ニセクラ一行


鴨ダイルさん作

〜第六話 秘密基地に潜入〜

クラッシュは変装して、荷物を運ぶ住民にまぎれて秘密基地まで荷物の大きなダンボール箱を運んでいる。しばらく歩いて行くと、クラッシュとアクアクは途中で研究員に遭遇した。
アクアク「そうか、きっとあいつらが秘密基地まで荷物を運んでいるんじゃな」
クラッシュ「スピンアタックで倒しちゃえ」
クラッシュは研究員にスピンアタックをした。
アクアク「よくやったぞクラッシュ!さぁ、エヌトロピーの秘密基地へ急ぐのじゃ!」
クラッシュ「秘密基地はどこにあるんだ?」
アクアク「あっ」
クラッシュ「場所が分からない。どうする?」
アクアク「また研究員が来るのを待とう」
クラッシュ「荷物の中に隠れよう」
アクアクはダンボール箱を開けてみた。
アクアク「これでは、隠れるスペースがないのう。だが、すぐにそのスペースができるじゃろ」
クラッシュも箱の中身を見てみた。そこにはたまたま大量のリンゴが入っていた。
クラッシュ「やった〜い、リンゴ食べ放題だ!」
クラッシュは一分もしないうちにリンゴをたいらげた。
アクアク「よし、これで隠れるスペースができた」
クラッシュとアクアクは空になったダンボール箱の中に隠れた。
しばらくすると、研究員がやってきた。研究員は中に二人が入っているとも知らず、大きなダンボール箱を運んでいる。
アクアクはダンボール箱を少し開けて、周りの様子をのぞいている。

数分後、秘密基地らしき建物が見えてきた。そこには、たくさんの別の研究員がいた。
アクアク「おい、クラッシュ。たぶんここが秘密基地じゃ」
アクアクとクラッシュはダンボール箱から飛び出した。
クラッシュは周辺の研究員にスピンアタックをした。
二人「いよいよ秘密基地に潜入だ!」

第六話 完

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