クラッシュバンディクー〜ガッツン！箱投げバトル〜

たクラッシュさん作

第２話･第２部◆Bブロック・アニマルリーグ

ナレーター：PM５：００。Aブロックの決着が付いた。
主催者：えーー・・・Aブロックの第１回戦が終わりました。
勝者は、クラッシュ、ココ、クランチ、エヌトランス選手です！
敗者は、コルテックス、エヌジン、ニセクラッシュ、エヌトロピー選手です。
残念でした。でも、逆転のチャンスもあるのであきらめないでください！
さて・・・モニターをご覧ください！（ウィーーン）
こちら、当スタジアムの隣にある、「ボックス・ホテル」
選手の皆さんは、大会中はこちらのホテルを利用していただきます。
選手の皆さんは、入り口ゲートから出られなくしました！
ご了承ください・・・・・・
それでは、早速選手の皆さんは、「ボックス・ホテル」の方へ
移動していただきます！！それでは、スタッフ〜！スタッフ〜！！
選手達をホテルへ連れて行きなさい。
スタッフA：かしこまりました。まず、Aブロックの８選手、
わたしについて来て下さい。
スタッフB：かしこまりました。では、Bブロックの８選手・・・（先省略）

ボックス・ホテルで・・・
主催者：えーー、それでは部屋割りを発表します！
まず、Aブロックの選手の部屋割りは・・・
１０１号室、クラッシュ選手、ココ選手。
１０２号室、クランチ選手、ニセクラッシュ選手。
１０３号室、コルテックス選手、エヌジン選手。
１０４号室、エヌトロピー選手、エヌトランス選手。
続いて、Bブロックの選手の部屋割りは・・・
１０５号室、タイニータイガー選手、ディンゴダイル選手。
１０６号室、ビクター選手、モーリッツ選手。
１０７号室、ポーラ選手、プーラ選手。
１０８号室、ベイビーT選手、グリン・エース選手。
次に、Cブロックの選手の部屋割りは・・・
２０１号室、リパールー選手、リラルー選手。
２０２号室、コアラコング選手、ピンストライプ選手。
２０３号室、コモドジョー選手、コモドモー選手。
２０４号室、パプパプ選手、ポール選手。
最後に、Dブロックの選手の部屋割りは・・・
２０５号室、ソウル選手、トライ選手。
２０６号室、風子選手、チャレンジャー選手。
２０７号室、NAOKO選手、イエクラ選手。
２０８号室、C・X・V選手、シャドウ選手。
以上です。なお、バスは３階に大浴場がございます。
また、４階にホールがございまして、PM７：００より
夕食でございます。
何か分からない事がありましたら、ルームフォンでお問い合わせください。
それでは、お部屋へどうぞ！！
ナレーター：こうして各々部屋へ移り、１時間余り
のんびりとすごしていた。
ちなみに、２階にはカジノがある。
１りんごドルで「１ボックス」というコインと交換できる。
そんな「ボックス・カジノ」で・・・
ジャラジャラジャラ・・・・・・
コルテックス：はぁ・・・エヌジン、次の作戦は？
エヌジン：・・・・・・（ルーレットに目がイってる）
コルテックス：う〜む・・・う〜〜〜〜〜んんん・・・・・・
エヌジン：よし！！こい！！３５番！！！！
あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・
コルテックス殿！また！！また拙者の読みが・・・
コルテックス：やかましい！お前も作戦を考えろ！
エヌジン：（無視）
コルテックス：も〜いい・・・ワシの１０ボックスはエヌジンにやるよ・・・
ナレーター：こうして、トボトボ部屋に帰っては１人で体育座りをしているコルテックスであった。
PM７：００〜
スピーカー：ピンポンパンポーン。「ガッツン！箱投げバトル」の選手の皆様、
食事の時間です。４階ホールまでお越しください。
クラッシュ：やった〜い！！
ココ：もう・・・さっきリンゴ１０個も一気食いしてたのに・・・

