クラッシュバンディクー〜ガッツン!箱投げバトル〜


たクラッシュさん作

第2話・第3部◆Cブロック・懐キャラリーグ

ナレーター:昼休み、クラッシュ達は暇なので出店めぐりを始めた。
Cブロックの選手たちは、スタッフの持ってきた弁当を楽屋で食べていた。
クラッシュ:お、「ホット・ボックス・ドッグ」ってのうまそうだぜ!
クランチ:俺は「アーネストの産地直送フェア」がいいぜ!
ココ:じゃ、30分後、座席に帰ってきてよ。
2人:オッケ〜!
ナレーター:3人は昼休み中、別行動をする事にした。
???:いらっしゃいませ〜ホット・ボックス・ドッグはいかがで・・・
く、クラッシュ!
クラッシュ:あっ、タウナ!何故こんなところに?
タウナ:今日はここでバイトしてるのよ〜ン。
クラッシュ:ひそひそ・・・(ピンストとはもう別れたの?)
タウナ:・・・・・・今日のオススメは「ホット・ヴィクトリー・ドッグ」よ〜ン。
クラッシュ:あっ、話変えられた・・・じゃ、それでいいや。
タウナ:しめて10りんごドルねぇ〜ン。
(チャリン)村おこしくるスタンハンセン〜(クラッシュにはそう聞こえる。)
クラッシュ:?

クランチ:よぉ、アーネスト!
アーネスト:え?あなた誰でしたっけ?
クランチ:ズコッ!!クラッシュ5であっただろう、クランチだ!
アーネスト:あぁ、クラッシュの親友の・・・お久しぶりです。
クランチ:それより、どうしてこんなところに?
アーネスト:じつは・・・うちの農場が悪い虫に占領されちゃって・・・
野菜は売れなくなり、土地は差し押さえられて・・・
どうしようもなくなって、都会のほうに一戸建ての貸家があったから、
そこで家庭菜園をやってるんだ。
やっぱ都会の土で育った野菜はまずくてしょうがなくて・・・(ボリッ)
クランチ:そんなことないじゃん!落ち込むなよ!!
アーネスト:あぁ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・って、金払ってくださいよ!
クランチ:おっと、ゴメンよ!いくら?
アーネスト:タスマニアンキャロット2本、タスマニアキャベツ1個だから、11りんごドル。
クランチ:あいよ。
アーネスト:ありがとうございました〜
クランチ:今のタスマニアも暗くなったなぁ〜・・・
今考えるとこの大会は景気が良すぎる気が・・・
ナレーター:ココは、こっそり裏口へ忍び込んで、何か主催者に関する手がかりを集めた・・・が、
まだたいした手がかりは集まっていない。
ココ:まぁ、まだ時間はあるし・・・
ナレーター:そして、Cブロック、懐キャラリーグが幕を開ける。
主催者:えーー、長らくお待たせいたしまして、
ただいまより、Cブロック第1試合を開始したいと思います!!
観客:オーオーオーオー
主催者:では、現場のチックさんにインタビューしてみましょう。
チック:えー、チックです。こちら「原住民の村」にて、
ただいまスチューと連名でバトルの許可が下りました。
勝者には、村長のパプパプ氏より特別賞が送られるそうです。
主催者:ほほぉ!これは面白いバトルが期待できますね。
