撲してる』って言ったよな?」
あの時
「『また会ったわね』
『今は、関わらないでくれ』
ココはちょっと耳をかしげていた。
『優楼さん誰と話してるのかな?』
クラッシュに聞いた。
『そんな事知らん。』
『とにかく、今はダメ。あいつらいるから。』
『私、姿現していい?』
『その方が嬉しいけど』
少女は姿を現した。」
クラッシュ「あの時?」
優楼「知らないか〜。ほら、癒意が転校してきた日。」
クラッシュ「ああ〜一人相撲してたね。」
優楼「一人相撲じゃねぇよ!」
クラッシュ「そうなんだ」
優楼「癒意は『殺された・・・』って言ったよな?」
クラッシュ「今は幽霊って訳ね。ってこんなに身近に幽霊見たの初めてなんだけど」
癒意は準備していた。
優楼「『幽霊=消える事が可能』だから家にいてもバレない。」
クラッシュ「ふむふむ」
優楼「でも、俺は霊視が出来る」
クラッシュ「いいな〜。呪われなくてすむじゃん」
優楼「そういう問題で与えられた、霊視じゃないから」
クラッシュ「へぇ〜。」
癒意「早く行かないと学校遅れるよ」
全員「はい」
優楼の変わった所とは、『霊視が出来る』だった・・・・
優楼「今日、弁当だぞ」
クラッシュ「判ってる。コンビニで買お!」
優楼「それが早いな」
=登校通路=
クラッシュ「優楼が持ってるプラスチックの板と
イヤホンは何?」
優楼「おっ!コレか?コレは『ウォークマン』だ」
ココ「曲を聴く為の物よ」
クラッシュ「へぇ〜。んじゃ飾りがいっぱい付けてあって
プラスチックの板で、さっきのみたいに、イヤホンは無い奴。」
優楼「コレね。お前質問多いな。」
ココ「『携帯電話』よ」
優楼「おぉ!分かってんじゃん」
ココ「コンピューターに関している人を甘く見ちゃダメよ」
クラッシュ「恐れ入りました」
=コンビニ=
クラッシュ「オイラは・・・・『スパゲッティ』で」
ココ「私は〜・・・・この・・・『パン』と・・・・『御握り』!」
クランチ「俺は、『サラダ』を5パック」
優楼「う〜・・・・・俺はこの『照り焼きバーガー』でいいや」
癒意「私・・・・・お兄ちゃんと一緒でいいよ」
優楼「んじゃ『照り焼きバーガー』でいいな?」
癒意「うん!」
店員「250円が1点。150円が1点。100円が1点。75円が5点。
125円が2点。合計1027円です」
優楼「1027円ね・・・」
優楼は支払った。
やがて学校へ行き、給食の時間だ・・・・
−12:30−
=教室=
鳳「今日の給食は、屋上か・・・」
優楼「クラッシュ、ココ、クランチ、癒意!屋上へ一直線だ」
”ワーワーワーワー”という声が絶えなかった。
クラッシュ「イッチバ〜ン!!」
クラッシュは屋上へ来てハッと驚く。
轟はフェンスを登っていた所を見ていたから。
轟「うう・・・・よいしょっと・・・。」
轟は飛び降りようとした。
クラッシュは思いっきり走った。
クラッシュ(間に合ってくれ)
ココもクランチも優楼も癒意も走った。
轟は飛び降りた。
クラッシュ(くっ・・・・)
ガシッ!
クラッシュはその瞬間目を瞑った。
また開けた。
何とか無事だ。
クラッシュ「何とか大丈夫だ!引き上げて。」
ココ「あいよ!」
クラッシュ「何故こんな事を?」
轟「僕はホームレスで親から仕送りしてくれていて何とか暮らしてる。
でも、もう親に迷惑かけたくない。それなら『僕』という存在は要らない」
クラッシュ「情けないなぁ〜。そっちの方が親にもっと迷惑だと思うけど。君にはまだまだ人生があるんだよ。その人生をたった15年で?
そんなの親に迷惑だ。そんなんで死ぬなんて許されない。
もっともっと生きていこうよ。ホームレスなんだったら、児童相談所ものってくれる。優楼だってのってくれるはずだ」
優楼「俺は家に来てもいいけど。」
轟は目の下辺りに涙を溜めていた。
今、零れた(こぼれた)。
轟「ありがとう・・・・」
クラッシュ「ほら。一緒に食べよう。」
轟「うん!」
全員「いただきます」
クラッシュ「『暗井 轟』ってあまりにも暗いだろ。戸籍所で改名したらどう?」
轟「うんうん。親からつけてくれた大切な名前だもん」
クラッシュ「そうか・・・」
癒意「私はこの名前に誇りを持ってるよ」
優楼「俺も!」
クラッシュ「オイラは『事故』っていう意味だぞ。」
全員「確かに・・・」
ココ「まぁ私も『此処』っていう意味になるけど」
クランチ「俺は違和感がないけど。」
クラッシュ「ふ〜ん・・・・」
クラッシュ達は名前について話し合った。
轟は初めて改心した。
−16時−
優楼「ただいま〜。今日さぁ〜また居候する人が出来たんだけど。」
亜美江「あら〜・・・・いいけど」
轟「これからお世話になります!」
亜美江「あら・・・風呂に入ってくれない?」
轟「風呂あるんですか?入ります入ります。」
クラッシュ「ブログブログ〜」
癒意(私は姿を消して入らないと)
癒意は姿を消した。
『今日、轟って奴が、自殺しようとしていた。
オイラ達が止めたけどね』
     クラッシュのブログより〜
クラッシュ「今日は、轟が来た祝いに夜遊びだぁ〜〜〜〜!!」
全員「おぉお!!」
癒意(やっぱり姿を現さなきゃ)
癒意は姿を現した。
滞在期間14日目〜終了

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