４階ホールで・・・
主催者：それでは、好きなお席へどうぞ！
食事はバイキングとなっており、部屋への持込は禁止とさせていただきます。
食事は８：００までとなっております。では、どうぞ！！
ナレーター：こうして、ハチャメチャバイキングが始まった。
ボックス・ホテルだけあって、大容器もすべて箱だ。
取り皿も、箱を広げたものである。
パプパプ：パプパプお腹すいたパプ！いっただきま〜〜すパプ！！
（ガツッ、ムシャ。）
まだ物足りないパプ〜。
みんな：あ゛〜〜っ！！リンゴ酢和え焼き鳥ソテーが・・・・・・
タイニー：タイニー怒ったーー！！
ガオッ！！
パプパプ：よ、よせパプ〜〜〜〜！！！！
ナレーター：早くも、短気な２人はケンカになってしまい、
ボクサー（ホテル内勤務のスタッフ）３〜４人にストップをかけられ、
以後この２人はルームサービスとなってしまった。
クラッシュ：いえーーい！リンゴのハチミツ掛け！いっただっきぃ〜！！
ココ：あたしも何か食べなきゃ・・・
ピンストライプ：俺の特技は、「スパゲッティを、音を立てずに食べること」さ。
ポーラ：わっ！ボクにソースつけないでよ！
プーラ：やっぱ笹かまはおいしいなぁ。
グリン・エース（以後グリン）：いくら「笹」がついてるからって・・・
ベイビーT：プピーッ！（野菜炒めを、満面の笑顔でほおばっている。）
クラッシュ：よしよし〜、お前はよく食うな。いい笑顔だぜ！
ポーラ：ボクもかまってよ〜（赤ん坊風に）
ココ：ここの「カレーピザ」なかなかイケるわね。
コモドジョー（以後ジョー）：オレににににに、肉を切らせせせせろおおぉぉぉ！！
コック・ボクサー：い、いけません！危険です！！
コモドモー（以後モー）：まったく、五月蝿いんだな〜。
ナレーター：こうして、食事時間もあっという間に３０分経過。
パプパプとタイニータイガーは、部屋で寂しく蕎麦をすすっていた。

そのころ、ホールでは・・・
シェフ・ボクサー：おい、ソムリエ・ボクサー。
食材が足りなくなってきたぞ。
ソムリエ・ボクサー：そんなバカな。こんな大型ホテルなのに・・・
何か食材はないか、パティシエ・ボクサー。
パティシエ・ボクサー：特にリンゴ系の売れがよいそうだ。
あと、リンゴ酢和え焼き鳥ソテーだが、一瞬にして中身が消えちまったんだ。
何があったのかな、シェフ・ボクサー。
シェフ・ボクサー：さぁ・・・・・・

そのころ、各部屋で・・・
タイニータイガー：（ずずっ・・・）タイニー、寂しい・・・
パプパプ：（ずずずずずっ！！）物足りないパプ〜・・・
コルテックス：（しょぼーん・・・（まだしてたのかよ）
ワハハハワハハハワハハハ・・・・・・・・・
クラッシュ：リンゴ隠しボックスカリーうめぇ！
クランチ：クラッシュ、野菜もちゃんと食えよな！
ニセクラッシュ：ほへへへぇぇ・・・（ギュルルル・・・）
（さっきから何も食べてないそうだ。）
シェフ・ボクサー：北京ダック用の肉が届いたぞ。
ディンゴダイル：焼肉だ〜〜〜〜！！！！！（ボォォォォ）
コック・ボクサーら：アッヂヂヂヂヂヂ！！！
パティシエ・ボクサー：大丈夫か、お前ら！？
ソムリエ・ボクサー：大変だ！！（ピッ）
ポリス・ボクサー：火炎放射はお控えください！！！！
ディンゴダイル：え？・・・・・・あ゛っ！
肉じゃなくて人が焼けてる・・・
コック・ボクサーA：あぁ・・・俺のダチが・・・
コック・ボクサーB：な〜む〜・・・
ナレーター：こうして、ディンゴダイルもルームサービスとなってしまった。