では、スタッフ〜!スタッフ〜!!
リパールー、リラルー、コアラコング、ピンストライプ選手を連れて行きなさい。
スタッフ:かしこまりました。
ナレーター:そして、4選手は例のバスに乗り、原住民の村に着いた。
勿論ピンストライプはマシンガン所持を拒否された、らしいが・・・
主催者:スタッフ〜!スタッフ〜!!
原住民:オイ、ソコノモノ!
主催者:あ、いや・・・怪しいものでは・・・
パプパプ:その人を放すパプ!その方は大会の主催者パプ。
乱暴なことはするでないパプよ。
原住民:ソウダッタノデスカ。
主催者:あ、いいですよ・・・では、気を取り直して、バトルスタート!!(グォーーン)
チック:さて、自然の中でバトルは幕を開けた・・・
なんと!?リパールー選手、足で箱をつかんで投げた!?
逃げ惑うコアラコング選手に直撃ィィッ!!
コアラコング:大スターさまになんてことしやがる!!
チック:コアラ選手、自慢の怪力で3つ箱投げ(みつばこなげ)!
ピンストライプ選手、リパールー選手、成す術がない〜〜!!
リラルー選手も、シッポで敵を叩きながら箱を投げている!
今後の展開から目が放せな・・・・・・・・・
ピンストライプ:へへ、くらえ!!
ナレーター:ピンストライプが、まさかの拳銃を隠しポケットから取り出した!
チック:これは何ということだ!!ピンストライプ選手が拳銃を!!!
原住民たちの顔が赤くなってるぞぉぉ!!
レフェリー:ピンストライプ選手、拳銃所持につき失格!!
原住民:キサマ、ワガムラヲキヅツケヨウトシタ。ショケイ。
パプパプ:やれパプ!
ピンストライプ:ヒィィイ〜〜〜!!!ご勘弁を〜〜っ!!
チック:・・・(唖然)ええ、ピンストライプ選手、まさかの失格!!!
スタッフ:ぼそぼそ・・・(辞退ということにしておいてください。)
チック:えー、ピンストライプ選手は辞退しました。さて・・・
リラルー選手、ひっそり生き延びている!ギャグなどやって余裕そうだぞぉ!!
それに比べリパールー選手、コアラコング選手、バテバテだぁぁ!!!大丈夫かぁ!?
リパールー:ギャッヘヒヒヒヒヒ・・・・・・
コアラコング:大スターさまなるもの・・・ここでまけるわけには・・・
食らえ!!
リラルー:なんや!
リパールー:ぎゃへへへへへひひひひ・・・・・・(バタッ)
チック:おおおーーーっと!!!元気だったリパールー選手が・・・
レフェリー:リパールー選手ダウン!(カンカンカーーン)
主催者:バトルイズオーバー!今回の勝者は・・・
リラルー、コアラコングだーーー!!!
原住民の熱い視線をもろともせず戦い抜いた彼らに拍手ーー!!!
観客:ワーワーワーワー
主催者:えー、ただいま第2バトル、「ゆきやコンコンの谷」へ、
スチュー選手とスタッフが準備へ行っております。スチューさん!
スチュー:おう!ここはさみぃな!こんなときは、
ファイターどもの、アツイファイトを見ているとよぉ、
こちとら暖まるってもんだぜぇ!!
主催者:えー、ありがとうございました。
ナレーター:いつものように、バスと救急車はスタジアムに帰ってきたが・・・