そして、なんやかんやありまして（適当だな）
PM８：００〜
主催者：それでは、食事の時間を終了いたします！
お部屋へお戻りください。なお、バスはPM１０：００に閉店、
カジノはAM１：００閉店となっております。

１０３号室で・・・
エヌジン：ゲフッ・・・うますぎてついつい食べ過ぎてしまったなり。
コルテックス：（しょぼ〜ん（さすがに長すぎ）
エヌジン：どうなさった、コルテックス殿！？
コルテックス：おま・・・えの・・・せい・・・だっての・・・
エヌジン：え？何言ってるか分からないなり・・・
コルテックス：（ずず〜ん・・・）
さらに落ち込んでしまうコルテックスであった。
エヌジン：まぁまぁそう落ち込みなさんな、さっきカジノで稼いだ
１０００ボックスのうち５００ボックスを差し上げますから。
コルテックス：よし、早速カジノへ行くぞ！
エヌジン：（切り替え早っ！）

ボックス・カジノで・・・
エヌジン：さて・・・そこのテーブルで少し作戦会議をいたそう。
コルテックス：そうだな・・・というわけで・・・
エヌジン：ふぅ〜む・・・そうだ！こういう作戦は・・・
コルテックス：おおお！！なるほど・・・
ディーラー・ボクサー：いらっしゃいませ。
ご注文はそちらのボタンでどうぞ。
２人：あ、あぁ・・・（冷汗
ディーラー・ボクサー：では、先ほどエヌジン様よりお預かりしております、
１０００ボックスをお返しいたします。
エヌジン：はい、５００ボックス。
コルテックス：よし、じゃ早速話の続きと行こう・・・
さっきのはちょっとな・・・それじゃ、こういうのは・・・
？？？：お前ら、ワシの声が聞こえるか？
２人：うっ、ウカウカ様！？
ウカウカ：アクアクが姿を隠してここまでやってきてるといううわさを聞いてな。
コルテックス：（どこでだよ・・・？）
ウカウカ：ん？何かいったか！？
コルテックス：いいえ、何でもございません・・・
ウカウカ：まぁいい、ワシのパーフェクトな作戦で行け。
内容はだな・・・
コルテックス：えっ！何！？（ガタッ）（ピーンポーン）
ディーラー・ボクサー：お呼びでしょうか？
コルテックス：あ・・・
ウカウカ：何やってんだ、バカめ！
コルテックス：えぇーーーとぉ・・・それじゃ・・・・・・
コルテックスは、メニュー表を見たが・・・
コルテックス：（何じゃこりゃ！こんなもん飲めるはずが・・・）
ディーラー・ボクサー：ご注文はお決まりでしょうか？
コルテックス：じゃ・・・コーヒー炭酸２つ！
エヌジン：（せ、拙者も！？）
コルテックス：（しょうがないだろ、ほかが飲めそうにないから・・・）
ディーラー・ボクサー：かしこまりました。
エヌジン：まったくコルテックス殿、何を考えてらっしゃるのか・・・
コルテックス：やかましい！成り行き上そうなっちまったんだよ！
ウカウカ：いいからさっさと作戦を考えろ！！
２人：は、はい・・・
エヌジン：それじゃ気持ちを切り替えて・・・
こういうのは・・・（ひそひそ）
コルテックス：それもちょっとな〜・・・（ゴクゴク）
エヌジン：・・・・・・それじゃ、こういった作戦は・・・
コルテックス：それもどうなのか・・・（グビ〜）
エヌジン：・・・・・・それならば・・・以前クラッシュを倒す時に使った作戦で・・・
コルテックス：おお！なるほど、それは使えるな。（ズズーッ）
エヌジン：って全部飲んだんですか！？
コルテックス：あぁ、結構くせになる味だ。
エヌジンのも分けてもらっていいか？
エヌジン：むしろ持って行って欲しいなり。
さて、作戦も整ったところで・・・
あそこのトランプ・ブースに行くなり。
コルテックス：ワシも入れろよ！
ディーラー・ボクサー：いらっしゃいませ。
ブラックジャックとポーカーがございます。
エヌジン：それじゃ、ブラックジャックで勝負ナリ！
ディーラー・ボクサー：それでは賭け金を、こちらのプレートに
置いてください。
ナレーター：コルテックスは１００ボックス、エヌジンは７０ボックスをかけた。
ディーラー・ボクサー：それではまず私に一枚・・・
コルテックス：（５か・・・）
エヌジン：（８だ・・・）
ディーラー・ボクサー：２枚目を配ります。
コルテックス：（Aだ！）
エヌジン：（２だ・・・）
ディーラー・ボクサー：ヒットですか？ステイしますか？
コルテックス：ヒット！
エヌジン：拙者も！
ディーラー・ボクサー：私はヒットです。ではカードを配ります。
コルテックス：（６・・・）
エヌジン：（Jキター！）
ディーラー・ボクサー：ヒットですか？ステイしますか？
コルテックス：くそぅ！バストだ！！
エヌジン：ステイ！
ディーラー・ボクサー：ではカードを開けます。
（３、７、９）＝１９
エヌジン：はいよ！
（８、２、J）＝２０
ディーラー・ボクサー：あなたの勝ちです。２倍の１４０ボックスを差し上げます。
エヌジン：やった〜！
コルテックス：くそう・・・

そのころ、１０１号室では・・・
ココ：（かたかたかたかた・・・）ふぅ〜っ・・・またアメリカの株が落ちたのね・・・
やんなっちゃうわ・・・・・・
クラッシュ：いえぇ〜い！リンゴジャグリング〜！！
ココ：・・・・・・やかましいお兄ちゃんがね・・・
クラッシュ：はぁ〜あ・・・退屈だなぁ〜。
ココ：じゃもう寝なさいよ。
クラッシュ：もう、そうするよ・・・
グガァ〜〜〜〜
ココ：（寝るの早っ！）

ナレーター：そうして、翌朝７：３０になった。
チュンチュンチュン・・・
エヌトロピー：う〜〜ん・・・さわやかなモーニングね〜
エヌトランス：ランスね〜。
リパールー：ぎゃっぎゃぁぁぁぁひぃひぃひひひ・・・
リラルー：・・・一睡もでけへんかった・・・最悪や・・・・・・グスッ。
パプパプ：腹減ったパプ・・・
ポール：ボウズは無事かぁ〜〜！！吐けやゴルァ！
ボクサー：ポ、ポーラ様ならいたって元気にしておりました！
ポール：ならばよい。行ってよし！
ボクサー：ふぅ・・・やれやれ。（この人たちがいる間大変だな・・・）
スピーカー：ピンポンパンポーン。「ガッツン！箱投げバトル」選手の皆様、
朝食の時間です。４階ホールまでお越しください。

主催者：えーー、皆様、おはようございます。
本日ロケーション戦ということで・・・・・・
クランチ：お？何だろう？
主催者：こちら、洋食スペシャルとなっております！
クランチ：関係ないじゃん！！
主催者：AM８：３０より、部屋に帰って支度をしていただきます。
では、ご堪能あれ！！
ワーワーワーワー
クラッシュ：いぇーーい！！リンゴジャムいただきぃ〜〜っ！
クランチ：俺はスクランブレークで体力を補う！
ニセクラッシュ：ほっへへへ・・・（ギュルルスピー）＜さすがにひどすぎ・・・
ピンストライプ：ずずっ・・・あ〜。やっぱ朝のコーヒーは渋くてうまい・・・
プーラ：かっこつけてるけど決まってないね！
ピンストライプ：うっ、うるさいっ！！
パプパプ：朝ごはん、遅いパプ・・・・・・（ガチャ）
ケータリング・ボクサー：こちら、「ボックス・フレンチトースト」でございます。
パプパプ様は３枚でよろしかったですね。
パプパプ：おおおおおおっ！！！！！来たパプーーーッ！！！
いっただきまぁ〜〜すパプ！！（がっつり）
ケータリング・ボクサー：（早すぎっ！）で、では・・・失礼します！
パプパプ：足りないパプ！
（ガチャ）ケータリング・ボクサー：ディンゴさま、こちら「ローストビーフ」でございます。
ディンゴ：焼肉だぁ〜〜〜！！！
ケータリング・ボクサー：では、失礼します。
ディンゴ：ハフッ、ハフッ。やっぱ、朝は焼肉だーーーー！！！！
ホールでは・・・
ココ：う〜〜ん・・・このポタージュスープ、うちの系列会社のほうが美味しいわね・・・
リラルー：（ドラえもんのテーマのイントロが流れ・・・）コンポタージュ！
グリン：何言ってるの？
リラルー：つっ、突っ込まれた！
ベイビーT：プピピーッ！（野菜ソテーをおいしそうに食べている。）
ポーラ：シャリシャリ・・・（カキ氷を食べている。）
クラッシュ：ポーラ、頭痛くするなよな〜！
ポーラ：ボクは北極育ちだからこれくらいどうってことないワン！
ナレーター：そして・・・今日は何のハプニングも起こらず、
平和なひと時を過ごし、出発した。