原住民:アシカセ、デキマシタ。
パプパプ:よし・・・・・・ヤリで突けパプ!!!
原住民:リョーカイ!!(チクッ、ブスッ)
ピンストライプ:うぎゃぁぁぁ〜〜〜〜!!!!!

主催者:・・・・・・あれ??今思えばパプパプ選手が2人・・・
確かにさっきまで会場に居たはずなのに・・・???
さっぱり分からんぞ・・・・・・
おっと、独り言失礼しました。
ただいま、ゆきやコンコンの谷に到着いたしました!スチューさん!
スチュー:うぅブルブルブル・・・っと、今のはジョークな!
アツいバトルで、会場を大いに盛り上げてやってくれぇい!
頼んだぜベイベ〜!!
主催者:それではバトルスタート!!(グォーーン)
チック:さぁ、始まりました・・・が、寒さで
ほとんどの選手の動きが鈍ってるぞぉ!大丈夫なのか!?
そんな中・・・雪国出身ポール選手、箱をしょって投げている!!
3選手、成す術がな〜〜い!!!
ポール:げへへ!お前ら、オレの一人勝ちでいいのかぁ!
ジョー:さささささ、寒いぞぞぞぞぞぉー!!
モー:オラたちの必殺剣技が使えないから、代わりに箱を次々投げてやるんだな!
兄貴、しっかりするんだな!
ジョー:うるすすすすすぇぇぇぇぇ!!!
パプパプ:腹減ったパプ!!!
チック:・・・もはやバトルになってませんね・・・
レフェリー:とりあえずバトルは続けます。
チック:あっと!ここでコモド・モー選手の連続箱投げ!!
威張っていたポール選手失速!大丈夫かぁぁ!?
その横でジョー選手、まだ震えている!!頑張れぇっ!
パプパプ:パプパプ、腹へってもうだめパプ〜〜!!(バタッ)
レフェリー:パプパプ選手ダウン!
チック:おっと、ここで名物「ふぶき」登場!!
モー選手、谷底へ流されそうだ!耐えるんだ〜!
ポール:がはは!雪国育ちのオレ様にはちっとも答えないぜぇ!!
くらえ、爆弾3連射!!!
ジョー:いっ痛たたたたたいいいい!!!(バタッ)
レフェリー:コモドジョー選手ダウン!(カンカンカーーン)
主催者:バトルイズオーバー!!今回の勝者は・・・
コモドモー、ポールだーーー!!!
寒さを押しのけ戦い抜いた彼らに拍手ーー!!!
観客:ワーワーワーワー
ナレーター:PM7:00。波乱だらけのCブロックの1回戦も決着が付いた。
主催者:今度の勝者は・・・
リラルー、コアラコング、コモドモー、ポール選手だぁぁぁ!!!
敗者は・・・リパールー、コモドジョー、パプパプ選手です。
くどいようだが復活のチャンスはあるのでネバーギブアップ!
それでは、本日のバトルは以上です!皆さん、ごきげんよう!!
観客:ワーワーワーワー
主催者:明日のバトルは・・・Dブロック・ネッターリーグ!!
サイトの方々に名前提供いただいて行えるスペシャル・バトルの連発だ!!
これからも目が離せないぞぉ〜〜!!!!
観客:オーーオーーオーーオーー
主催者:・・・ですが、明日のバトルはこれだけです。
観客:えーえーえーえー
主催者:明日の午後からは会場のメンテナンスにつき試合を中止とさせていただきます、あしからず・・・
ココ:おっと・・・これはひとつのチャンスね・・・
クランチ:ココ・・・くれぐれも気をつけるんだぜ・・・
主催者:おぉっと、そこ!何をしゃべってるんだい!?
さあさあ、選手の皆さん!早速ボックス・ホテルに移動していただきます!
部屋割りは昨日からと同じで、これからも過ごしていただきます。
では、スタッフ〜!スタッフ〜!!
選手ども・・・いや、選手の皆さんをホテルに案内しろ。
スタッフ:では選手の皆さん、ついてきてください。

ボックス・ホテルのホールは、広々したシャンデリアつきの屋上に
豪華なインテリア、ちょっと落ち着けるようにソファーとテーブルが置かれている。
コルテックス:ふぅ・・・ワシの作戦もつまり気味・・・
エヌジン:そんなに気を落としなさるなって。それより・・・
コルテックス:あぁ・・・またウカウカ様の雷が待っている・・・
ナレーター:と、そこにバンディクー一家が通りかかった!
クラッシュ:いや〜戦ったあとの風呂は最高に気持ちいいな〜
クランチ:お前今日戦ってねぇだろ!
クラッシュ:あ、そっか〜・・・てへっ・・・
ココ:お兄ちゃんったら・・・相変わらずのんきなんだから・・・
エヌジン:しーーーっ・・・・・・
クラッシュ:・・・んん??
コルテックス:や、やばい・・・・・・
クラッシュ:・・・なぁんだ・・・変なのがいると思った・・・
ココ:そんなのがいたらやりきれないわよね〜。
クランチ:大丈夫だ、ガードマンがしっかり見張ってくれてるからな!
エヌジン:(どーーしてお前が胸張って言うかな・・・)
コルテックス:(うるせぇ、うるせぇ!こっちのセリフでぇ!)
クラッシュ:・・・・・・やっぱ何か変な気が・・・ま、いいか!
早く部屋帰って、置いてあるリンゴーフル(リンゴ味のゴーフレット)でも食べたいなぁ〜
クランチ:お前は食うことしか頭にないな〜
クラッシュ:うるさいっ!
コルテックス:ふぅ・・・どうやら行ったようだな・・・

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