そして、AM９：００〜
観客：ワーーワーーワーーワーー
主催者：えーー皆様、長らくお待たせいたしました！
本日の「ガッツン！箱投げバトル」を開始いたします！！
本日のバトルは・・・・・・
Bブロック・アニマルリーーーグ！！！！
観客：ワーワーワーワー
主催者：それでは、早速Bブロックの選手の皆様、控え室１までお越しください！！！
タイニー：ガオオーーゥ！！
ディンゴ：タイニー、行くぞ！
ビクター：準備はいいだろうな？
モーリッツ：あぁ。
ポーラ：行くワン、プーラ君！
プーラ：うん！
ベイビーT：プピーッ！！
グリン：ボクの力を発揮する時が来たか・・・

控え室１で・・・
主催者：えーー・・・それでは選手の皆さんに、行く場所をお知らせします。
一同：どこだろ・・・
主催者：第１回戦！！
タイニータイガー選手、ディンゴダイル選手、
ビクター選手、モーリッツ選手には、こちら・・・
「たいようサンサンビーチ」の特設ステージへ行ってもらいましょう！
ディンゴ：近場でよかった・・・
主催者：それでは、ビーチの方へ向かっています、チックさん！
チック（マイク）：えー、やっと着きました、「たいようサンサンビーチ」！
今日は天気絶好、箱投げ日和ですね！！
こちらの・・・（といってもマイク先なので分からない）特設ステージに、
箱とリンゴが設置されました。・・・あ、スタンバイOKです！
では、早速お願いします。以上中継でした！
主催者：・・・というわけでございます！
グリン：まずい・・・ボク、暑いの苦手だ・・・
主催者：あ・・・そうそう、ポーラ選手とグリン・エース選手には、こちら、
ウィンドスーツ（中で冷風を送るスーツ）を着てもらいます。
それと、タイニー選手、ハンデとして、１００KGの錘を背負ってもらいます。
そしてディンゴ選手。火炎放射器を置いて出発してください。
ディンゴ：あぁ、言わずとも分かってるぜ！
主催者：はい・・・それでは早速バスで出発します！
４人：オーー！！！
ナレーター：さぁ、今回の（といっても１回目）バトルの目玉、
ロケーション戦が、幕を開ける！！
そして走る事１０分、タイニー・ディンゴ・ビクター・モーリッツを乗せたバスが、
ロケーション戦の会場に着いた。
タイニー：ガオオオーーッ！！！
ビクター：がんばるぞ、モーリッツ！
モーリッツ：ぃやぁ・・・いい天気だねぇ。
ビクター：この、御呑気者がっ・・・
主催者：はい、それでは皆さん、バトルの時間です。いきましょう。

特設ステージの中で・・・
主催者：おい、スタッフ〜！スタッフ〜！！マイクとカメラ！
スタッフ：はい、了解しました。
主催者：はい、それではただいまより、本日最初のバトル、
「たいようサンサンビーチ」のバトルがはじまります！！
それでは、バトルスタート！！（グォーーン）
チック：はい、こちらチックです！
いきなり、タイニー選手、爆弾箱をビクター選手に！！
ディンゴ選手、シッポでモーリッツ選手を攻撃したぁぁ！！
モーリッツ：・・・・・・・・・
チック：おおおっと！？モーリッツ選手、念力でブロックを投げた！？
タイニー選手にクリーンヒット！！
タイニー：タイニー、やられた！
ディンゴ：そろそろ本気だそうか・・・
チック：ディンゴ選手、怒りのブロック連投！
３選手、反撃の術がな〜〜い！！！
モーリッツ：いってぇぇ・・・
ビクター：しっかりしろよ、全く！
・・・ぐぶへ！
チック：ディンゴ選手、しつこいほど激しい猛攻！！
エビルツインズ、成す術ない！！
モーリッツ：あ・・・超能力・・・・・・が・・・（バタッ）
レフェリー：モーリッツ・・・？ビクターだっけ・・・・・・？？？
スタッフ：モーリッツ選手です。
レフェリー：モーリッツ選手ダウン！
ビクター：もう・・・ボクちゃん怒ったぞぉぉぉ！！！
とりゃぁぁーーっ！！！！
チック：ビクター選手、すごい迫力！！
気迫でディンゴ選手に反撃！！
ディンゴ：（バラバラバラバラ・・・）ぐわぁっ！！
チック：ディンゴ選手、自分で自分の箱を食らうとはぁぁ！！！
このさきの展開から目が離せないぞ〜〜〜！！！！
タイニー：タイニー、１とうしょ〜う！！
ディンゴ：ブハァッ！！・・・オレの・・・焼肉がぁぁ・・・・・・（バタッ）
レフェリー：ディンゴダイル選手ダウン！（カンカンカーーン！！！）
主催者：バトルイズオーバー！！今回の勝者は・・・
タイニータイガー、ビクターだーー！！
暑い中がんばった彼らに拍手ーーー！！！
観客（スタジアムの中）：オーーオーーオーーオーー
主催者：はい、暑い中ご苦労様でした。ただいま、選手達が戻ってまいります！！
ナレーター：勝選手とチック・スチューを乗せたバスと、負選手を乗せた救急車が、スタジアムに帰ってきた。
主催者：選手が帰ってきたぞーー！！みんな拍手ーーー！！！！
観客：ワーーワーーワーーワーー
主催者：というわけで、「たいようサンサンビーチ」のバトルが終わりました！
それでは、次のバトルの準備をします。
というわけで、スタッフ〜！スタッフ〜！！
ポーラ選手、プーラ選手、ベイビーT選手、グリン・エース選手を
連れてきなさい。
スタッフ：かしこまりました。

さっきのバスの中で・・・
主催者：今回、あなたたちがバトルしていただくのは・・・
「段差のホラーキャッスル」だ！！
ポーラ：涼しそうだね。
主催者：そうそう・・・ポーラ選手とグリン・エース選手には、
先ほど渡したウィンドスーツを着てもらいます。
それでは、出発します！！スチューさん！
スチュー：おう！こんなゴミたれな城、バトルにピッタリってもんだぜぇ！
段差でコケたりしたらウスノロと呼ばれるぜ、ヒヒヒヒ・・・
主催者：はい、ありがとうございます。
それでは・・・３０分ほどかかります。
プーラ：せっかくだから、トレーニングしとこうっと。
グリン：ボクは精神統一を・・・（座禅組んだ）
ベイビーT：プピーッ！
グリン：（ピクッ）ベイビーT君！静かにしてくれたまえ。
ベイビーT：プピピ、プピッ！（分かった！）
ナレーター：まぁ、なんやかんやありましｔ（ｒｙ
バスが、例の機械の島に着いた。
やむをえず、特設ステージまで歩く事となった。
４選手よ気の毒に（ぇ

そして、城を上ること１０分・・・
主催者：えー、こちらが特設ステージでございます。
ポーラ：あーーっ、ヘリ使ったな〜！
プーラ：汚いぞ〜！
主催者：うるさい！！（・・・いかん。）
・・・・・・っと、今のはジョーク。さて、ステージが整ったところで・・・
スタッフ〜！スタッフ〜！！カメラ回せ。
スタッフ：はい、キュウ！
主催者：はい、こちら段差のホラーキャッスルです！
それでは、バトルスタート！！（グォーーン）
チック：よっしゃ、ワタシの出番だ・・・
おおおっっと！！グリン選手、いきなり必殺「ミラクルスピン」炸裂！！！
ベイビーT：ブピッ！（痛っ！）
チック：さらにプーラ選手、怒涛のランニングタックル！
現実でいえば電車に轢かれるくらいの迫力！！
もはや「箱投げバトル」という趣旨を忘れているぞ〜〜！！！
ポーラ：それじゃ、そろそろ行くワン！！
チック：ポーラ選手、背中で箱を抱え、ダッシュで投げた！！
しかも、体当たりと箱がヒットしたプーラ選手、なすすべがな〜い！
そして！！グリン選手、気味が悪いほどに攻撃をかわしている！！
もはや彼に敵なしか！？！？
グリン：ふむ・・・なかなか決着がつかないなあ・・・（ドガッ）
チック：ありゃりゃ！グリン選手、ベイビーT選手のパワフルな爆弾箱がクリーンヒット！！
目を回して動けないぞぉ！！大丈夫かぁぁ！！？
グリン：はう〜目が・・・（バタッ）
レフェリー：グリン・エース選手ダウン！
チック：なんと！！３選手がにらみ合っているぞ！？
勝ち抜くのはいったい誰だ！
ポーラ：主役はボクだわん！主人公でもあるクラッシュを乗せて走ったことがあるんだ！
プーラ：いくら主人公でも、頭がアホなクラッシュを乗せるより、
頭がよくてスタイルのいいココを乗せて走ったほうが、よっぽど絵になってるもんね！
そんな真っ白けっけのキミに、何がわかる！！
ポーラ：なんだとお！ガルルル・・・
ベイビーT：すきあり！！
チック：おっとぉ！ベイビーT選手、にらみ合っている選手に爆弾を直撃！！
２人ともにらみ合いでパワーを切らしたか、ふらふらだ〜〜！！
ポーラ：はぁはぁ・・・無駄な事しすぎたわん・・・
プーラ：げ、限界だ・・・
ベイビーT：プッピ〜！（とりゃ〜！）
チック：おっと！！ベイビーT選手、渾身の箱投げ！！
２選手、どちらが先に倒れるのか！？
ポーラ：うう・・・・・・
プーラ：へぇへぇ・・・（バタッ、バタッ）
レフェリー：えーーと・・・これは？？どちらが・・・？
チック：何と！ポーラ選手、プーラ選手が同時に倒れた！？
今のをスーパースローカメラで見てみましょう！！
（ナレーター：ポーラが０、１５秒早く倒れていた。）
（カンカンカーーン！！！）主催者：結果、ポーラ選手まさかの敗退！！
よって勝者は・・・プーラ、ベイビーTだーーー！！！
薄汚い城の中で耐え抜いた彼らに拍手ーーー！！！
観客：ワーワーワーワー
主催者：これにて、Bブロック第１回戦は終了しました！
１回戦勝者は、タイニータイガー、ビクター、プーラ、ベイビーT選手です！！
そして敗者は、ディンゴダイル選手、モーリッツ選手、ポーラ選手、グリン・エース選手です。
残念でした。でも、逆転のチャンスもありますので気を落とさないでください！！
それでは皆さん、ごきげんよう！！
次はCブロック・懐キャラリーーーグ！！！
と行きたいところ、あいにく昼休みとなってしまいました！！
１時間後Cブロックの選手の皆様は控え室へお越しください！！
観客：ワーワーワーワー
ナレーター：こうして、波乱万丈のロケーション戦がひと段落。
その後、ベイビーTを乗せたバスと、ポーラ、プーラ、グリンを乗せた救急車が、スタジアムに帰ってきた。（第２部　完）

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